メールありがとうございます。
こういう実践的なお話は大好きです。

叶えたいことが10個ほどあるということですね。

それでは、私ならこうするという方法についてお伝えしたいと思います。

まず、1000回にこだわらずにすべての願望をアファメーションします。はじめのうちはノートなどに書き出したものを見ながら唱えると、つっかえたり飛ばしたりすることがなくていいと思います。

しばらくすると、ある程度ノートを見なくてもスラスラと唱えることができるようになります。

そうなったら、あとはひたすらアファメーションを続けます。

すべての願望をアファメーションとして唱えていると、なぜか飛ばしてしまったり、パッと口から出てこないものがいくつか見つかります。

そういうものを一つずつ削除していって、スラスラと唱えることができる願望のみ残していきます。

なぜこの作業をするかというと、私たちの願望には、それぞれ強さがあるからです。

あなたのように10個願望がある場合、その中でもより強く「叶えたい」と願っているものがあります。

そして、そういう願いほどアファメーションしたときにパッと口から出てきやすいわけです。

逆に言えば、飛ばしてしまったり忘れてしまってパッと出てこないものは、あなたの中で優先順位が低いものということになります。

ですので、この方法で優先度の高い願望を洗い出し、そこに集中していくのがおすすめです。

また、一つの願いが叶うと、連鎖して他の願望も次々と叶うということも起こりえます(引き寄せの法則の性質から考えれば当たり前と言えば当たり前ですが)。

ですので、まずはより強く「叶えたい！」と願っている願望から叶えていって頂ければと思います。

次にお伝えしたい方法は、アファメーションではなくイメージングです。

アファメーションとして唱えたりノートに書いたりする方法は、それなりの時間がかかります。だからこそ私は四六時中アファメーションするくらいの姿勢で取り組んでほしいと思っているのですが、やはりどうしても環境や状況的に難しいという人もいると思います。

そういう人におすすめしたいのが、すべての願望を盛り込んだイメージを作り上げ、そのイメージを丹田呼吸瞑想法によって潜在意識に伝えるという方法です。

丹田呼吸瞑想法であれば、短ければ45分程度で実践できます。夜寝る前など時間を決めて取り組むと習慣化もしやすいのでおすすめです。

次に、願望を叶えるためには自分から行動を起こすべきか？　ということですが。その必要はありません。

自分から無理に行動を起こすと考えるのではなく、潜在意識に願望が伝わると、必要なときに必要な場所で行動を「起こしてしまう」ものだと考えて頂ければと思います。

もし「友達がほしい」という願望であれば、相手の方から話しかけられるかもしれませんし、あなたから話しかけることもあるかもしれません。

潜在意識に願望が伝わり、思考が整ってくると無理なく必要な行動をとれるようになります。

潜在意識を活用して願望を叶えた経験がある人がよく言うのが「あっさり叶って拍子抜けした」ということです。

それくらい、自然な形で願望が叶います。

無理に行動を起こそうとする場合、そこには必ず顕在意識が介入しています。

顕在意識は、今ある現実からものごとを判断しています。そのため、それに従って行動すれば、潜在意識がせっかくアレンジしている最中に引っ掻き回してしまうことにもなりかねません。

まずは丹田呼吸瞑想法(イメージング)やアファメーションで潜在意識に願望を伝えることに集中して頂ければと思います。

あなたの幸せを願っております。