今日は、引き寄せの法則を活用した「自分ノート」の作り方をご紹介したいと思います。
今の自分も好きだけど、もっとすごい自分になりたい、これまでは何をやってもダメで他人を羨んでばかりだったけど、もっと自分を好きになりたい、夢や目標を叶えてなりたい自分になりたい。
そんな人に、今日はノート1冊で人生を変える「自分ノート」という方法をご紹介します。
なりたい自分になれない理由
「なりたい自分になる」
誰しも何度か決意したことがあると思います。
夢とか目標とかを熱く語って、3日後にはもとの生活に逆戻り。
あなただけではなく、ほとんどの人がそうなのではないでしょうか。
だからこそ、引き寄せの法則や自己啓発系のメソッドが巷(ちまた)で大人気なわけです。
実際問題、夢や目標を熱く語る人ほど叶いにくいでしょう。
なぜなら、熱く語らなくてはならないほど、夢や目標を達成することが難しいと考えているから。
難しいと考えているから、それを達成するには努力が必要となるわけです。
私が月収12~15万円ほどの頃、目標にしていたのは月収100万円でした。
そのときには、月に100万円稼ぐのはとても大変なことだと思っていました。
しかし達成した今では、それが当たり前というか、それほど難しいこととは感じなくなっています。
このように、夢や目標を達成するには、その夢や目標を達成するのが当たり前に感じるようになることが大切なわけです。
今回ご紹介する「自分ノート」の方法は、自分の夢に対する認識を変え、無理なく目標を達成するための心を作るためのものです。
お気に入りのノートを見つける
この「自分ノート」の方法では、外出するときも仕事に行くときも、普段からノートを持ち歩きます。
そのため、大学ノートなどではなく、少し小さめで無理なく持ち歩けるサイズがおすすめです。
もちろん、いつもカバンの中に入れて持ち歩けるのなら大学ノートなどでも問題ありません。
また、いつも持ち歩くので、デザインがよかったり手触りがよかったりなど、気に入ったものを手に入れるようにしてください。
いつも取り出して触りたくなるようなノートが理想的です。
自分の長所・短所を書き出す
ノートを手に入れたら、最初の見開きのページに自分の長所と短所を書いていきます。
思いつくままに書きなぐってもいいですし、左は長所・右は短所など分けて書いても大丈夫です。
あなたのやりやすい方法で書き出してください。
だいたいそれぞれ30個を目標に書き出します。
もっと書けるのなら書けるだけ書いて構いません。
この作業をすることによって、自分がどういう人間か、もっと正確に言うなら、あなた自身が自分のことをどういう人間だと思っているのかが分かるようになります。
普段見ないようにしていた自分の嫌いな部分にも、この機会に向き合ってみてください。
短所を長所に言い換える
長所と短所を書き出したら、短所を長所として言い換えれないか考えてみましょう。
たとえば、
- 何事にもルーズ → おおらか・細かいことは気にしない
- 神経質 → 細かいことにも気がつく・気遣いができる
- 見栄っ張りでおごってしまう → 気前がよく面倒見がいい
という感じです。
するとどうでしょう、あなたの短所がなくなり、すべて長所になりました。
このように、味方を変えればあなたが欠点だと思っていたことだってあなたの魅力になるわけです。
あなたが劣等感や自己否定感を持っているのなら、それはあなた自身に原因があるわけではなく、あなたのとらえ方に原因があるのです。
これまでの人生で築いてきた価値観や信念によって、あなたはあなた自身を否定してきたにすぎません。
時間にルーズな自分に罪悪感を覚えるのは、あなたが「時間は守るべきもの」という価値観を持っているからです。
この作業によって、それを実感して頂ければと思います。
なお、なぜこういった作業をするのかというと、あなたの劣等感や自己否定感の正体を知って頂くためです。
そしてそれが、対して意味がないものだと気が付いて頂くためです。
