「いくら食べても体重が減る」引き寄せの法則ダイエット

2016.03.25 2022.08.14 引き寄せの法則
  • たくさん食べると太る
  • 甘いものを食べると太る
  • 暴飲暴食すると太る
  • ストレスで太る
  • 夜更かしすると太る
  • 睡眠不足だと太る
  • よく噛まないと太る
  • 間食を摂ると太る
  • 炭水化物を食べると太る
  • 30歳を超えると太る
  • 運動不足だと太る
  • 食べてないのに太る
  • 脂っこいものは太る
  • 朝ご飯を抜くと太る
  • お酒のあとのラーメンは太る
  • ダイエットしてもリバウンドする

あなたは食べ物に対して、上記のような信念を持っていないでしょうか?

もしかしたらあなたは「そんなの常識でしょ?」と思っているかもしれません。

しかしこれらの「常識」と言われているようなことは、あなたがこれまでの人生経験で作り上げてきた信念に過ぎません。

あなたが食べ物に対するこれらのことを潜在意識のレベルで受け入れてしまっているため、太るのはとても簡単で、やせるのはとても難しいことになってしまっているのです。

引き寄せの法則から考えるダイエット

人生や宇宙の法則について数々の著書を残されている故・小林正観さんは、書籍『ありがとうの神様』の中で、

私は、18歳のときから、体型も体重も変わっていません。その秘訣は、「私、何を食べても、どんなに食べても、○kgまでやせちゃうのよね」と言いながら食事をすることです。

と言っています。

小林正観さんは、このような信念を持っているので、普通の人よりたくさん食べてもまったく太らず、ご自身の理想の体重・スタイルを維持していたそうです。

ここでポイントなのは、「何を食べても太らない」ではなく、「○kgまでやせる」という信念を持つことです。

小林正観さんは同書の中で、以下のような悩みを持つ人が紹介されています。

私は、体重が70kgあります。3か月前から『何を食べても太らないんです』と言いながら食事をしているのですが、今も体重は70kgのままで、全然やせません。どうしてですか?

これに対して、小林正観さんは以下のように回答しています。

『何を食べても太らないんです』と言いながら食べたのですよね? だから、70kg以上には太っていませんよね。『何を食べても太らないんです』には、『やせる』とか『細くなる』という情報は含まれていません。『太らないんです』と言ったとおりに、70kg以上には太らなかったのではないでしょうか

減量に意識を集中するのは逆効果

また『ザ・シークレット(著/ロンダ・バーン、翻訳/ 山川 紘矢&山川 亜希子&佐野 美代子、角川書店)』では、著者のロンダ・バーンさんが体験した、ダイエットにまつわるエピソードが紹介されています。

減量に意識を集中すると「もっと減量しなくてはならなくなること」を引き寄せます。ダイエットが成功しないのはそのためです。「減量しなくてはいけない」という気持ちを捨てましょう。減量に意識を集中していると、減量しなくてはならないもの(体重)を永遠に引き寄せてしまうのです。

– 『ザ・シークレット(著/ロンダ・バーン、翻訳/ 山川 紘矢&山川 亜希子&佐野 美代子、角川書店)』 –

一般常識と照らし合わせると、にわかには受け入れがたい考え方だと思います。

通常、ダイエットというと、過酷な食事制限や運動を実践することで、目標の体重やスタイルを目指していくことになります。

しかし『ザ・シークレット』では、そのようなことが必要とは一切書かれていません。

著者は

あなたの体重が増えるのは、すべて思考が原因だ

と言っています。

ですから、あなたが理想的なスタイルや体重をイメージしていれば、それがあなたのもとに引き寄せられます。

多くの人が太る原因は過食だと信じています。しかし、その考えは為にならないばかりか、私に言わせると間違いです! 体重が増える原因は食事ではありません。思考が全ての原因だという事を思い出してください。そうすれば体重も理想的になります。

