思考を整理するための瞑想のすすめ

2016.03.22 2023.06.13 引き寄せの法則

ライフハック系のブログなどで紹介されている、思考の整理術。

本日は、潜在意識の観点から思考を整理する方法をご紹介しようと思います。

ライフハック的な思考整理術って?

ライフハック系のブログやニュースサイトで紹介されている思考整理術は、頭の中にある「やらなければならないこと」「直面している悩み」などを書き出して、分類別に仕分けしたり優先順位を付けたり… というのが一般的なようです。

しかしこの方法では、顕在意識が認識できている問題については整理できるかもしれませんが、自分でもわかっていない、潜在的に抱えている問題については対処することができません。

また、仕事上の問題と恋愛関係の問題などを仕分けしたところで、優先順位を付けるというのも難しいでしょう。

ということで私がオススメしているのは、瞑想によって思考を整える方法です。

思考を整理するための瞑想方法

私が思考を整理するためにオススメしている瞑想法は、丹田呼吸瞑想法です。

私はもともと思考を整理するためにこの方法を始めたわけではなく、恋愛関係と経済状況に問題を抱えていて、それらの解決を潜在意識にしてもらおうと考えたからです。

しかしその過程で、それまでぐちゃぐちゃになっていた頭の中がすっきりして気分がすっきりすることに気が付きました。

それまで「好きな人に電話したい、でも仕事のメールも返さなくちゃ、その前に今している作業を進めて、あ、滞納している支払いも済まさなきゃ」と散らかっていた思考が整理され、今やるべきことに自然とフォーカスできるようになりました。

丹田呼吸瞑想法のやり方

丹田呼吸は、丹田という体内の気が集まる場所に意識を集中して行う呼吸法です。

丹田とはおへその5㎝くらい下の、身体の内側に5㎝ほど入った場所にあります。

おへその下のお腹と背中の中間、ちょうど身体の中心あたりだと考えてください。

丹田を意識しながら、おへその下から口へ空気を押し出すように、10~15秒くらいかけて口から息を吐きます。

息をすべて吐き切ったら2~3秒息を止めます。

次にまた丹田を意識しながら鼻から丹田に空気を送り込むように、10~15秒くらいかけて鼻から息を吸います。

お腹がパンパンになるまで息を吸ったら、その状態で2~3秒息を止めます。

そうしたら、またさっきと同じ要領で息を吸って、吐いて、吸って… を繰り返します。

吐いて吸ってを1セットとして、30回程度繰り返します。

丹田呼吸をしている間は、息を吐いて吸ってという呼吸の動作に意識を集中してください。

しばらく呼吸を続けていると、自然と頭の中にいろいろなこと(忘れていたような過去の記憶や風景など)が浮かんだり消えたりします。

それらは特に打ち消そうとしたり思い出そうとしたりせず、浮かぶ消えるにまかせましょう。

だいたい丹田呼吸を20回繰り返したころから、自分の意識が深く沈んでいくような感覚があるかもしれません。

この辺りの感じ方は人それぞれですが、顕在意識から潜在意識へコンタクトしやすい状態になっていきますので、何らかの変化を感じることが多いでしょう。

そのまま30回呼吸を繰り返せば終わりです。

時間にしてだいたい15~30分くらいになると思います。

なお、寝る前の時間帯は顕在意識の活動が鈍り潜在意識につながりやすい状態になりますので、布団に入る前など時間を決めて取り組むのがおすすめです。

潜在意識が思考を整理してくれる

この方法であれば、物事の優先順位は潜在意識が判断してくれます。

顕在意識であれこれ考えず、潜在意識とコンタクトしやすい状態になることができれば、潜在意識が今のあなたにとって必要なもの・不要なものを判断し、優先順位も付けてくれるでしょう。

潜在意識が思考を整理してくれれば、不要なものや優先順位の低いものは不思議と頭に浮かんでこなくなります。

あなたは浮かんでくるインスピレーションに従って行動すれば、ストレスなく問題を解決できるようになります。

ということで、今日は普段の願望達成についてではなく、思考を整理するという観点から潜在意識を活用する方法についてご紹介してしました。

瞑想はアップルの創業者であるスティーブ・ジョブズなど、たくさんの有名人も習慣にしていたそうです。

瞑想を行う目的は人それぞれですが、思考を常にきれいに保って、普段の生活に流されて見失いがちなものを再確認するのに有効な方法だと思います。

是非、普段の生活に取り入れてみてください。

PS:このブログでは引き寄せ初心者の方に向けて、引き寄せの法則を分かりやすくお伝えしています。「引き寄せについてもっと知りたい」「引き寄せるための思考・習慣を身につけたい」という方に向けた情報は、noteで発信しています。マガジンでは過去の有料記事もすべて読めるようにしています。