一度結婚に失敗してしまったからこそ、今度こそは幸せな結婚をしたい。
そんな思いから、引き寄せの法則で再婚を引き寄せようとしている人もいるかもしれませんね。
でも、変に焦って異性を引き寄せたりしてしまうと、また同じことを繰り返してしまうことにもなりかねません。本日は、引き寄せの法則で再婚を引き寄せる前に確認しておきたいことをご一緒に考えて頂ければと思います。
幼少期の記憶が異性を引き寄せている
私たちの人生には、幼少期の記憶、特に両親との記憶が大きく影響しています。
そして、あなたが人生の中でどのような異性を引き寄せるかは、異性の親(あなたが女性であれば父親、男性であれば母親)との記憶が関係しているのです。
私たちは両親を見て「男とはこういうもの、女とはこういうもの」という男性・女性に対するイメージを幼少期のうちに作り上げます。
そのため、父親が家庭内でいつも酔っぱらって暴れていたという場合には、「男性とは暴力的なもの」というイメージを持ってしまっているために暴力的な男性を引き寄せてしまう、というようなことが起こるのです。
ですので、もしあなたが自分の望んでいない異性像を持ってしまっている場合、それを書き換えなければまた次に出会う異性との関係もこれまでと同じようによくないものになってしまうというわけです。
異性に対するイメージを書き換えるには、幼少期の記憶のクリーニングが効果的です。
まずは、あなたの異性像の原因となっている記憶を突き止めましょう。たとえばあなたが女性で、暴力的な彼氏ばかり引き寄せてしまうのなら、過去に父親に暴力を振るわれたとか、母親が父親に暴力を振るわれる場面を目にしたとか、そういった経験はないでしょうか?
頭の中でそれらの記憶を再生すると、そのときに感じていた感情まで再生されると思います。暴力的な父親を見て感じた恐怖や怒り、それらは、あなたが男性との関係を築くときに感じるべきだと潜在意識のレベルで認識しているものです。
記憶のクリーニングとは、この記憶と感情の組み合わせをリセットする作業のことです。
頭の中で記憶を再生しながら、その記憶に対して「愛しています、愛しています、…」と繰り返し唱えましょう。そうしていると、次第にその記憶とセットになっている感情が弱くなっていきます。
そして、完全に記憶と感情のセットが解消されたら、記憶のクリーニングは完了です。こうやって記憶のクリーニングを繰り返していくことで、あなたは新たな異性像を作り上げるスペースを心の中に確保することができるのです。
中には、異性関係の障害となっている記憶がすぐには出てこない場合もあるでしょう。その場合は、「自分の異性像を作り上げている記憶を思い出したい」と考えてから、いったん置いておきましょう。
そうすることで、あとは潜在意識が自動的に該当する記憶をピックアップしてあなたに教えてくれます。
そのときには「急に思い出した」というような形で、思い当たる記憶がよみがえってくるはずです。
[ad#adsense-middle]理想の結婚生活を具体的に思い描く
あなたにとっての、理想の結婚生活とはどんなものですか?
理想的な結婚生活のイメージを具体的に持っていることで、幸せな結婚生活を引き寄せることができます。まだ再婚したい相手が見つかっていない状態でしたら、今のうちにできるだけ具体的に思い描いておきましょう。
すでに再婚したい相手がいる場合には、より具体的にイメージしやすいかと思いますが、一点だけ注意して頂きたいことがあります。
それは、現在のあなたと相手との状況から結婚後のイメージを導き出さない、ということです。
たとえば、再婚したい相手が夜勤のある仕事に就いているからといって、「夜は独りでさみしく過ごすことになるな」とか、相手が忙しいから「あまり二人の時間は取れないな」などと条件を付けてしまわないようにしてください。
あなたが夜は独りで過ごしたいのであればかまいませんが、そうでないなら「夜は一緒のベッドで仲良く眠る」というように、理想の結婚生活を思い描くようにしてください。
くれぐれも、あなたとお相手の現在の状況ありきでイメージをしないことです。あなたが現実の状況に縛られず、理想のイメージをワクワクしながら楽しむことができれば、現実の方が変わります。
幸せな結婚生活は、自分を愛し喜ばせることから
離婚したとき、人は自分の価値を否定する信念を作り上げてしまうことがあります。
「みんな結婚して幸せに暮らしているのに、自分はできなかった」「自分は普通以下の人間なんだ」というような感じで、「みんな」という曖昧な存在を自分を比べて自分の価値を低くしたり、離婚を挫折や失敗と捉えて自分をダメな人間だと思ったりしてしまいます。
しかし、世の中には離婚したくても世間体を気にしてできなかったり、熟年離婚というように人生の残り時間が少なくなってからやっと決断できた、というような人も大勢います。
そう考えれば、あなたは離婚できたからこそもう一度幸せな結婚をするチャンスを手に入れることができたわけです。また世間体を気にしたり、尻込みしてしまうことなく自分の意志を持って行動できたとも言えます。
まずは、そんな自分自身を認めてあげることから、幸せな再婚は始まります。
当たり前ですが、あなたには幸せになる権利があります。以前の結婚で自分に我慢を強いてきてしまったのなら、もっと自分を愛し、喜ばせることにお金と時間を使ってもいいのではないでしょうか?
「自分磨き」という言葉がありますが、そうやって自分に物質的にも精神的にも投資をすることで、あなた自身が自己肯定感を取り戻し、自分の価値を認められるようになります。
そうすると、周りからはあなたがとてもまぶしく輝いて見えるのです。
くれぐれもバツイチであることを負い目に思わないようにしましょう。バツイチであることそれ自体は、ポジティブな情報でもネガティブな情報でもありません。
大事なのは、それをどうとらえるかです。現に、バツイチになったことで以前よりモテるようになったという人もいますよね?
これは、その人は「自分がバツイチである」ことをどのように捉えているかによって、引き寄せるものが変わるいい例でもあります。
離婚によって人生経験を積んだと捉えるか、離婚によって人生に汚点を残したと捉えるか。どのように捉えるかによって、その後の人生にどう影響するかは、簡単に想像がつきますよね。