初めて瞑想する人に伝えたい瞑想を長続きさせるためのポイント

2022.12.08 2023.05.14 瞑想

今回は「瞑想を始めてみたいけど、やり方とか作法とかいろいろあってよく分からない……」という人に向けて、5年以上瞑想を習慣的に続けている私が思う、瞑想を習慣化させるためポイントについてお話ししていきたいと思います。

やり方にこだわりすぎない

これがすごく大事なんですが、瞑想のやり方にこだわりすぎてもいいことはありません。

もちろん宗教や宗派などによっていろいろと作法があるんでしょうが、別に宗教的な意義を持って取り組みたいということでなければ、それらにこだわる意味もないかなと思っています。

特に「瞑想でよりよい人生を引き寄せたい」というのであれば、守るべきポイントも多くありません。

  1. 楽な服装・楽な姿勢で座る
  2. 目を軽くつむって呼吸に意識を向ける
  3. ゆっくり呼吸を30回程度続ける
  4. 呼吸から意識が逸れていることに気づいたら、その度に意識を呼吸に戻す

すごくザックリ書くとこれだけです。

しかしこれに「息は4秒吸って8秒吐く」とか「目は閉じず、目線を動かしてはいけない」「背筋を伸ばして微動だにしてはいけない」とか言い出すと、途端に難しくなってしまいます。

これって実は本末転倒で、深い瞑想状態(変性意識状態)に入れば、自然と呼吸は深くゆっくり、目線も動かず、身動きもしない状態になるんです。

でもそれを逆からというか、呼吸とか目とか姿勢として表れる結果から入ろうとするので難しく感じるし、うまくいかないんですね。

まずは1分など短い時間から

また、いきなり瞑想を30分とか1時間とかやろうとするのもおすすめしません。

もっとも、30分を目標にしたとしても多くの場合は途中で意識が戻ってきてしまうと思います。

何事もそうですが、瞑想も慣れが必要です。

毎日のように継続するうちに、気づけば30分くらい瞑想していた、というようになるのが理想的だと思います。

「何が何でも30分!」とかって頑張るのもやりたければ止めませんが、あまり実りのある瞑想にはならないかなと思います。

まずは1分とか、呼吸10回とか、ごく短い時間から取り組むようにしてみてください。

実際にやってみると、たとえ1分でも人によっては気が散って続けられないことが少なくありません。

「あ、あれどうなってたかな?」とか「なんか急にSNSが気になる」みたいに、ジッと瞑想していられなくなります。

言い換えれば、それほど自我とか外界からの情報刺激って強力なわけですね。

ガッツリ1回より、毎日少しずつが効果的

自動車を運転しているときを思い出してください。

免許がない人は自転車とかでもいいです。

「そこの角を曲がりましょう」となったとき、徐々にスピードを緩めて、ハンドルを少しずつ進みたい方向へ切りますよね?

そこで猛スピードで突っ込んだり、急にハンドルを切ったりすれば事故ってしまいます。

それと同じで、瞑想も1日だけ何時間も取り組むより、少しずつでも毎日続ける方が効果的です。

あくまで私の感覚ですが、1日15~20分くらいを目安に、できる人は30分くらいを目標にしてみるといいのではないかと思います。

細かいやり方や作法など難しく考えず、自分の感覚を大切にしながら取り組んでみるのがおすすめです。

PS:このブログでは引き寄せ初心者の方に向けて、引き寄せの法則を分かりやすくお伝えしています。「引き寄せについてもっと知りたい」「引き寄せるための思考・習慣を身につけたい」という方に向けた情報は、noteで発信しています。マガジンでは過去の有料記事もすべて読めるようにしています。