瞑想って、何も考えずにただジッとしますよね。
なので「寝てるのと一緒じゃないの?」と思われるかもしれませんが、実は違うんです。
ということで今回は、瞑想と睡眠の違いについてお話ししていきたいと思います。
慣れないながら図など作ってみたので、よかったら見てやってください。
瞑想状態=変性意識状態
すごくザックリですが、なぜ瞑想をやるのかと言うと、それは「変性意識状態」になるためです。
変性意識状態とは、顕在意識(私たちがいろいろ感じたり考えたりしている意識)の活動が鈍化して、潜在意識が優勢な状態のことです。
瞑想してしばらく何も考えずにいると、生活の中でいろいろな情報に刺激されて敏感になった顕在意識が静まってきます。
そうなると今度は、普段は深くに沈んでいる潜在意識が浮かび上がってきます。
潜在意識は私たちの意識の大半の領域を占めるもので、直感やひらめきなどは潜在意識から送られてくるメッセージだったりします。
瞑想によって定期的に自分を変性意識状態に持ってくることで、人生をよりよくするためのヒントを受け取りやすくなれるというわけですね。
変性意識状態とは、寝る一歩手前
エイブラハムの言葉を借りれば、変性意識状態とは「寝る一歩手前」の状態です。
下の図のように覚醒状態(目がバッチリ覚めている状態)と睡眠状態(ぐっすり眠っている状態)を線で結んだとき、睡眠状態に限りなく近く、それでいて睡眠状態ではないポイントです。
繰り返しになりますが、瞑想を習慣化して定期的に変性意識状態になることで、日々の生活の中で潜在意識からのメッセージを受け取りやすくなります。
そうなると、夢や願いを叶えるために必要な行動を自然とやりたくなったり、急にひらめいたりすることが多くなるわけです。
はじめのうちは、そのまま寝てしまっても気にしない
変性意識状態は寝る一歩手前の状態なので、瞑想をしているといつの間にか寝てしまう、ということも瞑想を始めたばかりの頃はよく経験するかもしれません。
でもそれは当り前のことなので、どうか「うまくできない…」と気落ちしないようにしてください。
何事もそうですが、瞑想で変性意識状態になるにはある種の慣れが必要です。
そして慣れるためには続けるしかありませんし、続けるうちに自然とできるようになります。
焦らず続けるのが、一番の近道です。