引き寄せの法則をやっている人の占いとの上手な付き合い方

2016.09.03 2022.08.14 引き寄せの法則

一昔前、自分の忠告を守らないと「地獄に落ちるわよ」と人を脅すような発言をする占い師がいましたよね。

私から言わせれば、このような発言をして他人にネガティブなイメージを植え付けるなどありえないわけですが、それでも熱心にそういう占いを信じている人もいます。

運勢が最下位で朝からいやな気分?

朝の情報番組では、占いランキングみたいなものが毎回放送されています。星座や血液型で運勢をランキングする形で、例えばかに座の人は今日の運勢1位とか、B型の人は最下位、という感じにやっています。

それを見たかに座の人は、「今日は運勢がいいんだ」となんとなくいい気分で過ごせるかもしれません。しかし、B型の人は朝から理不尽にいやな気分を植え付けられてしまうわけです。

引き寄せの法則の観点から考えれば、私たちの人生は私たちの思考が作り上げています。言い換えれば「いい気分」で過ごしていればいいことを引き寄せ、いやなことを考えて過ごしていればいやなことを引き寄せてしまうのです。

ゲッターズ飯田が清原を占って大外れ

少し前の話になりますが、ゲッターズ飯田さんという占い師が薬物所持で現行犯逮捕された元プロ野球選手の清原容疑者の運勢が好調だと占って大外ししました。

仮に生年月日や血液型などでなにかしらバイオリズムのようなものがあったとしても、それは私たちの人生を形作る一つの要素にすぎません。

清原容疑者だって、運勢的にはゲッターズ飯田さんが言うように好調なのかもしれませんが、思考がネガティブであれば私生活はメチャメチャになりますし、ましてやいい仕事の話など舞い込んでもこないでしょう。

また、ゲッターズ飯田さんはTwitterでこんなことをつぶやいています。

ようは、人生に起きる様々な出来事は、捉え方次第でポジティブにもネガティブにもなるということなんですよね。一般常識的に考えれば、薬物所持で現行犯逮捕されるなんて情けないしみじめだし最低の出来事でしょう。

しかし、ゲッターズ飯田さんが言うように、たしかに逮捕されたからこそまともな生活に戻れる可能性が生まれたわけです。

いいことだけ信じるが占いの基本

元も子もないですが、運勢がいいとか悪いというのは捉え方次第なので、占いなんて気にしても意味がないのです。

そうであれば、占いなんて人生を大きく左右するようなものではないのです。あくまでも生年月日や血液型をテーマにしたエンターテインメントとでも考えて頂ければと思います。

それでも占いでいいことを言われたらいい気分になれる、というのは人として当然の感覚だと思います。それまでむやみに拒絶する必要はありません。自分がいい気分になるための道具として占いを利用しましょう。

photo credit: Reese Under an Umbrella via photopin (license)

PS:このブログでは引き寄せ初心者の方に向けて、引き寄せの法則を分かりやすくお伝えしています。「引き寄せについてもっと知りたい」「引き寄せるための思考・習慣を身につけたい」という方に向けた情報は、noteで発信しています。マガジンでは過去の有料記事もすべて読めるようにしています。