【潜在意識メール相談】「例えわたしがそばにいられなくても、彼が幸せでいられますように」と思ってしまいます。

2017.04.07 2017.04.15 メール相談
いつもブログを拝見させて頂いております。

私は、復縁を目指しています。

彼は会社の同僚だったのですが、3ヶ月ほど前に別れ、というか、怒らせてしまって、謝罪をしても取りつくしまもなく、わたしはその状況に焦ってしまい、しつこくしてしまいました。

まともに話せないまま、わたしはその会社を退職してしまったので、連絡も取れない状況です。(LINEをブロックされている)

喧嘩別れした直後から、引き寄せの法則に取り掛かっていたのですが、ポジティブとネガティブの波がかわるがわる訪れて、そんな折こちらのブログを見つけ、アファメーション、イメージングを行うようになってから2週間です。

アファメーション、イメージングをしていて、凄く幸せに思えるのですが、どうしても涙が出てしまって。そしてその涙に導かれるように「わたしがそばにいなくても幸せになってほしい」と思ってしまいます。

そんなふうに考えると、やはりわたしと彼が一緒にいない現実が引き寄せられてしまうから、やめたいのですが、なかなか抜け出せません。

引き寄せについては、彼を失って辛くなっていた時期に、自分の興味のある分野(仕事)に飛び込むチャンスを掴むことができ、まだ始めたばかりですが、一緒に働く人との関係もよく、この仕事が以前に自分が引き寄せたいと思っていた内容(引き寄せの願い事リスト?に書いていた)だったので、引き寄せはあるんだ、と思えていた、思えているので、彼との復縁も引き寄せられる、という自信はあるのです。

でも、どうしてもイメージングやアファメーションなどをしていると、彼の幸せを願えているのかな、独りよがりな願いなんじゃないかな、という思いが出てきたり、枕詞のように「例えわたしがそばにいられなくても、彼が幸せでいられますように」と浮かんでしまいます。

こんな状態では、引き寄せたいものが引き寄せられないと思い、ご連絡いたしました。

可能でしたら助言を頂きたいです。
よろしくお願いいたします。

メールありがとうございます。

潜在意識や引き寄せの法則を活用した復縁・恋愛成就法では、エゴは大敵と言われています。

つまり、「彼に振り向いてほしい」「どうして好きになってくれないの?」「他の人とばかり仲よくしてひどい」というような、好きな相手に想いや行動を強制するような思考のことです。

こうやって「自分が、自分が…」という状態になってしまうと、相手のことが好きという気持ちはありつつも、自分の欲求を満たすことばかりが優先されてしまいます。

このようなエゴは、潜在意識を介して相手に伝わるため、相手はあなたに対して(無意識的に)不快感を覚え、遠ざけようとします。もしかしたらあなた自身、「好意を寄せられて鬱陶しい」と感じた経験があるかもしれません。それがまさに、エゴをぶつけられている状態です。

さらに、振り向いてくれない相手に、顕在意識であれこれ考えて行動を起こすことで状況をさらにまずくさせてしまうこともあります。

顕在意識で下す判断は、基本的に今ある現実に対して反応してするものです。たとえば「彼が振り向いてくれない。だから気に入られるように~しよう」とか「あの子とばかり仲良くするのが気に入らない。だから彼に対して冷たい態度をとってやろう」というようなものですね。

しかし、顕在意識で判断して起こす行動は、十中八九うまくいきません。

なぜなら、先ほども言ったように、顕在意識で下す判断は、今ある現実を受け取って、その上にさらに現実を作り上げる行為だからです。今の現実が「彼に見向きもされない」という望まない現実だったとしたら、そこで無理に行動を起こすことで、さらに「見向きもされない現実」を引き寄せてしまうことになるのです。

これの最たる行為が、「ストーカー行為」というわけです。

相手の都合、意志など関係なく、ただただ自分の欲求を満たすために相手を利用していると言ってもいいかもしれません。相手を好きだという気持ちさえどこかへ行ってしまって、相手が怖がったり傷ついていることも目に入っていない状態です。

どうしてこんな話をするかというと、今あなたが持っている「わたしがそばにいなくても幸せになってほしい」という想いは、エゴとは真逆の想いだからです。

自分の欲求(彼のそばにいたい)を置いておいて、ただ彼の幸せを願うというのは、彼のことを本当に愛していなければできないことです。彼の幸せを願い、彼が幸せになることにあなた自身幸せを感じることができるようであれば、その想いは潜在意識を通してちゃんと彼に伝わっています。

「私がそばにいなくても…」と考えることで、そばにいられない現実を引き寄せてしまうのでは、とのことですが、心配はいりません。

そばにいてもいなくてもいいのなら、文字通り、そばにいてもいいわけです。不安になってしまう気持ちも分かりますが、そこにフォーカスするのではなく、そこまで彼のことを思えているあなたご自身の素晴らしさに気付いてください。

少しだけ彼の立場に立って考えてみましょう。自分の欲求を差し置いて、ただあなたの幸せを願ってくれる、そんな人に対して不快な気持ちを抱くでしょうか?

むしろ、そんな深い愛情に包まれてこそ、満たされ、幸せになれると考えるのが自然だと考えられませんか?

もちろん、彼が誰といようが彼の自由です。それをどうしたって強制することはできません。でも、彼が自由な選択をできることを認めたうえで、彼を引き寄せることは可能なわけです。

それが先ほども言ったように、自分の欲求ではなく相手の幸せを優先する思考、つまり「私がそばにいなくても幸せになってほしい」という想いなわけです。

せっかくそこまで深い愛情をお持ちなのですから、無理に抑えつけようとせず、受け入れてあげてください。そして、イメージの中で幸せそうな彼を見て、目一杯幸せを感じてください。

自分の幸せは姿を見て幸せを感じてくれる、そんなあなたの想いは、必ず彼に伝わります。潜在意識と、そしてなによりそんな素晴らしい愛情をお持ちのあなた自身を信じて突き進んでください。

あなたの幸せを願っております。

PS:このブログでは引き寄せ初心者の方に向けて、引き寄せの法則を分かりやすくお伝えしています。「引き寄せについてもっと知りたい」「引き寄せるための思考・習慣を身につけたい」という方に向けた情報は、noteで発信しています。マガジンでは過去の有料記事もすべて読めるようにしています。