すごい!!
スピリチャルの虎さんのブログを読んだ時、とても衝撃でした。
こうして願望を達成されていて、しかも具体的な話しはとても説得力がありました。
私は47歳、女性です。
夫と中学生の娘が一人おりますが、現在別居中です。
理由は私の浮気です。
その事実が夫にわかったのは1年前で、その後、お互いに話し合いをしやり直しを試み、ラブラブな夫婦生活でしたが、結果、夫は私を受け入れられず別居に至っております。
自分のことを反省し、潜在意識、瞑想、アファメーションなど実践してきましたが、結果、離婚を見据えた別居になってしまいました。
このように、自分に罪があったとして、それを乗り越えて引き寄せは可能なのでしょうか?
家庭円満をイメージしても、
自分の犯した罪と、娘に会えないのは当然の報いなのだ
夫は、こんな私を許さないと
思ってしまいます
それでも、もう一度チャンスがないかと瞑想したり、願望を書いたり、アファメーションしたり、感謝や感情コントロール、ジョギングや掃除、笑顔、出来る限りしているうちに、現状が変わらず焦ってしまいます
ご相談ありがとうございます。
メールを頂いてから時間が空いてしまい大変申し訳ありません。
ご相談内容を拝見して私が感じたことは、あなたが知らず知らずのうちに受け入れてしまっている価値観とか、信念というものが願望実現の障害になっているのではないか? ということです。
おそらく「別居を解消して仲のいい家族に戻りたい」というのがあなたの願望かと思いますが、そのために瞑想やアファメーションに取り組んでいるものの、いまいちうまくいっていないということなのだと思います。
まず知っておいて頂きたいのは、願望と罪にはなんの因果関係もない、ということです。
「罪を犯してしまった人間には罰があって当然だ」というのは、常識とか倫理観とか社会通念とか、そういった類のものです。
「悪いことをすれば罰を受ける、だから悪いことをしない」という価値観を共有することは、社会が機能するためにはとても重要なことです。
しかしこれは、潜在意識の観点から見れば一つの価値観に過ぎず、それがこの世界(宇宙)のルールではないのです。
極端な話ですが、平和な社会の中で人を殺してしまったら重大な犯罪ですが、戦時であればたくさんの人を殺した人が英雄扱いされるのです。
このように、善悪の尺度でさえ、人間は自分の都合や状況によって簡単に変えてしまうのです。
引き寄せの法則は、宇宙の根本的なルール、そして善悪の基準はその根本的なルールのもとで人間が作り出した考え方の一つに過ぎない、と考えてみてください。
引き寄せの法則は、「自分の思考(イメージ)に似たものを引き寄せる」というシンプルな法則です。
清廉潔白な人の思考には引き寄せが働いて、罪を犯してしまった人の思考には思考が働かないなどというものではありません。
しかしあなたの中で「罪を犯してしまった自分は報われない」という信念がしっかり根付いてしまっているために、その信念が原因となって焦りが生まれ、あなた自身がその焦りを反映した現実を生み出しているのではと考えられます。
メールに書いて頂いた下記の部分に、あなたがご自身のことをどう考えているかが表れています。
自分の犯した罪と、娘に会えないのは当然の報いなのだ
夫は、こんな私を許さないと
思ってしまいます
あなたが思いやりがある人であればあるほど、自分の犯してしまったことへの罪悪感から、自分自身の価値を認められないようになってしまうのも無理からぬことです。
しかし、人間は価値を感じられないものに愛を注ぐことはできません。
あなたが自分に価値を感じられなければ、ご自身を愛することができなくなってしまうのです。
そして、自分を愛することができなければ、そんな自分を幸せにすることはできません。
間違いを犯してしまった罪悪感から、自分で自分を罰しているような状態とも言えるかもしれません。
ですが、この世界にまったく間違いを犯さない人間などいません。
なぜなら、先ほども申し上げたように善悪の尺度や倫理観・道徳というものは、時代や地域社会などの条件によって移り変わるものだからです。
繰り返しますが、罪と引き寄せには因果関係はないのです。
そこに関係を作り出しているのは、私たち自身なのです。
次に考えてみて頂きたいのは、あなたの目が「あなた自身」だけでなく「家族」にも向けられているか? ということです。
あなたが幸せになるために、あなたを大切にすることは当然ですが、あなたのご主人や娘さんの幸せを願ってあげることも引き寄せにはとても重要なことです。
「こんな自分を受け入れてくれるはずがない」「許してくれるはずがない」と、相手にばかり求めてしまうことは、相手に対して思考を強要することになります。
そもそも、ご主人と娘さんがあなたを受け入れるかどうかは、ご本人たちの自由です(あなたもご承知だと思いますが)。
そこで「~してくれない」「~してくれるはずがない(本当は~してほしい)」という思考を発してしまうことで、ご家族は無意識に「あなたを受け入れられない自分」を責めてしまうことにもなりかねません。
そうしてあなたと一緒にいることに居心地の悪さを感じてしまえば、一緒に暮らすことが嫌になってしまうでしょう。
ですので「家族が受け入れてくれない」と考えるのではなく、「受け入れてくれてもくれなくてもいい」と考え、その上でご家族みんなで幸せに過ごしているイメージをできるだけ鮮明に作り上げ、潜在意識に伝えて頂ければと思います。
まずは思いつめず、肩の力を抜いてリラックスしてください。
今は別々に暮らしていますが、それでもあなたの大切な人たちは今日もこの世界で生きていてくれるのです。
そこに幸せを感じるところから始めてみてください。