引き寄せの法則って、
昨今のスピリチュアル界隈では
非常に有名な法則ですよね。
でも、
スピリチュアルの法則って
引き寄せだけでなく、
他にもいろいろあります。
今回は、
江原啓之さんが
お話しされていた
“八つの法則”
について、
私の解釈も交えながら
お伝えしたいと思います。
江原啓之さんのスピリチュアル八つの法則
スピリチュアルの法則その1:【霊魂の法則】
霊魂の法則は、
これからお話しする
八つの法則の大前提となるものです。
人はみな「霊的な存在」であるとするもので、
肉体は物質世界に存在する間の
一時的な乗り物に過ぎず、
対して魂は
永遠の存在であるとするものです。
つまり私たちの本質は魂、
さらに言えば見えない世界
(=精神世界・情報世界)にあり、
「死んだら終わり」という
空しい存在ではないというわけです。
私たちがこの世に生まれる目的は、
物質世界での経験を通して、
魂を成長させることです。
この真理を知らずにいると、
生きる意味が見出せず、
人生が刹那的な(=一時的な快楽を求めるような)
ものになってしまうおそれがあります。
スピリチュアルの法則その2:【階層の法則】
死後の世界(=精神世界、情報世界)は
魂のレベルによって階層が分かれており、
私たちは死後、
自分の魂の成長度合いに
応じた階層に行くことになります。
そして、
私たちが魂を成長させるには、
この物質世界で幸せになることが大切です。
幸せを感じたとき、
私たちの魂は浄化され、
より純粋な存在へとなります。
私たちが本来的に
目的としているからこそ、
幸せを感じると心地よいのです。
幸せになること、
幸せを追い求めることに
罪悪感を感じる必要はありません。
「自分だけ幸せになろうだなんて…」と
考えてしまう人もいますが、
“みなが同じでなければならない”
という価値観は物質世界で後付けされたもので、
私たちの本質からは外れたものです。
そもそも、私たちは他者を
幸せにすることはできません。
なぜなら、
私たちは他者の思考を
コントロールすることはできないからです。
他人を幸せにしたいのであれば、
まず自分が幸せになることです。
その”幸せの波動”により、
周りの人に影響を与えることができるのです。
私たちは魂の成長度合いにより、
階層が分かれており、
魂の成長は幸せになることで
なされるのです。
スピリチュアルの法則その3:【波長の法則】
「類は友を呼ぶ」というように、
私たちは、自分の波長に合ったものと
引き寄せ合っています。
私たちの波長は、
思考によって決まりますので、
言いかえれば、
私たちは思考によって
それと似たものと引き合っている
というわけです。
つまりこれが、
“引き寄せの法則”というわけです。
自分を取り巻く人たちを見れば、
自分が今どんな波長を持っているのか
分かります。
愛情に満ち、
やさしさに溢れ、
前向きな人たちに囲まれていれば、
あなたの波長は
とてもいい状態であると言えます。
逆に他人を貶めたり、嫉妬や憎しみに
まみれた人たちに囲まれていれば、
あなたの波長は
よくない状態にあると言えます。
まさに、
“他人は自分を映す鏡”というわけですね。
スピリチュアルの法則その4:【守護の法則】
あなたも「守護霊」とか「背後霊」という
言葉を聞いたことがあると思いますが、
私たちの誰もが、
いつも寄り添い見守ってくれる
霊的存在と共にあります。
私たちが困難な状況にあり、
絶望や孤独を感じているときでさえ、
それはいつも傍にいて
私たちを大きな愛で包んでくれています。
ここからは完全に私見ですが、
エイブラハムやバシャールなどの
チャネラーを介して
物質世界にメッセージを
伝えてくれる存在は、
私たち自身の守護霊である
可能性があります。
特にバシャールの発言に
多いのですが、
高次の存在、
つまり
- ハイヤーセルフ
- 守護霊
- ガイド
などと呼ばれる存在は
目に見えない世界で
すべてつながっていると
考えられます。
そして、
私たちにとって必要なことを
必要はタイミングで伝えるとき
エイブラハムや
バシャールなどの
仮面をつけて現れるのです。
言いかえれば、
エイブラハムやバシャールからの
メッセージは、
“自分自身の守護霊からのメッセージ”
であるわけです
スピリチュアルの法則その5:【類魂の法則】
私たちには「魂の家族」がいて、
それらの魂はお互いに強い絆で
結ばれています。
これを“類魂(グループ・ソウル)”
と言います。
私たちの魂は類魂の一部であり、
類魂の代表としてこの物質世界に
生まれてきたのです。
分かりやすい例えが
あったので拝借しますが、
