引き寄せの法則を活用するには、ポジティブでいることが大切だとよく言われます。
願いを潜在意識に伝えて、ワクワクして待っていれば、潜在意識が「願望の叶った世界」を引き寄せてくれるというわけですね。
ところが、せっかく引き寄せの法則を活用しようとしても、いつもポジティブでいることができない、ポジティブでいることに疲れてしまったという人もいます。
今回はそういう人に向けて、なぜ引き寄せの法則でポジティブでいることが大事なのか、またポジティブとはどういう状態のことなのかについてお伝えしていきたいと思います。
引き寄せの法則で「ポジティブが大事」と言われる意味
まず、なぜ引き寄せの法則を活用する上で「ポジティブでいることが大事」なのか? について考えてみたいと思います。
このブログでも何度もお話ししていますが、引き寄せの法則とは「似たものが引き寄せ合う」法則です。
それは目に見えるものだけでなく、思考や状況、環境、人間関係など、目に見えないものも例外ではありません。
つまり、ポジティブでいることでポジティブなものが引き寄せられるというわけですね。
そのため、できるだけ多くの時間をポジティブな気分ですごすことで、さらに気分をポジティブにしてくれるものを人生の中に引き寄せることができるのです。
引き寄せの法則を言葉で説明しようとする場合、「ポジティブ」とか「ワクワク」とか「いい気分」という表現になることが多いですが、つまりは
自分の感じていたい気分でいることで、さらに自分をそういう気分にしてくれるものごとを引き寄せることができる
ということです。
ことさらハイテンションでいる必要はない
そこが整理できれば、ことさらハイテンションに四六時中ワクワクして毎日を楽しんでいる必要はないということが分かると思います。
「ワクワク」と聞くと、どうしてもエキサイティングとかハイテンションとか気分の高揚した状態を維持しなければならないと思ってしまう人もいるかもしれませんが、つまりは「自分がどんな気分でいたいか」が重要ということです。
穏やかでリラックスした気分を味わいたいのであれば、できるだけそういう気分でいられるように意識するのです。
おすすめなのは、願いが叶った状態をイメージして、そのときに感じるであろう感情・気分を想像することです。
そして、その気分でいられる状態を自分で作っていくのです。
引き寄せの法則を活用するコツとして「気分を先取りする」と説明されることがありますが、それはこういう理屈なわけですね。
そして、その気分を先取りするためにイメージングやアファメーションなどと言った方法が紹介されるわけです。
「心地よい」と感じる心の状態をキープする
もちろんハイテンションでワクワクした気分でいることも「ポジティブ」ですが、穏やかで静かな気分に浸ることも「ポジティブ」です。
ポジティブでいることに疲れてしまうという人は、きっとこの部分に誤解があるのではないかと思います。
そもそもの話になってしまいますが、その気分でいることで疲れてしまうのなら、引き寄せの法則でその気分になれることを引き寄せたとしても、その人は幸せにはなれませんよね?
きっと願いが叶った世界でも、同じように疲れてしまうはずです。
大事なのは、願いが叶ったときに、自分がどのような気分でいたいか? ということです。
イメージングなどを実践して、そのときの気分をできるだけ鮮明に想像してみてください。
そして、1日のうちできるだけ多くの時間を、その心の状態でいられるようにしてください。
ちなみに、まったくネガティブにならないようにする必要はないですし、そんなことは不可能です。
また、ちょっとでもネガティブな気持ちになってはいけないなどとは考えなくても大丈夫です。
人間はもともとネガティブな気分になりやすいようにできています。
ですので、自分の中で1日を通して考えたときに、「ポジティブでいる時間の方が多い」という状態を目指して頂きたいと思います。
引き寄せの法則の本質から考えれば、苦痛を感じながら幸せを引き寄せることはできません。
どうかリラックスして、楽しみながら取り組んで頂ければと思います。