5月初めに大切な人と別れ、今復縁できるよう毎日いいイメージで彼の幸せと愛し合い支え合っている未来を毎晩ノートに書き留めています
彼とは、心のどこかで終わりだなぁと思っていたことが、現実となったと今痛感しています
又、自分にどんどん自信がなくなり彼の事をちゃんと見ていなかった事もあり、それが最終的に別れに繋がったと思います
彼からは、支えてくれる人がいると言われましたが、彼が幸せであれば今はそれでもいいと思えます
ただ、私個人として、彼と幸せな未来ができるようイメージしていますが、やり方は合っていますか?
時間経過をみて、彼には自分の正直な気持ちを伝えようと思いますが、大丈夫でしょうか?
メールありがとうございます。
望む未来を毎晩ノートに書き留めているとのことで、潜在意識活用の方法としては効果的かと思います。
またご自身が仰っているように、これまで心のどこかで思っていたことが望まない現実を引き寄せてしまった可能性は大いにあります。
自分ではそこまで頻繁に考えているように感じていなくても、一日の思考の大半を心配事や不安に支配されてしまっていることはよくあります。
人間は基本、ネガティブ思考です。生物としての最優先事項は生き残ることですので、人間は本能として危険を事前に察知するようにできているのです。
「もしかしたら~かもしれない」とあらかじめ起こり得ることを予想しておくことで、それを避けたり対策を練っておくことができるからです。
このような本能は人間が野生で生きていた頃には大いに役立ちましたが、現代のような文明が発達した社会で、自分の望むような生き方をしたいのであれば、そのような本能も自分でコントロールすることが必要になってきます。
もっとも、感情に振り回されて困難ばかり引き寄せ、たまに起こるいいことをありがたがり、「人生は思うようにいかない」と考えながら生きていきたいのであればその必要もないのですが、それを望まない人は潜在意識や引き寄せの法則というものに出会うわけです。
まずは、引き寄せの法則を実践しているということ自体が、あなたが自分自身で人生を作り出すことができるという何よりの証拠であるということを再認識しましょう。
その上で一度、引き寄せの法則がどういうものであるかを振り返ってみましょう。
引き寄せの法則は、「思考に似たものを引き寄せる」という法則です。
そして願望とは、突き詰めれば「自分が心地よくいられる状態になるため」に持つものです。
この2つの点を考えれば、あなたがいい気分でいる(=心地よい思考でいる)ことが、どんな願望であれ、その実現につながるというわけです。
引き寄せの法則を活用するコツとして、「感情を先取りする」とよく言われるのはこのためです。
すでに願望が叶ったときに感じるであろう感情を「今」味わうことで、それを引き寄せることができるのです。
とのことですが、そう考えたときにあなたの感情はどうなっているでしょうか?
彼の幸せな姿をイメージすることであなたも幸せな気持ちになるのであれば問題ないですが、そこで寂しさや悔しさなどをグッと我慢しているとしたら、それは自分を犠牲にする未来を引き寄せていることになります。
相手の幸せを願うことは復縁の願望を叶える上で非常に大事なことだと思いますが、それが自己犠牲の思考の上に成り立っているのであれば意味はありません。
丹田呼吸瞑想法を実践していると思考が安定してきますので、無理に思い込もうとしなくとも「相手の幸せ=自分の幸せ」という状態にたどり着くことができると思います。
ノートに書き留めるのも効果的だと思いますが、もし「我慢している」というに感じるのであれば、ぜひ丹田呼吸瞑想法も試してみて頂ければと思います。
次に、潜在意識や引き寄せの法則で願望を叶える上での「行動」について考えてみたいと思います。
あなたは上記のようにお考えのようですが、これは現実(過去の思考の結果)に反応して顕在意識で考えて行動しようとしているように思えます。
潜在意識とのコミュニケーションがスムーズになれば、気持ちを伝えるタイミングは自然とやってきます。
なぜなら、潜在意識がアレンジした現実は、あなたが行動する時点ではすでに存在していて、あなたはそれを受け取るために「行動」するだけだからです。
無理に行動を起こそうとすると、潜在意識がせっかく用意した現実を遠ざけてしまうことにもなりかねませんので、そこは慎重になってください。
行動を起こすタイミングを計るより、まずは思考を安定させること、幸せなイメージを磨き上げることに専念されてはと思います。
あなたの幸せを願っております。