類魂を、
コップに入った水と考えてください。
私たちは、
そのコップから出た一滴の水です。
私たちは物質世界で
自分を浄化して帰ることで、
コップの水を浄化することを
目指しています。
つまり、私たちが
物質世界で幸せになり、
魂を成長拡大させると、
類魂全体の成長にも
つながるというわけです。
さらに言えば、
すべての魂は類魂です。
自分の属する類魂は、
さらに大きな類魂の一部であり、
その類魂もさらに大きな…
となっています。
そのため、
私たちの魂が成長すれば、
それはすべての魂の成長に
繋がっていくのです。
スピリチュアルの法則その6:【因果の法則】
「自分のしたことは、
いつか必ず自分に返ってくる」
と言われますが、
因果の法則とは
まさにこのことを指しています。
因果とは”カルマ”とか”業(ごう)”とも言われ、
すべてのことは原因と結果が一対に
なっているとされる法則です。
引き寄せの法則では
“悪口・陰口を言うと
よくないことを引き寄せる”
と言われたりしますが、
これは因果の法則と通じるものがあります。
「悪口・陰口を言う」という原因と
「よくないことが起こる」という結果が
対(つい)になっているというわけですね。
因果とかカルマというと、
「罰(ばち)が当たる」などのように
ネガティブに捉える人が多いですが、
これは何もそういう意味だけではありません。
いいことをすれば、
もちろんいいことが返ってくるのです。
これも、
“ワクワクしていると
いいことが起こる”
という引き寄せの法則と
通じるものがありますね。
スピリチュアルの法則その7:【運命の法則】
“人生にいつ何が起きるかは
生まれる前から決まっており、
自分でそれを変えることはできない”
と考える人がいます。
しかし、私たちの人生は
自分自身で創り上げていくものです。
「運命」という字の意味を
考えると見えてきますが、
「運命」とは
“命”を”運ぶ”と書きます。
自分の命を
どこへ運んでいくかは
自分次第であり、
誰かに決められた道を
歩いていくために
私たちは人生を
生きているわけではありません。
そもそも、運命が
決められているものだとしたら、
私たちがこの世に
生まれてきた意味はなくなります。
私たちは人生を通して
魂を成長させることを目的とし、
そしてそのために、
人生を自分の手で
進めていくことができるのです。
スピリチュアルの法則その8:【幸福の法則】
これまでにお伝えした
7つの法則は、
これぞれが別個に働くものではなく、
お互いに作用しながら働いています。
私たちの本質は「霊魂」であり、
魂の成長度合いによって「段階」が分かれ、
魂のあり方(思考)によって「波長」が決まり、
波長によって「引き寄せ」合う。
私たちの魂はさらに高位の魂に導かれ、
私たちの魂の成長が、「類魂」全体の
成長へとつながる。
自分の行いによって
さまざまなものを「引き寄せ」、
その経験によって魂が成長する。
その成長とは自分次第で、
魂のあり方(思考)によって
経験を「引き寄せ」ることで
どのような「段階」にも変わる。
「運命」とは予め決められたものではなく、
自分で創り上げるもの。
そして「運命」を作り上げるために
「波長」によって経験を「引き寄せ」、
魂を成長させる。
このように、ある法則が
他の法則と絡み合いながら、
一つの法則を形作っています。
その最後の法則が、
この「幸福の法則」というわけです。
これまで、
“魂の成長は、
私たちが幸せに
なることで達成される”
とお伝えしてきました。
つまり、
“魂の成長=私たちの幸せ”
であるということで、
その行き着く先は大霊、
別の言い方をすれば「神」であるわけです。
まとめると、
“私たちは幸せになることで、
神へと近づく”
ということができるわけですね。
幸せになることに
罪悪感を持つ必要はありません。
それこそが、
この世に生まれた目的なのですから。
それに、
類魂の法則の箇所で
お話ししたように、
あなたが幸せになることが、
他のすべての人の幸せにも
つながります。
まとめ
以上、
スピリチュアル
八つの法則のお話でした。
八つの法則が複雑に
絡み合っているように
見えるかもしれませんが、
実のところ、
“幸せになることが
人生の目的ですよ”
というシンプルな
結論に行きつきます。
人間社会では
「自分だけ幸せになってはいけない」
と考える人が多く、
またそれが美徳である
というようにも考えられがちですが、
それは真理ではありません。
まず、自分が
幸せになりましょう。
そうすることで、
きっと周りの人の幸せにも
つながります。