感情が現実になると、知ってから良いイメージングをしてます
現実を見て、嫌なことを意識するとその現実を作り続けるというので、なって欲しい現実をイメージしています
ですが、受け取るのは変わらない現実です
その現実とは、「彼が他の女性と仲良くしてる」「彼から話しかけてくれない」「彼から飲み会に誘われない」です
私のイメージは、彼と笑いながら沢山話して、彼から好きだよって言われて、私も彼に大好きと言い合える、彼と幸せに過ごすイメージです
ですが、まだ受け取ってません
別れた時、「もう、会えない」「もう、仲良くできない」「もう、誘ってもらえない」と思いました
それが、今の現実を作っていたんだと気づいてそれは要らないと思いました
「彼と会ってもいい」「彼と仲良くしていい」「彼と飲みに行っていい」と自分に許可することにしました
しかし、まだその要らない現実を受け取ってるのは心の奥底にこびりついているのでしょうか
彼が他の女性と仲良くしてるところや飲み会に誘っているところを見ると、また嫌な感情が戻ってきます
これをメンタルブロックといいますか?
どうしたら、この要らない思い込みの感情をなくして、受け取らないようにするにはどうしたら、よいですか?
メールありがとうございます。
ご相談内容を拝見して一番はじめに感じたのは、あなたの心の奥底にあるメンタルブロックの存在です。
一度お書き頂いた文面をご自身で読み返して頂きたいのですが、ご自分の願望について口にしたあと、
- まだ叶っていません
- 受け取るのは変わらない現実です
- まだ受け取っていません
という形で、必ずと言っていいほどご自分でそれを否定しているのにお気づきでしょうか?
つまり、願望をイメージしたあとにそれを否定することでリセットしてしまっているのです。
この短い文面の中でもそうなのですから、あなたの頭の中でも常時、このような「願望+否定」というセットの思考を繰り返していると予想されます。
厳しいことを言うようですが、このような状態ではいくらイメージングをしたところで願望実現は難しいでしょう。
これをメンタルブロックといいますか?
とのことですが、問題はそういった枝葉の部分ではなく、もっと根幹の部分にあります。
ということで、上記のような願望と否定がセットになっている思考の癖を修正することが先決でしょう。
まず確認して頂きたいのが、ご自身で願望のあとに必ず自分で否定をしているという思考習慣に気付いていたかどうか? という点です。
もしこれまで気付いていなかったというのであれば、自分の思考を俯瞰(ふかん)して見れていないということですので、思考や感情に振り回され、それによって現実を引き寄せてきた(いる)ということです。
そのため、まずおすすめしたのは瞑想による思考の調整です。
このブログでは丹田呼吸瞑想法をおすすめしていますが、瞑想を継続的に実践することで自分の思考を一歩引いたところから見ることができるようになります。
瞑想について説明するとき、「何も考えてはいけない」と言われることがあります。しかしこれは間違いではないですが、決して正しくもありません。
なぜなら、考えないようにしようとすればするほどその思考に意識を集中することになってしまうため、その思考がどんどん強くなってしまうからです。
つまり、「考えてはいけない」と考えるほど考えてしまうということです。
実際、瞑想中にいろいろな考えや過去の記憶、想いなどが浮かんでくることはあります。
そのときにすることは、抑えつけたり消そうとするのではなく、ただその思考を「眺める」ことです。
- 「あ、今自分はこんなこと考えてるな」
- 「そういえば、こんなこともあったな」
というような感じで、まるで絵でも眺めるようにその思考を眺めるのです。
これがつまりは「自分の思考を俯瞰で見る」ということです。
思考にどっぷりと浸かっているうちは、その思考をコントロールすることはできません。
顔も出さずに水中にいれば、そこが海なのかプールなのか、またどれくらい広いのか、どこへ向かえばいいのか、何もわかりませんよね?
今あなたの状況は、いわばそういうものだと思ってください。
このような心の表層に浮かび上がってくる思考に対処する前に、まずは思考の水面から顔を出すことが先決です。
瞑想を通して、自分の思考を客観的に見ることができるようになると、その問題点も分かるようになります。
イメージング自体はそのまま続けて頂ければいいかと思いますが、是非とも瞑想をしばらく(少なくとも2週間程度)続けて頂き、できれば習慣にして頂きたいと思います。
ここでお伝えした内容は、引き寄せの法則や潜在意識について書かれている本であれば、だいたいのものには書いてあるはずです。
ということはつまり、それだけ重要だということ。
見方を変えれば、ここを修正することで願望実現に一気に流れ出すことだってありうるわけです。
あなたの幸せを願っております。