「瞑想は夜にやるのが効果的!」という話をよく聞きますよね。
でも夜に瞑想していると、いつの間にか眠ってしまう… とか、夜勤のある仕事をしているから瞑想なんてしてる暇ない! というような人もいると思います。
ということで今回は、瞑想はいつやるのが効果的なのか? そして朝や夜に瞑想するメリット、瞑想にベストなタイミングなどについてお話ししていきたいと思います。
【大前提】瞑想はいつやってもいい
まず最初に押さえておきたいのは、瞑想は朝・夜にかかわらず、どんな時間帯に行っても大丈夫ということです。
ではなぜ「夜にやった方がいい」と言われるのかというと、それは変性意識状態に入りやすいからです。
変性意識状態とは簡単に言うと「寝る一歩手前の状態」のことで、何も考えずボーっとしている、寝ているのかいないのかあやふやな状態のことを言います。
夜は一日の疲れで心身の活動がゆるやかになっているため、顕在意識(私たちがアレコレ考えている意識)が鈍くなり、潜在意識が浮かび上がってきやすくなる(=変性意識状態)わけですね。
そのため、夜勤などで夜に活動している人にとっては、起きてすぐの夜よりも、仕事から帰ってきた朝の方が瞑想には向いていることもあります。
なので必ずしも夜がベストタイミングだというわけではないということは、覚えておいてくださいね。
夜に瞑想するメリット・デメリット
先に少し触れましたが、夜に瞑想をするメリットは変性意識状態に入りやすいことです。
またほとんどの人は日中に学校や仕事に行って夜帰ってくる生活をしているので、瞑想のための時間を取りやすいというのもあるでしょう。
デメリットとしては、心身が疲れているために瞑想中にそのまま眠ってしまい、十分な変性意識状態に入れないことが挙げられます。
私としては完全に眠るまでの過程で一定時間は変性意識状態になっているはずなので、そこまで気にする必要はないかなと思っています。
しかし「瞑想していてそのまま寝てしまうと、ちゃんとできているか心配」という人もいるでしょうから、そういう人は他の時間帯に取り組んでみることをおすすめします。
朝に瞑想するメリット・デメリット
朝に瞑想をするメリットは、言ってしまえば夜瞑想の逆です。
つまり起きたばかりなので、瞑想中にそのまま寝てしまうことが少ないということ。
実際に引き寄せの法則や潜在意識を使いこなしている人の中には、起きてすぐの時間帯に瞑想をしている人も少なくありません。
特に早朝は外も静かで空気も澄んでいるため、瞑想には適した環境だといえます。
デメリットとしては、心身が元気なので(慣れないうちは)変性意識状態に入りにくいことだと言えます。
しかしこれも考え方次第で、「さっきまで寝てた(=顕在意識が活動休止している状態)んだから、変性意識状態に入りにくいわけない」と捉えれば、デメリットとも言えなくなります。
とはいえ、家族がいたりして朝から周りがバタバタするという場合には、効果的な瞑想をすることは難しくなるでしょう。
自分にとってベストなタイミングで瞑想できれば問題なし
瞑想は、あなたにとってベストなタイミングにやれば問題ありません。
「絶対に夜やらなきゃ」みたいに考えるとしんどくなってしまいますので、「空いた時間にやろう」くらいの気持ちで、自分にとってちょうどいい時間帯を見つけてください。
人によっては家族が出掛けた昼間かもしれませんし、周りが寝静まった深夜、誰も起きてこない早朝かもしれません。
あなたの体力や体質なども関係すると思いますので、朝・夜など関係なく、無理なく続けられる時間帯があなたにとってのベストタイミングです。