【結婚の引き寄せがうまくいかない人の3つの特徴】の記事に異論があります。
引き寄せの法則って、自己肯定感が高い人の方が成功すると思います。「自己肯定感が高い」ということは、「自分の価値を認めている」ということですし、それに見合った現実も引き寄せられてきますよね。
「外食したときは男性がお金を払って当たり前」と思っている女性は、自分の価値を高く認めている方だと思いますし、現に私の周りでも、こういった考えの子たちの方が幸せな結婚をしています。
有名な心理カウンセラー、心屋仁之助さんの『ゲスな女が、愛される。』でも、似たようなことが書いてあります。
また、余談ですが日本人は他人を気遣いすぎるところがありますし、「外食したときは男性がお金を払って当たり前」という考えの人は少ないと思います。
感謝は大切だと思いますが、「結婚の引き寄せ」に関しては、≪「してもらって当たり前」感謝の気持ちを忘れている≫という部分はあまり関係ないような気がいたします。
メールありがとうございます。
結婚の引き寄せがうまくいかない人の3つの特徴の記事への異論ということで、ご意見ありがとうございます。
引き寄せがうまい人は、自己肯定感が高い人ですよね。
「自分には価値がある」「自分は幸せになっていいのだ」という信念があるからこそ、その信念にふさわしい現実を引き寄せることができます。
ただ、「外食したときは男性がお金を払って当たり前」と思っていることは、自分の価値を高く認めていることとイコールではありません。
「自分の価値を他人に認めさせたい」「自分だけが得をしたい」という気持ちがある人だって、そういう言動をとります。
そういう人の場合、むしろ自己肯定感が低い・自己の価値を認められていないといえます。
また、「お金は男性が払って当たり前」という信念を持っていたとしても、男性がそれを不快に思わないことだってあります。
一緒にいる時間がとても楽しかったとか、喜ぶ顔が見たいという気持ちを満たしてくれる女性であれば、男性だって喜んでお金を払うでしょう。
「払ってもらって当たり前」といった考えを持ちつつ幸せな結婚をしている女性は、お金以外のところでちゃんと価値を提供できている人です。
男性からしてみれば、男性がお金を払って当然という態度でいられるより、会計後に「ありがとう」とか「ごちそうさま」とか一言あるだけでうれしいものでしょう。
そして、これが「感謝」です。
そしてこの「感謝」を伝えられるのは、自己肯定感が強かったり自身の価値を認められているからこそです。
満たされているからこそ返せるのです。
自己肯定感の低い人はクレクレばかりで求めることしかせず、何も返そうとしません。
また当たり前ですが、価値とはお金のことではありません。「感謝」だって、価値なのです。
一緒にいる時間に相手を楽しませる、喜ぶ顔を見せる、これらも立派な価値の提供です。
そして価値の提供は、その人自身が自分の価値を認めているからこそできることです。
自分の価値が低いと思っている人は、自分と一緒にいる時間や自分の笑顔に価値があるなどとは思えませんからね。
また、「結婚の引き寄せに関しては…」とか「お金の引き寄せに関しては…」とか、引き寄せたいものなどの条件によって「これは必要であれは必要でない」ということはありません。
引き寄せの法則は、この世界(宇宙)の中で、一定の条件のもと常に働くものです。
だからこそ「法則」なのです。
「結婚の引き寄せには感謝は関係ない」という発想自体、引き寄せの法則の本質がつかめていないから出てくるものです。
なお、心屋仁之助さんという方の『ゲスな女が、愛される。』という書籍を読んだことがないので何とも言えませんが、そもそも私はその方と何も関係がないので、その方の考えにならうつもりはありません。
ただ、先ほどAmazonの内容紹介に簡単に目を通してみましたが、おおよそ私の考えと大きな違いはないように思います。
たしかに『ゲスな女が、愛される。』という刺激的なタイトル(書籍は売るためにあえてこういったタイトルをつけることがあります)からしても、上っ面の表現だけ見れば「横柄な振る舞いをする女性がモテる」と誤解しかねません。
しかし心屋仁之助さんの言いたいことはそこではないのではないでしょうか?
心屋仁之助さんが言いたいことは、自分の価値を認められずに自分を押し殺してしまう女性に向けて「そんなことは必要ないんだよ」ということではないかと思います。
次に、「外食の代金は自分も払う」という考えの女性は、相手に嫌われたくないからとか、他人の目が気になるからとか、そんな理由で払うのでしょうか?
中にはそういう人もいるのかもしれませんが、相手の男性との時間を自分も楽しむことができたから、次も快く誘ってもらいたい(誘いたい)から、という思いがあるからではないでしょうか?
ただ「自分が得をしたい」「価値のある自分に相手が奉仕するのは当たり前」と思っているだけの人は、女性であろうが男性であろうがモテません。
そういう人は、恋人どころか(本当の意味での)友達だってできないでしょう。
表面だけの人間関係を維持するために駆け引きに必死になるのではないでしょうか?
自分だけが得をしたいと考えている人は、満たされていない人です。
満たされていないからこそ余裕がなく、相手から奪うことばかり考えるのです。
そして「満たされていない」ということは、「自分の価値を認められていない」ということです。
自己肯定感や自己価値というものを短絡的に捉えてしまったがゆえに、「感謝」の重要性、さらには「感謝とはどういうことなのか?」が分からないということなのだと思います。
また時間のあるときに私も『ゲスな女が、愛される。』を読んでみたいと思います。
そのうえで、後日追記できればと思います。