自信が持てない人のための読書のすすめ

2016.08.07 2023.06.11 引き寄せの法則

人前に出ると緊張してしまう、初対面の人と会話するときに何を話せばいいのか分からずパニックになってしまう…

落ち込むあなたとは対照的に積極的に人と関わり、堂々とした態度で人と接する人を見るとますます「自分はダメだ」と感じてしまい自信を失ってしまう。

本日はそんな自信を持てないとお悩みの人に、確実に自信を持てるようになる読書の方法についてお伝えしたいと思います。

自信がないのは”知らない”から

そもそも自信が持てないのは、あなたが「知らない」ことが原因です。

例えばこんな想像をしてみてください。

あなたは今、生まれ育った地元の街にいます。子どもの頃から住んでいるので、街のことはよく知っています。

どこにどんなお店があるのか、どんな人がいるのかも知っています。

その街で、何が起きるのかとドキドキしながら散策することはできるでしょうか?

季節の移り変わりなどを感じながらリラックスして街歩きを楽しむことはできますし、「あ、こんなお店ができてる」と新しいものを見つけることはあるかもしれませんが、どこに何があるのか分からずオロオロしたり、いちいち地図を見て現在地を確認することはないでしょう。

反対に、観光旅行でどこかの街をはじめて訪れたと想像してみてください。

どこに何があるか分からず、どんな人がいるのかも、どこが危険なエリアなのかもわからず少なからず緊張するのではないでしょうか?

もちろん、そういう新しい刺激こそが旅行の醍醐味ですが、新しい刺激とは言い換えれば未経験のものですので、そこで慣れた振る舞いをすることはできないわけです。

以上のことから、自信がないのは単に、それについて”知らない”ことが原因なだけなのです。

世界を広げるためには多読が効果的

それでは、どうやったら自信を持てるようになるのかということですが、とても簡単な方法があります。

それが「読書」です。

読書をすることで、知らないことを知る、世界を広げるための下準備ができます。

世界を広げることが目的ですので、1冊の書籍を深く理解するために精読するというよりは、いろいろなジャンルのいろいろな著者の本をできるだけたくさん読むこと(多読)が大切です。

ここで1点、覚えておいて頂きたいのは、ここで紹介する「自信をつけるための読書」は、知識を吸収するためにするのではなく、あくまでも世界を広げることが目的だということです。

そもそも、人間の脳は知らないことは見えないようにできています。

ですから、たとえいろいろなジャンルの本を読んだとしても、それについて何も知らなければ知識として定着することはありません。

では多読することに意味なんてあるのかと感じるかもしれませんが、私はこの「多読」こそ知識を、そして世界を広げ、そして自分自身に自信を持つためには不可欠なものだと思っています。

先ほども言いましたが、多読をすることで世界を広げる「下準備」ができるのです。

内容が深く理解できずともたくさんの情報に目を通していくことで、あなたはまずその情報の存在を認識できるのです。

人間の脳は知っていることしか見えないようにできているので、その存在を認識してはじめて知識として蓄積していくことができるようになるというわけです。

最近ではKindleなどの電子書籍リーダーを利用することで大量の書籍を手軽に持ち歩くことができるようになりました。

加えて、Kingle Unlimitedというサービスも開始され、月額980円で本が読み放題というありがたい環境が整っています。

これまで読書をする習慣がなかったという人ほど、読書をすることで世界を広げ、自信を手に入れるための伸びしろが多くある可能性があります。

はじめのうちは1冊読むのにも何日も掛かってしまうかもしれませんが、慣れてくれば読書スピードは上がります。

そうしていろいろなジャンルの本に触れて土台を作ることで、あなたはただ生きているだけでさまざまな情報を蓄積していくことができるわけです。

そうなれば、上で紹介したように地元の街で過ごすようになれた振る舞いができるようになります。

堂々としている人は、知っている、慣れているから堂々と振る舞えるのです。

あなたも知っていさえすれば、自然と堂々と振る舞えるのです。そして、堂々と振る舞えた経験を積み重ねることで、あなたは自分自身に確固とした自信を持つことができるようになります。

まずは世界を広げる下準備をはじめましょう。そのためにはまず、読書です。

PS:このブログでは引き寄せ初心者の方に向けて、引き寄せの法則を分かりやすくお伝えしています。「引き寄せについてもっと知りたい」「引き寄せるための思考・習慣を身につけたい」という方に向けた情報は、noteで発信しています。マガジンでは過去の有料記事もすべて読めるようにしています。