瞑想していると眠くなって、ついつい寝落ちしてしまう…… と悩んでいる人は少なくありません。
エイブラハムは書籍の中で「寝ている間は引き寄せは働かない」と何度も言っているので、特に引き寄せの法則を活用するために瞑想を取り入れている人は心配になってしまいますよね。
ということで今回は、瞑想しているといつの間にか寝てしまう人に向けて、寝落ちしないための対処法を2つほどご提案していきたいと思います。
対処法①:眠くないときに瞑想する
午前中など、起きて間もない時間帯に瞑想してみましょう。
起きてから時間が経っていなければ眠くなりにくいので、朝出掛ける前などに試してみましょう。
最近ではリモートワークで自宅で働く人も増えてきていますので、お昼休みの食事前(食事後は眠くなりやすいので)などもおすすめです。
瞑想に最適な時間帯は就寝前と言われるため、多くの人が眠い状態のときに瞑想して寝落ちしてしまっています。
なぜ瞑想は寝る前がいいと言われるかですが、これは引き寄せの法則を活用するのに効果的な「変性意識状態」に入りやすいからです。
変性意識状態は「目が覚めていながら寝ている状態に限りなく近い」意識状態のことで、心身の疲れで顕在意識の働きが鈍くなった就寝前がもっとも入りやすいとされているわけです。
そのため寝る前の時間帯に瞑想するのが効果的ではあるのですが、それでいつも寝落ちしてしまっていては「できている」という実感は湧きづらいかもしれません。
そのため、まずは時間帯にはこだわらず、眠くないときに瞑想するようにしてみましょう。
対処法②:寝てしまっても気にしない
元も子もないですが、寝てしまっても気にしないというものひとつの手です。
エイブラハムが「寝ている間は引き寄せは働かない」と言っているため、瞑想して寝てしまうことを心配する気持ちも分かります。
しかし個人的な考えを言わせてもらえば、たとえ寝落ちしたとしても、その前の数分~十数分間は変性意識状態になっているはずです。
ですから寝てしまったとしても、瞑想がまったく無意味だとはならないんですよね。
また寝落ちしてしまうことを気に病んで、「こんなんじゃ引き寄せられない…」とクヨクヨする方がデメリットが大きいです。
そうして焦ったりネガティブな気分になるくらいなら、「寝ちゃったけどまぁいいや」くらいの気持ちでいた方が引き寄せは加速しやすいといえます。
まとめ
瞑想して寝てしまうことを、過剰に気にする必要はありません。
考え方によっては、寝てしまえるということは、その過程で変性意識状態を通過しているとも言えるわけです。
また瞑想が習慣化していくにつれ、寝落ちすることも少なくなってくるはずです。
難しく考えず、メリットを実感しながら瞑想に取り組むのが近道かなと思いますよ。