思考を呪縛から解き放ちましょう。過食があなたを体重オーバーにすると思わなければそうなりません。

– 『ザ・シークレット(著/ロンダ・バーン、翻訳/ 山川 紘矢&山川 亜希子&佐野 美代子、角川書店)』 –

また、私が個人的に大事なことだと思うのは次の記述です。

最適な体重とは自分が快いと感じる体重を言います。他人がなんと言おうと関係ありません。あなたにとって心地良いと感じる体重があなたの最適な体重なのです。

-『ザ・シークレット(著/ロンダ・バーン、翻訳/ 山川 紘矢&山川 亜希子&佐野 美代子、角川書店)』-

特に若い女性に多いように感じますが、体重という「数字」のみにこだわり、無理な食事制限を行い、ひどい場合には拒食症になってしまう人がいます。

もしその人が、数字や周囲の目、プロモデルの言葉などの情報に振り回されることなく、自分のイメージをしっかり持つことができていたら結果は違うものになっていたでしょう。

水しか飲んでいないのに体重が増える?!

以前どこかのブログで読んだ体験談には、

水しか飲んでいないのに体重が増えた

というものもありました。

この方はのちにイメージをしっかり持つことで、理想のスタイルを手に入れたようですが、多くの人は食事が太る原因だと思考してしまっているため、このようなことが起こってしまうのです。

多くの人が自分の体重が減らなくて悩んでいますが、逆に「いくら食べても太れない」と悩んでいる人にも、同じことが言えます。

太れなくて困っている、という人は「ガリガリにやせた自分」をイメージしてしまっているため、その思考に引き寄せの法則が働いているわけです。

引き寄せの法則の観点から見れば、食べたものがあなたの体重・スタイルを決めるのではありません。

あなたのイメージがそうさせているのです。

ですから、あなたが「理想のスタイル・体重の自分」をイメージしていれば、身体はあなたに必要なものを取り込み、必要以上のものは外に出してくれます。

「太りやすい自分」「ガリガリにやせた自分」というイメージはどこから来るのかというと、小さいころに両親から「ころころ太ってかわいいね」とか「もっといっぱい食べないと大きくなれないよ」などと言われた記憶が原因の一つと考えられます。

食べ物に対する信念を書き換えてダイエットする方法

それでは、食べ物に対する信念を書き換えるには、どうすればいいのでしょう?

結論から言えば、アファメーションとイメージングがおすすめです。

どちらも引き寄せの法則を活用するための方法としてよく紹介されるものですが、ダイエットにも効果的というわけです。

アファメーション

上で挙げた小林正観さんの言葉を参考に、私なりに少しアレンジしてアファメーションのサンプル文を作ってみました。

目標よりも体重が多い、という場合は①の文を、現在ベスト体重の人は②の文を使ってみてください。

また最後に「ありがとうございます」を追加しているのは、あなたに理想の体重を引き寄せてくれる潜在意識への感謝を伝えるためと、「ありがとう」という言葉自体のパワーを利用するためです。

  1. 私は何をどんなに食べても○○kgまでやせてしまいます、ありがとうございます。
  2. 私は何をどんなに食べても○○kgをキープしています、ありがとうございます。

イメージング

あなたがベスト体重・理想的なスタイルでいるところをイメージします。

「理想の体重になりたい」という思考にとらわれず、理想の体重・スタイルで軽やかに生活しているあなたを、実感(臨場感)を伴ってイメージできるようになりましょう。

あなたは理想の体型になったら、何をしたいですか?
どんな服を着て、どこに出掛けたいですか?

それらをイメージし、ワクワクしながら、幸せをかみしめましょう。

イメージであろうと現実であろうと、潜在意識はあなたが臨場感を持って見た風景を現実として受け入れます。

そして、もし現実世界がその「潜在意識が受け入れた現実」とギャップがある場合には、そのギャップを埋めようと動き出します。

潜在意識と引き寄せの法則で4か月で10kgのダイエットに成功した体験談

数か月前のある日、たまたま私の若い頃の写真を見つけた妻に、こんなことを言われました。

ねぇ、なんか太ったね

20代前半の頃、私の体重は特に食事制限などすることもなく、いつも56Kgくらいをキープしていました。

しかし10年経ち30代前半になった私の体重は、なんと67Kg。

実に11Kgも増量してしまったことになります。

普段は特に体型など気にする方ではないので気にも留めていなかったのですが、改めて若いころの写真と今の自分を見比べてみると、たしかに一回り大きくなっているように思えました。

特に顔は一回り大きくなり、お腹と太ももは脂肪が厚く乗って余裕でお肉がつまめます。

以前から

潜在意識と引き寄せの法則でダイエットができるのか?

