引っ越し。
新しい部屋、新しい街で始まる新生活を思うとワクワクしますよね。
でも、
引っ越した先で騒音トラブルに見舞われた
新しい部屋の隣人が頭のおかしい人だった
みたいな話を聞くと、せっかく引っ越しするのに失敗したらどうしよう…… と心配になってしまいます。
もちろん費用もそれなりに掛かりますし、新居でトラブルがあったからと言ってすぐに引っ越しというのは難しい人がほとんどだと思います。
だからこそみんな引っ越しには慎重になりますし、費用や部屋の設備、周辺の治安や利便性など、考えなくてはいけないこともたくさんあります。
実際、引き寄せの法則に興味のある人がどのような願望を持っているのか調べてみると、
引き寄せの法則で引っ越しを成功させたい!
と願っている人は、意外と多いことが分かりました。
また私が受け付けている無料メール相談でも、引っ越しや近隣トラブルに関するご相談も結構たくさん頂いていました。
ということで今回は、引き寄せの法則を活用して理想の引っ越しを叶える方法hについて考えていきたいと思います。
引っ越してどんな暮らしがしたい?まずは「理想の部屋」のイメージを具体化させよう
引っ越しを成功させるために、まずはじめにやること。
引き寄せの法則的に考えると、それは
自分の「理想の部屋」のイメージをクリアにしていく
ということです。
引き寄せの法則では、はじめにゴール(引き寄せたい情景)を明確にし、それに思考を集中することで、その情景が現実に創造されると言われています。
ですので、
- 部屋の間取りは?
- どんな家具・家電を置くか?
- どんな雰囲気の壁か?
- 窓からの眺めは?
- トイレやキッチンの機能は?
などなど、自分にとっての「理想の部屋」のイメージを頭の中でどんどん固めていきましょう。
それがある程度できてきたら、次はその部屋を起点にして、自分がどのような暮らしを送っているのかをイメージしていきます。
- 駅前の雰囲気は?
- 近所に何がある?
- 誰を部屋に呼ぶ?
いろんなことに思いを巡らせて、その部屋で暮らす自分の理想的な一日を思い描いてみてください。
自分がどんな部屋に住みたいのか、どんな街でどんな暮らしがしたいのかを明確にイメージすることが、理想の引っ越しを引き寄せるための最重要ステップです。
ポイントは「引っ越すまで」の過程じゃなく、「引っ越してから」をイメージすることです。
- 部屋の更新時期といい物件が見つかるタイミングがバッチリ合った
- またまたいい物件をいい条件で見つけることができた
- 引っ越し業者のキャンペーンでかなり費用を抑えることができた
これらは言ってみれば「引っ越すまでにクリアすべき課題」ですが、これらの解決方法を一生懸命考える必要はありません。
引き寄せの法則では、
願いが叶うまでの過程をアレコレ考えない
ということがよく言われます。
潜在意識は、私たちよりも広い視野で、より高いレベル願望実現までの最短ルートを導き出します。
ところが私たちが「引き寄せるまでの過程」について細かく考えてしまうと、潜在意識の選択肢を著しく狭めてしまうことになります。
引き寄せの法則を活用するために、私たちがすることはただ一つ。
引き寄せたいビジョンを明確に持ち続けること
それだけです。
それがどのような流れで実現するのか、その過程を細かく決める必要はありません。
必要ないどころか、むしろしない方がいいのです。
引っ越したい土地(街・物件など)へ実際に出かけてみる
「理想の部屋」のイメージ、そしてそこから広がる自分の生活をイメージできてきたら、次は外に出てみましょう。
ある程度、住みたい街の目星がついている場合には、実際にその街の不動産屋さんを訪れ、予算や希望などを伝えて物件を探してもらいましょう。
まだあまりどこの街に住みたいとかがない場合は、本屋やネットなどで情報収集してみるといいでしょう。
そのときも「住みたい街」のイメージを頭の中でキープしていると、ピンとくる街に出会いやすくなります。
