「瞑想には計り知れない効果がある」みたいに言われるので、「瞑想してたら嫌な人が視界から消えないかな」とか「最近すれ違いの多い友達と仲直りできないかな」と考える人もいると思います。
ということで今回は、瞑想することで人間関係にどんな影響が出るのかについて、私の考えを書いてみたいと思います。
瞑想することで精神状態が安定する
私が日頃から瞑想していて感じる一番のメリットは、感情の波風が立ちにくくなったことです。
瞑想って自我(エゴ)や外界からの情報による刺激から距離を置くことが目的ですが、それをすることで自分の思考や感情を客観的に捉えることができるようになるんですね。
そうすると「あ、今、自分は怒ってるな」みたいに自分の精神状態を一歩引いたところから観察できるわけです。
これができるようになると、たとえば苦手な人から何か言われたときにも自分の感情を把握することができ、コントロールしやすくなります。
そして感情のコントロールができると何がいいかというと、苦手な人と関わって嫌な経験をしたとしても、気持ちの切り替えがより早くできるようになる、つまり負の感情が尾を引いてクヨクヨすることが少なくなるわけです。
すべて自分次第、と自然に考えられるようになる
引き寄せ本とかで「現実は自分を映す鏡」とよく書かれていますが、瞑想を習慣にすると、そのことが実感できるようになってきます。
繰り返しになってしまいますが、瞑想が外の情報と距離を置いて、自分の内面を探求する行為です。
それを通して「内なる自分」とか「高次の自己」とか「ハイヤーセルフ」とか言われるものと、現実世界で生きる自分とのつながりが強化されていきます。
そうすると、自分の感情と現実世界で起きる出来事とのリンクを感じるようなことが多くなります。
ネガティブな気分でいたらさらに嫌なことが、いい気分でいたらさらにいいことが起きる、みたいなことです。
また、瞑想で自我を客観視できるようになっていることで、そうした感情と現実の関連性、自分の感情の変化などに気づきやすくなっています。
それによってますます、現実で起こる人間関係のトラブルなども自分が引き寄せているんだということが、腑に落ちるというわけですね。
【体験談】瞑想じゃないけど、人間関係改善には六法拝がおすすめ
なお瞑想とは違うのですが、私が試して人間関係の改善に効果を感じたのは「六法拝」という方法です。
六法拝は簡単に言うと、東西南北に天と地を足した六方向に向かって感謝するというものなのですが、南に向いたときに許せない人・嫌いな人に感謝します。
実は私には長年どうしても許せない人がいたのですが、六法拝を習慣にし始めた頃から、なぜかその人に対するネガティブな感情がどこかへ消えていきました。
今ではその人のことを思い浮かべてもモヤモヤした感情は湧いてきませんし、何なら応援する気持ちさえあります。
本当に不思議なのですが、あなたも「どうしても許せない人がいる」という状況なら、試してみてください。
詳しいやり方は以下の動画で説明してくれていますので、ご参考に。