ということに興味があったので、これはいい機会を利用して早速実践してみることにしました。

知らずに持っていた「30歳から太りやすくなる」という信念

まずダイエットするにあたって私がしたことは、自分が自身の体型や体質についてどのような信念やイメージを持っているかの確認でした。

食事量を振り返ってみると、ごはん(白飯)は必ず2杯以上、外食時にはほとんどの場合大盛り以上を頼んでいました。

ときには2~3人前を一人で平らげることもありました。

高校生の頃は育ち盛りのため、これくらい食べても普通ですが、社会人になってからも食べる量が減らず、一緒に食事をする友人に驚かれることも度々ありました。

にもかかわらず私が食事の量を控えようと考えなかったのは、小さいころから両親に

やせの大食い

と言われて育ち、また自身も

食べても太らない

というセルフイメージを持っていたからだということに思い至りました。

そして、また同時に、

30歳からは太りやすくなる

という信念を持っていることにも気が付いたのです。

というのも、私には昔から大好きなアーティストがおり、その人がテレビか何かのインタビューで「30歳からは太りやすくなるので、気をつけようかなと…」と答えているのを見たことがあり、それがたまに脳裏に浮かんでくるからです。

そのため、これまで「いくら食べても太らない」というセルフイメージ通りの自分が、30歳を超えたことで「太りやすくなる」という信念が影響するようになり、30歳以降の数年間で11Kgもの増量… という現実を引き寄せたということになります。

好きな人や大切な人の言葉というのは、強く心に残りやすいです。
そのため、私のようにそれが信念となって潜在意識に刷り込まれてしまうこともよくあることかもしれません。

「ダイエット=つらい」という最大の障壁

ところで、ダイエットというとあなたはどんなイメージを持っているでしょうか?

おそらく、

筋トレや有酸素運動、そして食事制限を行うつらいもの

というイメージではないでしょうか?

かく言う私も、そういうイメージを持っていました。
(とはいえ、これまではダイエットとは無縁の体型をしていたため、それに取り組む機会もなかったわけですが…)

引き寄せの法則の観点から見ると、多くの人がダイエットに挫折してしまう理由は、この

ダイエット=つらい

という信念が原因と考えられます。

本来、つらいと思いながら取り組む運動や食事制限が、続くはずはないのです。

逆にサークル活動などで楽しんでスポーツに取り組んでいるときには、時間を忘れて没頭したり、恋愛をすることで食事がのどを通らなくなり、するすると痩せたという話はよく聞きますよね。

「ダイエット=つらい」という信念を書き換える、「楽しい」「好きな人と恋人関係になりたい」などのポジティブな感情とリンクさせるなど、潜在意識&引き寄せの法則からのアップローチはいろいろと考えられますが、重要なのは

「つらい」「苦しい」などのネガティブな感情やイメージの延長線上にダイエットを置いてしまわない

ことだと考えられます。

ダイエットのために、私がやったこと

それでは、ダイエットのために私は何をしたのか?

それは、運動でも食事制限でもなく、信念の書き換えとセルフイメージの修正です。

まず、若い頃の自分の写真を眺め、また、そのころの記憶を思い起こして自分の身体が動いている感覚(スポーツをしているときのスピード感など)をイメージします。

これについては、自分にとって理想の体型である芸能人などの写真を眺めてイメージしてもいいかと思いますが、私の場合は自分のやせていた頃の写真がイメージしやすかったので、それを利用しました。

次にアファメーションです。

私の場合は

私はいくら食べても理想的な体型です、ありがとうございます

というアファメーションを取り入れました。

ここで注意なのは、「私はいくら食べても太りません」としないことです。

アファメーションのコツの一つとして、ポジティブな言葉で文章を作るというのがあります。

それは、ネガティブな言葉はネガティブなイメージを発生させるためです。

いくら文章全体としてポジティブな内容になっていても、ネガティブなフレーズはネガティブなイメージを誘発してしまいます。

ちょっと試してみて頂きたいのですが、

  • 太らない
  • 太りたくない

という言葉を聞いたとき、あなたの頭にはどのようなイメージが湧いたでしょうか?

