意図的な引き寄せを始めて9カ月になります。「潜在意識・引き寄せ」を知る前から、「こうなりたい、したい」と思ったことは、時間はかかりましたが、ほぼ叶っています。
一番の引き寄せは、当時勤めていた会社が原因で、人前で字を書いたり食事をすることが出来なくなってしまった(社会不安障害というものらしい)のを、いろんな経緯を経て、医師に頼らず完治出来たことです(10年かかりました)。
今は、自営業です。独立してからは、自分が変わったみたいで、なぜか人に好かれ、友達も増え、助けられながら今日まで生きてこれたのは、本当に奇跡です。だから、今の仕事は続けたいのです。
私が意図的な引き寄せを始めたのは、裕福になりたかったからです。お金には全く余裕がありません。
最近疑問に思うことがあります。裕福になりたいという願いは叶わないのに、断片的に「これどうしよう」「嫌だな」と思ったことは(意識して願っていないこと)は、思いがけない形で、わりと直ぐに叶ってしまうのです。
ふーっと、解決方法が”降りてくる“ことも度々ありますし、「あと○円あれば」と思ったら、何らかの形でピッタリの金額が入ってきたりします(宝くじに当たってピッタリの金額が入ってきたときは驚きました)。
また、生活が苦しく、すっかり忘れていた(付き合ってはいません)、好きだった人から2年振りに連絡があったのも不思議です。私のことが頭から離れなかったと言うのです。嬉しかったです。
不思議なことは、しょっちゅうではありませんが、あります。なので、潜在意識・引き寄せは信じています。
その度に、これでいよいよ願いが叶うかもしれない!と思うのですが、それだけが叶うだけで、本当にギリギリの暮らしです。周りの人に迷惑がかからなかったら自殺していると思います。
そこで最近私は、どんなに苦しくても有難いと感謝していた、それでも貧乏を楽しんでいた、現状の中で問題を解決しようとしていた…から、そんな引き寄せばかりが続くのかもしれないと考えるようになりました。
虎さんがおっしゃるように、「現状を無視してゴールを設定する」というような意味が、わかってきたように思います。ピンチはチャンスと“知って”いても、ただ、苦しく、何かアドバイスがあれば、いただけましたらと思い立ち、メールさせていただきました。よろしくお願いいたします。
いつも、ありがとうございます。
メールありがとうございます。
いいことが次々起こったり、なぜかいつも恵まれている人っていますよね。
なぜ、その人たちには次々いいことが起きるのか?
それについて考えることが、ここでは大きなヒントになります。
結論から言ってしまえば、その人たちは常にポジティブ優勢の思考状態にあるため、いいことを引き寄せやすいのです。
「いいことが起こる」ということを期待し、ワクワクして毎日を過ごしている、そしていいことが起こったときにはそれに感謝できるという思考の癖がついているために、周りから見れば「恵まれている」ように見えるわけです。
言いづらいことですが、「嫌だな」と思うことはわりとすぐ叶ってしまうのは、ネガティブ優勢の思考状態であるということです。
その中で、「あと○円あれば」というようなときはそれが手に入るのは、それだけその想い(思考)が強かったということです。思考が強ければ強いほど、それを引き寄せる力は強くなります。
切羽詰まっている人ほどお金を引き寄せることができ、裕福ではないものの生活できないほどではないという人の方がうまくいかないと言われることがあるのはこのためです。
顕在意識的に考えれば、月収10万の人よりも月収30万の人の方が収入を増やしやすいように感じるかもしれませんが、潜在意識的に考えれば現在の収入は関係がありません。
どれだけ「お金」に思考を集中できるか、そして「お金を手に入れたときの高揚感」などを強く感じられるかが重要なわけです。
上記をまとめると、
- ポジティブ優勢の思考状態であること
- 願望に対する想いが強いこと
の2点が引き寄せるをスムーズにするための条件であると言えます。
ポジティブ優勢な人は「こんなことあったらいいな」くらいでもそれが手に入るでしょうし、ネガティブでも切羽詰まって本気で思考を集中させればそれを手に入れることができます。
私が「現状を無視してゴールを設定する」とよく言うのは、ゴールを設定し、そのゴールをイメージの中で体感することでポジティブな思考と臨場感を手に入れるためです。
この状態になるには、根気よくゴールに思考を集中すること、それによってポジティブ思考の癖をつけていくしかありません。
現実でつらいことがあったときこそ、イメージの世界に逃げ込むようにしてください。
現実と戦うことは苦しみにしかつながりません。
今の状況を「ギリギリの生活」と認識し、それによって焦りや絶望などを感じれば感じるほど、「それがほしい」と潜在意識に伝えていることになります。
そもそも潜在意識うんぬんの前に、人間はお金がなくて死ぬことはありません。
私たちは貨幣経済の中で生きているため、そのように思い込まされているだけで、「お金」と「生命」には何の因果関係もないのです。
人間はお金がなくて死ぬのではなく、「お金がない」ことで「死」を選んでいるのです。
でも、お金がなくて死を選ぶ動物はいません。
ものすごく当たり前のことですが、ものすごく重要なことです。
お金で人は死にません。まずはこれを思い出してください。
その上で、悲壮感から裕福をイメージするのではなく、あなたのほしい世界をイメージしましょう。
あなたの幸せを願っております。