アファメーションとは、言葉の力を活用して潜在意識にある信念を書き換え、思考を願望を強力に引き寄せる性質のものに変えていく方法です。
しかし中には、
というように、その効果を一向に感じられない、それどころかどんどん事態が悪化していくようにさえ感じているという人もいるようです。
今回は、アファメーションをしても不安になる理由とその打開策についてお伝えしていきたいと思います。
なぜアファメーションをすると、不安が増していくのか?
アファメーションをすればするほど、なぜ不安な気持ちが大きくなっていくのか?
結論から言えば、それは「潜在意識が現状に引き戻そうとしている」からです。
潜在意識を引き寄せに活用する場合、おさえておきたい潜在意識の仕組みに、「ホメオスタシス」というものがあります。
ホメオスタシスとは、潜在意識が「今の状態」を維持しようとするシステムのことを言います。
私たち人間が、他の動物と同じように野生で生活していた時代、人間にとって最優先事項は「生き残ること」でした。
そして、生き残るためにもっとも確率の高い選択は、(生きていられる状態である)現状を維持することでした。
つまり、「変化」とは「リスク」だったわけです。
ホメオスタシスは、私たちの本能のレベルに根付いているもので、文明が発達して野生のような危険がなくなった現代でも機能として残っているわけです。
そして、このホメオスタシスこそが、アファメーションをすると不安になる原因になっているのです。
私たちはアファメーションをすることで潜在意識に働きかけ、これまでの人生の延長線上にはない「願望」にリーチしようとします。
言いかえれば、潜在意識が嫌う「変化」をしようとするわけです。
そのため、潜在意識はホメオスタシスの働きにより、変わろうとするあなたを現状、つまり願望の叶っていない現実に押し留めようとするわけです。
そして、この潜在意識があなたを押し留めようとする領域のことをコンフォートゾーンといいます。
あなたがコンフォートゾーンをはみ出そうとすると、潜在意識はあなたに「不安」という感情の形でシグナルを送ります。
「そっちは普段の道と違うよ。危険があるかもしれないよ」と伝えてくるのです。
願望実現のカギは、潜在意識の設定を変えること
では、どうすればこのホメオスタシスによる「引き戻し」を回避できるのでしょうか?
それには、潜在意識が「現状」だと認識しているものを変えてあげる必要があります。
考えてみれば至ってシンプルな話ですが、あなたが変わろうとしている「行き先」にコンフォートゾーンをずらし、そこへ行こうとするあなたをホメオスタシスが妨害しないようにするのです。
さらに言えば、いったんコンフォートゾーンがずれてしまえば、今度はホメオスタシスがこれ以上ないほどの強い味方になります。
つまり、あなたが願望を叶えやすいコンフォートゾーンに留まるように、ホメオスタシスがあなたを引き戻すようになるわけです。
そうなれば、少々ネガティブな出来事に見舞われたところで、あなたはビクともしなくなります。
そして、コンフォートゾーンをずらすのに効果的なのはアファメーションなのです。
しかしそのためには、どのような構成で文章を作り、どのような効果を狙ってそれをするのかということが腑に落ちていなければなりません。
それらの要点を抑えた上でアファメーションに取り組めば、「アファメーションをするほど不安になる…」ということはなくなります。
アファメーションの効果を最大限に発揮するためのおすすめ教材
岡野真さんという方の『夢を叶える引き寄せRevolution』では、
- アファメーション文を作成する上で重要となる構成要素
- アファメーションの効果を大幅にアップさせる7つの方法
- 現状への引き戻しを弱める10の方法
などについて詳しく説明されています。
アファメーションとは言葉による潜在意識活用法ですが、言葉とは誰もが使える分、味方につければかなり強力な武器になります。
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