劣等感や自己否定感は、夢や目標を達成するのに邪魔になります。
あなたがあなた自信のことを夢を叶えるのにふさわしい素晴らしい人間だと思うことができれば、夢は当然のように叶うのです。
夢や目標などを書き出す
次は、あなたのやりたいこと・なりたいもの・願いごと・夢や目標などを書き出します。
ここで重要なのは、「こんな夢は叶わないだろうな…」「これはちょっと難しそうだな…」などと考えずに、制限なく自分の夢を書き出すことです。
本当は月収100万円ほしいのに、100万円は難しそうだから50万円と書くなんてことはしないでください。
恋愛、仕事、ライフスタイル、お金、いろいろなことに思いを巡らし、思いつく限り書き出します。
この作業は、ウンウン悩んで取り組むのではなく、ワクワクしながら取り組むのが理想的です。
というより、この作業をしていると、自然とワクワクしてくるはずです。
なぜなら、あなた自身の夢や目標について思いを巡らしているからです。
逆に悩んで疲れてしまうようであれば、あなたは世間体や誰かと比べたうえでの幸せなどを考えたうえで自分の夢や目標を決めようとしているかもしれません。
そういった目標はあなたを苦しめるだけですので、早い段階で手放してください。
夢や目標を簡潔な文章にしてリスト化する
夢や目標を思いつく限り書き出したら、今度はそれをリスト化します。
前の作業で思いつくまま夢や目標を書き出してもらったので、中には似たものや内容が重複するものもあると思います。
そういうものはできるだけ一つにまとめて、できるだけ簡潔なで、かつあなたの夢・目標を的確に表現した文章を作りましょう。
そして、ここがこの「自分ノート」の方法の最も肝となる部分なのですが、自分の夢・目標を「私は~したい」「私は~になりたい」という風に書くのではなく、「私は~している」「私は~である」という風に、現在形で書くということです。
「私は~したい」「私は~になりたい」という形で書いてしまうと、「~になっていない自分」にフォーカスしてしまうことになり、これまでと変わらず、夢や目標を熱く語りながらも三日坊主になってしまうという結果になってしまいます。
この夢や目標の「持ち方の違い」がこれまでとは違った未来をあなたにもたらすことになりますので、しっかり意識して文章を作りましょう。
夢・目標の数に特に制限はありません。
重複する部分のなるものはできるだけまとめながらも、無理に数を絞る必要はありません。
また、上に書いたものほど叶いやすいとかもないので、順番も気にすることはありません。
私の場合も、一番初めに叶ったのは5個あった目標のうちの4番目に書いていたものでした。
願望リストを繰り返し書く
外出時や通勤など、いつも自分ノートを持ち歩き、空き時間などを利用して先ほど作った「夢リスト」を上から順に繰り返し書いていきます。
一日に書く量も、無理のない範囲で決めて頂ければかまいません。
私の場合はノート見開き1ページと決めて毎日書いていましたが、1日5回繰り返し書くとか、あなたの生活環境や状況に合わせて無理のない分量を設定して頂ければよいかと思います。
書けば書くほどその目標や夢があなたにとって当たり前のことになるのが早いのは事実ですが、それよりも大事なのは毎日継続することです。
人間というのは、案外毎日なんとなく生きているものです。
夢だ目標だと熱く語ったところで、ほとんどそれとは関係のないことに時間と情熱を費やしているものです。
しかし自分ノートに目標や夢を書くことで、毎日それについて考える時間を持つことになります。
引き寄せの法則には「思考をある対象に一定以上の強さで、一定以上の時間傾けることで引き寄せが始まる」という特徴がありますので、その意味でもこの方法は効果的というわけです。
以上が、夢や目標を叶えてなりたい自分になるための自分ノートの作り方です。
くれぐれも、1日に取り組む量は無理のない範囲で設定し、継続して取り組むことを最優先にしてくださいね。