生きていく自信がないという人に知ってほしい「自分」の仕組み

2016.08.12 2016.08.14 引き寄せの法則

「仕事の人間関係も失敗続きで、もう生きていく自信がない」と人生を悲観している人がたくさんいるようです。

しかし、失敗が続いてしまうのにはしっかりと原因があり、その原因さえ取り除けばあなたの人生はいい方へ向かいます。

本日は、生きていく自信がないと落ち込んでしまっている人に知ってほしい、あなたを苦しめている「自分」というものの仕組みについてお話ししたいと思います。

知らぬ間に持っている自己イメージが、あなたを苦しめている

「生きていく自信がない」と悩んでいる人の声をよく聞いてみると、自分に対して

  • 精神的にもろいところがある
  • 何をやってもダメな無能
  • 自慢できること、誇りに思えることなんてない

というようなイメージを持っていることが多いです。

こういった、あなたが無意識のレベルで「自分はこういう人間だ」と認識している自己イメージが原因となり、様々な自信を失わせるできごとが起こるのです。

あなた自身が自分のことを価値が低いと思っていると、潜在意識は「価値の低いあなた」を実現しようとするためにあなたが無意識のうちにミスをするように仕向けます。

そのため、あなたがいくら頑張ってもミスはなくならず、その結果として仕事も人間関係もうまくいかなくなる、という悪循環を作り出しているのです。

自己イメージが低い人を見ていると、通常では考えられないようなミスをすることが度々あります。しかしそれは、その人の能力が低いということではなく、その人の「自己イメージ」が低いために怒っているのです。

こう聞くと潜在意識を責めたくなる気持ちになるかもしれませんが、潜在意識はあくまでもあなたの信念に忠実に働いているだけです。あなたがそう思っているのだから、その通りの現実を作り出そうとしているに過ぎないのです。

潜在意識は、深いところで常にあなたの味方です。ですから、あなたが心の奥底で望んでいること、つまりここでいう「ダメな自分」を実現するために動いてしまうのです。

この苦しみから抜け出すためには、何よりもあなたが持っている「自己イメージ」を変えなくてはなりません。

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仕事はお金のためにするのではない

次に、あなたの「仕事」に対する考えを確認してみましょう。あなたは、何のために仕事をしていますか?

もし「お金のため」「生活のため」「世間体のため」などと考えているのであれば、根本的に仕事をいうものを勘違いしており、またそのことが余計にあなたを苦しめていることになります。

仕事とは、お金のためではなく「社会に自分の能力を提供する」ことです。ですから苦労しようがしまいが関係なく、社会に価値を提供できてさえいればいいのです。

私たちの社会では、とかく「苦労することに価値がある」という価値観を強要されます。そのため、中には簡単な仕事をあえて効率悪く進めているようにしか思えないような不可解なことをする会社さえあります。

特に日本では、成果よりもそれだけ労力を掛けたかの方に価値があると考えられます。そのため、「働く=苦労しなければいけない」という価値観を植え付けられてしまうのです。

しかし実際、人間とは誰しも苦労することが好きなわけないのです。「生きていく自信がない」というのは、言い換えれば「苦労したくない」ということではないでしょうか?

そうであれば、その考えは至極当然のものであると言えます。

個人的には本当にバカみたいに思えるのですが、会社組織ではときに「いかに苦労するか」に重きを置いて業務を進められるときがあります。それができないというのは自然な感覚であり、あなたは正常な感覚の持ち主であるということです。

お金のためにする仕事は、ほとんどの場合やりたくないことです。人間はやりたくないことをするとき、著しくパフォーマンスが落ちます。それも、あなたが仕事や人間関係でミスを連発してしまう原因になっているでしょう。

自己イメージが低く、やりたくない仕事をやるというのは、実は最悪のパターンなのです。これでミスをしない方がおかしいと言えます。でもそれは、あなたの能力の問題では断じてなく、あなたが持ってしまっている(あるいは持たされてしまっている)自己イメージと、仕事(もしくは仕事への取り組み方)を変えていくことで解決することができます。

生きるとは、自分の好きなことをすること

本来人間は、やりたくないことは何一つする必要はありません。一人ひとりがやりたいことをやることで、それが社会へ価値を提供することになり、またやりたいことをやるからこそ、最高のパフォーマンスを発揮することができるのです。

あなたはこれまで、「お金にならないから」と夢や目標をあきらめてしまったことはないでしょうか?

もしあるのなら、まずは副業でもいいのでそれを始めてみてください。あなたが好きなこと・やりたいことをやるということは「あなた自身を喜ばせる」ということでもあります。

そして、好きなこと・やりたいことに夢中で取り組むことで最高のパフォーマンスを発揮でき、そんな自分を体験することで「自己イメージ」が大きく書き換わるのです。まさにいいことづくめですよね。

繰り返しますが、うまくいかないのはあなたのせいではありません。お金のためではなく、やりたいことをやりましょう。そうすることで自己イメージを書き換え、自信を取り戻し、仕事も人間関係もうまく回るようになりますよ。

photo credit: siesta via photopin (license)

PS:このブログでは引き寄せ初心者の方に向けて、引き寄せの法則を分かりやすくお伝えしています。「引き寄せについてもっと知りたい」「引き寄せるための思考・習慣を身につけたい」という方に向けた情報は、noteで発信しています。マガジンでは過去の有料記事もすべて読めるようにしています。