病気にでもなって死ねないかな…。
つらい目に遭っている人は、そういう風に考えてしまうこともあるようです。
個人的には、病気になって死ぬことほど苦しくてつらい死に方はそうそうないと思うのですが、ご本人がそう望むのであれば、どうしたら病気になって死ねるか、少しだけ考えてみましょう。
「病は気から」というように…
引き寄せの法則の観点から考えると、実は病気になって死ぬことは難しいことではありません。
「病は気から」というように、
- 体調が悪い気がする
- 病気なのではないか?
と考えていれば、身体はその思考に反応して病気になります。
まずは、あなたのなりたい病気について調べてみましょう。
どんな症状が出るのか、どんな治療法があるのか、その病気になったことのある人の体験談など、その病気に関するあらゆる情報を集めましょう。
そうすると、あなたはその病気について調べている間じゅう、ずっとその病気について思考していることになります。
そして、得た知識をもとにその病気についてとても鮮明なイメージを作り上げることができます。
そうすれば、引き寄せの法則が強烈に働いて、あなたにその病気を引き寄せてくれるでしょう。
あなたの望み通り、病気になって死ぬことができます。
しかし実際、病気について調べていく過程で、ほとんどの人は病気になって死にたいなどとは思わなくなるでしょう。
下手に誰かのアドバイスや慰めを求めるより、その方がずっと効果的です。
なぜなら、病気について調べることで、「病気になった自分」をリアルに感じるようになるからです。
そうすると、実は自分がどれだけ生きたいと考えているか、ということに気づくことになるはずです。
それでも病気になって死にたいという固い決意があるのなら、寝ても覚めてもその病気について考えていれば、あなたはその病気になることができます。
しかし、楽に死ねることは間違いなくありませんので、引き寄せる前によく考えてみてください。
健康志向の人が病気を引き寄せてしまうことも
健康志向でとても健康に気を遣っていたにもかかわらず、早死にしてしまう人がいます。
私は、こういう人は健康について調べているときに、「病気になりたくない」と思考していたのではないかと思っています。
そして、ある病気についてテレビなどで知ることがあると、それについて熱心に調べていたのではないかと考えています。
幸か不幸か、現在ではインターネットの発達により様々な情報を手に入れることができます。
そうして、健康になりたいと考えつつも病気について調べ、その苦しみを想像しては「病気にはなりたくない」という波動を強く発していたのではないかと思います。
潜在意識は肯定形・否定系の区別をしません。
ですから、「病気になりたい」でも「病気になりたくない」でも、同じように病気を引き寄せます。
あなたが本当に病気になって死んでしまいたいのなら、四六時中病気について考えましょう。
そうすれば、望みは叶います。
この世界は、あなたのイメージでできている
「病は気から」というように、この世界ではあなたの考えていることが実際に現実になるのです。
ですから厳しいことを言いますが、あなたが今おかれている状況は間違いなくあなた自身が引き寄せたものです。
「いや、そんなはずはない」「望まないことを引き寄せるはずがない」と反論したくなるかもしれません。
でも、この世界には「考えていることが現実化する」ということと同じく、忘れてはいけない重要なルールがあります。
それは上でも言ったように、「肯定形・否定形は区別されない」ということです。
「病気になりたい」でも「病気になりたくない」でも、同じように病気を引き寄せます。
それはなぜかというと、「病気になりたい」と考えても「病気になりたくない」と考えても、同じように「病気になっている自分」をイメージするからです。
この世界はあなたが発した言葉ではなく、あなたがイメージしたことが現実になります。
悪いことばかりイメージしていれば、いくら「こうなりたくない」と考えてしようが、それが現実になってしまいます。
ということは、です。
いいイメージをして、そうなった自分の姿をイメージしていれば、それが現実になるのです。
寝ても覚めてもそのイメージを持ち続ければ、あなたはその通りの人生を手に入れることができるのです。
あなたも聞いたことがあるかもしれませんが、これが引き寄せの法則というものです。
私を含め、これまでたくさんの人が引き寄せの法則を活用して人生を変えています。
とはいえ、その実現までに何年も何十年も掛かるといわれるとがっかりするでしょう。
でも、多くの人は3ヶ月、早ければ2週間ほどで何らかの変化を感じるようになります。
現実を変えることなんて、意外と簡単なのです。
この世界は、あなたのイメージでできています。
そのことを知っていれば、この先「どうすればいいのか分からない」なんてことはなくなります。
なぜなら、あなたはいつでも望むものをイメージすればいいのですから。
心を休める瞑想のすすめ
「死にたい」と考えてしまう人には、まじめな人や頑張り屋の人が多いのではないかと思います。
この社会で生きていくには我慢することを強要されるため、そういう人は知らないうちに心に無理をさせてしまっているのかもしれません。
そういう人におすすめなのが、瞑想で心を休めることです。
瞑想の詳しいやり方は以下のページで紹介していますので、よかったら読んでみてください。
はじめのうちは、1分でも2分でも、目をつむって呼吸に意識を集中するだけで構いません。
そうするだけで、だいぶ心が休まります。
瞑想に関しては、やはり効果を体感してもらうことが一番です。
効果を実感できれば、より積極的に瞑想に取り組みたいと思うようになります。
瞑想と聞くと「なんか宗教っぽくていやだな」と敬遠してしまう人もいるかもしれませんが、私は
だと思っています。
上で紹介した丹田呼吸瞑想法を実践すると、あなたの中に自分自身が知らなかった場所があることに気づきます。
あなたの中にまだ大きな可能性が眠っていることに気づくはずです。
それらを見つめていくことで、何よりも、自分自身に興味が沸いてきます。
自分のことをもっと知りたいと思うようにあります。
私の経験では、そのように感じたときから引き寄せのスピードが一気に増したように思います。
まずは、心を休める目的で1分間でもいいので瞑想してみてください。
そのあとは、できれば丹田呼吸瞑想法を試してみてほしいと思っています。
この世界は、あなたが思っているよりもずっと、あなたに優しい世界です。
あなたを苦しめているのは、この世界ではなく、あなたの思考(イメージ)です。それを手放すことから始めてみてください。