きっと太ったお腹とか、太った人のイメージが浮かんだのではないでしょうか?

反対に

  • やせている
  • やせたい

という言葉を聞いたときはどうでしょう。

すっきりとしたお腹とか健康的な体型の人のイメージなどが浮かんできませんか?

このように言葉というものには、私たちの想像以上に強い力があります。

ですので、アファメーションに限らずですが、できるだけポジティブな言葉を使うように心がけて頂きたいと思います。

そしてアファメーションと並行して、イメージングにも取り組みました。

「理想的な体型で生活している自分」をイメージします。

後述しますが、ちょっと仕事が忙しくなったこともあり普段より確保できる時間が少なかったのですが、それでも隙間時間を利用して取り組むようにしました。

ダイエットに引き寄せの法則を活用した私に、何が起こったか?

こうして私は、引き寄せの法則をダイエットに活用していきました。

その結果、何が起こったと思いますか?

まず、にわかに仕事が忙しくなり、ときには昼食をとる暇もなかったり、深夜までかかり夕食を取る気力もなく就寝、というような日々が断続的にやってきました。

また、友人との待ち合わせ場所が徒歩で移動する必要があるところだったり、取引先の方にアウトドア系のスポーツに誘われたりと、不思議と身体を動かす機会が増えていきました。

他にも、親戚からどっさりと野菜が送られてきたり、ふと気分転換に散歩に出掛けたくなったりと自然と生活に変化が現れるようになったのです。

その結果、気付けば4か月で10Kgの減量に成功し、現在の体重は57Kgです。

この期間、特に自分で食事に気をつけたりだとか、嫌々身体を動かすというようなことは一切していません。

自然な形で、つまり食事と取る暇がなかったり、ダイエット向きな食材が手に入ったり、楽しみながら身体を動かす機会にめぐり合えたりということが起こったというわけです。

ここでポイントなのは、「食事と運動によってやせた」という点です。

これはやせるためには食事制限と運動が必要不可欠という意味ではなく、私自身が食事と運動はダイエットに欠かせない要素だと考えている(=そういう信念を持っている)ということだと思います。

そのため、潜在意識と引き寄せの法則に働きかけた結果として、自然と食事制限され、身体を動かすという現実を引き寄せたのだと考えられます。

ですので、ダイエットと「食事・運動」を結び付けないで考えられる人は、別の形でダイエットを達成するのだと思います。

自分自身の体型には、セルフイメージが大きく影響してきます。

見方を変えればセルフイメージによって、

やせてる人はいつもやせていて、太っている人はいつも太っている

とも考えられます。

「太っている」というセルフイメージをもったまま食事制限をするというのは、大変な苦痛を伴うものでしょう。

でも「やせている」というセルフイメージを持っていれば、自然と食欲が控えめになっていて、食事を摂る量が少なかったりするのだと思います。

また、同じだけの量を食べていたとして、そこからどれだけの栄養を摂取するのかというのも、もしかしたら潜在意識がコントロールしているかもしれません。

私たちは普段、意識することなく常に呼吸をしているわけですから、潜在意識がそんなところまで制御していたとしても不思議ではないように思います。

○○だから太る、という信念を手放そう

私たちは毎日食べ物を摂っているため、食べ物に対する信念はとても強固なものかもしれません。

それでも、「いくら食べても太らない」と言っているガリガリな人がいるように、信念さえ変えることができればあなたの体型は変わります。

もしあなたがダイエットに苦しんでいるなら、食事制限や運動の前に、まずは

自分の理想のスタイル・スタイルとはどんなものか?

というイメージを明確にするところからはじめてみてください。

そうすれば、無理せず自然に生活していても、理想のスタイルを維持できるあなたを引き寄せられますよ。

PS:このブログでは引き寄せ初心者の方に向けて、引き寄せの法則を分かりやすくお伝えしています。「引き寄せについてもっと知りたい」「引き寄せるための思考・習慣を身につけたい」という方に向けた情報は、noteで発信しています。マガジンでは過去の有料記事もすべて読めるようにしています。