また、仲のいい友人に聞いてみるのもおすすめです。
仲のいい友人は、あなたと考え方やライフスタイルが似ている可能性が高いです。
その友人が気に入った街であれば、あなたにもピッタリかもしれません。
そうして気になる街が見つかったら、実際にその街を訪れ、不動産屋さんを回ってみましょう。
いくつか実際に物件を見せてもらうと、そのエリアの家賃相場なども分かりますし、もし可能なら時間帯を分けて複数回その辺りを訪問してみるのがおすすめです。
昼間は静かでも、意外に夜は騒音が激しかったり治安がよくないエリアもありますので。
このようにいくつかの街を回ってみると、はじめは気になっていた街がそうでもなかったり、あまりピンと来ていなかった街が実は自分にピッタリかもしれないと感じることもあります。
というのも、本やネット、そして友人の意見はあくまでも「情報」なので、あなたが実際にそこを訪れて感じることとはどうしても差がでてしまうのです。
そのため、情報のみを当てにせず、できるだけ実際に足を運んでみることをおすすめします。
引っ越し先で揃えたい家具・家電などをリサーチしてみる
住みたい街の見当がついたら、次は引っ越し先で揃えたい家具や家電をリサーチしてみましょう。
あなたの頭の中にある「理想の部屋」には、どんな家具・家電が置いてありますか?
そのイメージをヒントに、ネットや雑誌でいろいろ見てみましょう。
時間があれば、実際に家具屋に行って見てみると雰囲気がよく分かります。
引き寄せの法則の考え方を踏まえれば、予算ありきでリサーチするより、頭の中にある「理想の部屋」のイメージを基準にした方が引っ越しを成功させやすいです。
「そんなこと言ったって現実的には予算が……」と思われるかもしれませんが、イメージを軸にしてリサーチしてみると、好きな雰囲気の家具が実はリーズナブルなことが分かるとか、リサーチしているうちにもっと好きな雰囲気で、しかも予算内のものが見つかるというようなことが起きるのです。
いずれにしても、予算などの「外側」のことを基準にするより、自分の「内側」、つまりイメージを基準にして動くことで、自分の納得できる形で着地できることが多くなります。
現在の住まいの不満ではなく、気に入っている点を振り返ってみる
引っ越しを考えているということは、現在の住まいに何かしらの不満があることがほとんどです。
単純に「飽きた」ということもありますよね?
でも理想の引っ越しを引き寄せたいなら、不満にフォーカスするのではなく、ポジティブな点に意識を集中することが大切です。
「どうせ引き払う部屋なのに……」と言わず、入居したとき、自分はどこに惹かれたのかなどを改めて振り返ってみてください。
残り少ないかもしれませんが、その部屋は少なくとも数年間、あなたの住まいとして、あなたの人生を支えてくれた存在です。
その部屋での思い出を振り返り、感謝しましょう。
そうしてあなたがポジティブな気持ちになると、それは次にさらに素敵な部屋と出会えるよう助けてくれます。
できれば数日掛けて、引っ越しまでに部屋じゅうを掃除するのがいいでしょう。
たまに引っ越しする際、引き払う部屋を掃除もせずに出てしまう人もいるようですが、引き寄せ的に見るとあまりよろしくありません。
「立つ鳥跡を濁さず」ということわざもありますが、これまでの生活を支えてくれた部屋に、お礼の意味を込めて最後にきれいにしてあげましょう。
まとめ
以上、引き寄せの法則で理想の引っ越しを叶える方法でした。
「引っ越し=新生活の始まり」ですので、ほとんどの人はワクワクするかと思いますが、それと同時に、費用の掛かることなので不安がある人も多いと思います。
でもはやり幸せな引っ越しを引き寄せるコツは、ポジティブな面に思考の焦点を定めること、そして自分の中にある「理想の部屋」のイメージをできるだけ明確に持つことです。
「衣食住」というくらい、住まいは人間にとって大切なものです。
ここでお伝えしたことも踏まえて、ぜひ理想の引っ越しを引き寄せて頂ければと思います。