私は、自己評価がかなり低い人間です。幼少期の心の傷が多すぎるため、引き寄せの法則がうまくいかないと分かっています。
以前、サブリミナルCDというもので引き寄せをしようとしましたが、うまくいきませんでした。
サブリミナルCDでポジティブな言葉を入れているのですが、CDを聞いていない時には、無意識にネガティブな事を呟いている自分に何度も気づきました。
そうしたことなどがあるため、勿論サブリミナルCDでのアファメーションの願望は叶いませんでした。
その他にも、イメージングやアファメーション、願望を書く方法なども色々とやってみたのですが、心の中で「やってもどうせ、ダメだろう。」と無意識に思えてしまい、その思考がポジティブな現実を作る邪魔をしていることも分かっています。
私は、幼少期から「だめな子」「つまらない子」「あんたみたいにつまらない人間は、バカにされて当然」「業が深い子だね」「あんたは、自分の事しか考えていないダメな子」等、数々のマイナス言葉を受けて育ちました。また幼少期後も、潜在意識の法則からか失敗が多く、この幼少期に植え付けられたであろうマイナス想念から、今も「良くない現実」を引き寄せてしまっています。(幼少期が辛かったゆえに、どうしても望まぬ現実を引き寄せている人は多いと思います。)
そのため、私の人生では当然のことですが、いつも良くない状況ばかりが続いてしまいます。
このように一生を左右してしまう幼少期に、沢山の言葉の虐待を受けて育ってしまった人には、やはり自愛が一番良いのでしょうか?
それとも、アファメーションで自分を愛するように変えて行くことができるのでしょうか?幼少期のトラウマが多い場合、どういったアファメーションがいいのか、なかなか思いつかないです。
アファメーションやイメージングをしていても、いつも思っている現実とは、反対の現実ばかりに行ってしまいます。
幼少期に親から虐待を受けて自己評価がかなり低い人でも、良い人生を送れるようになれるような方法が知りたいです。(現在自己評価の低さから、収入も低いため、できれば心理療法やセラピー等を、お金をかけて受けるというもの以外で、本を読むなど、自分でできる方法で、お願いします。自己評価が低すぎる人は、収入が少ない人も少なくないと思います。)
上記の理由から、ネガティブな現実ばかりの私ですが、それでも幸せな現実を引き寄せたいです。
よろしくお願いいたします。
メールありがとうございます。
幼少期(だいたい5歳くらいまで)の両親との記憶は、その後の人生を形作る上で非常に大きな影響力を持っています。
なぜなら、私たちは誰しも生まれたときには「信念」というものを持っておらず、真っ白な状態だからです。
すでに何かしらの信念を持っていれば、ある出来事に遭遇したときに、それが自分の信念と合致しているか否かで受け入れるか拒絶するかという選択を(無意識的に)することができますが、信念を持っていない場合はよりダイレクトにそれを受け入れてしまうのです。
ですから、そういう意味でも親の役割というのは非常に重要なのですね。
とはいえ、忘れてほしくないのは、あなたの人生はあくまであなたのもので、あなた自身でいくらでも望んだものを創造していけるということです。
「アファメーション」と聞くと、特殊な方法を実践するような印象を受けるかもしれませんが、突き詰めれば「言葉によって信念を書き換えていく方法」のことです。
そして私たちは、寝ている間以外は絶えず言葉を使っています。
人と話すときはもちろん、考え事をしているときなどでも頭の中では言葉を話していますよね?
つまり、「アファメーション」として意識して言葉を使っている時間以外をどのように過ごすかというのが実はかなり大事だったりします。
あなたの場合、メールの冒頭でいきなり言うくらいですので、これまでにも何度も「自分は自己評価の低い人間」という言葉を発してきたのだと思います。
そしてその分だけ、「自己評価の低い自分」を実現するための信念を作り上げてきてしまったということです。
まずは、言葉の重要性を改めて認識し、普段使っている言葉をご自分で注意深く観察してみてください。
おそらくですが、ネガティブな言葉のオンパレードではないかと思います。
そして、そのすべてをあなたの潜在意識は聞いているのです。
これがどういうことなのか、あなたには分かるのではないでしょうか?
次に、「他人と同じであることに特別な価値はない」ということを思い出してください。
「他人と同じではいけない」という意味ではありません。
他人と同じでも同じでなくても、それ自体に価値はありません。
大事なのは、「あなたがあなたであること」です。
あなたが個性的なのかそうでないのかは重要ではありません。
多くの人が好きなものを好きでもいいですし、逆にほとんどの人が好きでないものを好きでもいいのです。
たまに「個性的であろう」と無理をしてしまう人がいますが、私は違和感を覚えます。
何が言いたいかと言うと、「こうでなくてはいけない」「こういう人間でなくてはいけない」というものはないということです。
仮に自己評価が低いとしても、それが低収入に直結するわけではないのです。
潜在意識を有効に活用しているとは言えませんが、コンプレックスをバネにして高収入を実現している人もいるわけです。
「自己評価が低い」ことと「収入が低い」ことを結び付けているのはあなたご自身です。
以上がメールを拝見して、私があなたにお伝えしたかったことです。
以上を踏まえて、ご相談内容について考えてみたいと思います。
それとも、アファメーションで自分を愛するように変えて行くことができるのでしょうか?幼少期のトラウマが多い場合、どういったアファメーションがいいのか、なかなか思いつかないです。
とのことですが、まずは自愛に積極的に取り組んでみて頂ければと思います。
ビルを建てるときをイメージしてみてください。
実際に鉄骨を組み上げる前に、その重さに耐え得るような基礎を作りますよね。
それと同じで、自愛で「基礎」を作り、その上にアファメーションでビルを建てるようなイメージです。
自分のことを十分に愛せていないと、いくらアファメーションに取り組んでも効果が出ない恐れがあります。
人間が思考を垂れ流す時間というのは、思いのほか多いものです。
ですから、「垂れ流し時間」を作らないくらい徹底的にアファメーションしたり、それが無理なら垂れ流す思考を変えていく必要があるわけです。
私は徹底的にアファメーションすることで対処しましたが、それがあなたに合うとは限りません。
まずは基礎として自愛によって「思考の基本的な方向」を修正し、その上でアファメーションに取り組んでみて頂ければと思います。
また、瞑想をすることで思考が安定させることができます。
このブログでもおすすめしていますが、丹田呼吸瞑想法を是非試してみて頂ければと思います。
思考が安定してくると、むやみに感情的になることがなってくるのを実感して頂けると思います。
感情に支配されるのは、人生の主導権を手放すことと同じです。
感情に支配されるのではなく、感情をコントロールできるようになりましょう。
あなたの幸せを願っております。