いつもブログを読ませていただいています。
私は容姿を変えたくて2ヶ月前からアファ・録音アファ・断言法を実践しています。
顔を変えたいという思いがかなり強くて「まだ変わってない」「いつ変わるんだろう」と期間を気にしてネガティヴになってしまいます。
引き寄せの体験談の中には1ヶ月で変わった人・一年で変わる人と期間にバラツキがありますがその理由はなんなのでしょうか?
ネガティヴにならない方法、なったときの対処法があったら教えていただきたいです。
お忙しいと思いますがよろしくお願いいたします。
はじめまして、メールありがとうございます。
願望が叶うまでの期間が人によって違うのは、その願望が実現することを確信しているかいないかによるためです。
「顔を変えられる」という信念がある人は、比較的短期間でそれが実現するでしょうし、「顔を変えるには整形手術しなければ」とか「骨格は変えられない」というような信念のある人は、その信念が書き換わるまではなかなか現実は変わってこないでしょう。
なお、「思いが強い」というのにも注意が必要です。
引き寄せや潜在意識活用にとって、「強い思い」というのは非常に重要な要素ですが、その思いと信念とが相反するものであれば、その分だけネガティブな思考が強くなります。
たとえば、「顔を変えたい」という強い願望を持ち、同時に「顔や骨格は手術でもしなければ変えられない」という信念を持っていれば、その分だけ願望に反発する思考がわいてきます。
そして注意してほしいのは、そのネガティブな思考を抑え込もうとすればするほど、そのネガティブ思考は強くなるということです。
「抑え込む」というのは、強力にその対象について思考を集中するということですので、引き寄せの法則の仕組みからしても、それがどれだけ願望実現を遠ざけるかイメージできるかと思います。
ネガティブな思考がわいてきたときの効果的な対処法としては、それを抑え込もうとせず、「方向を変える」ことを意識することです。
川で例えると分かりやすい(たぶん)と思いますが、川の流れをせき止めたり、逆流させようとすればものすごい力が必要ですよね。
でも川の流れをちょっと横にずらすのであれば、そこまでの力は必要ありません。
ダムを造るとなれば何年もかかる大工事ですが、河川整備であればそこまで大規模にはなりません。それと同じような感じです。
つまり、思考を抑え込むのではなく、だんだんと方向を変えることを意識することが大事になってくるということです。
「まだ変わってない」とか「いつ変わるんだろう」という思考は、「変わらない顔」という現実をより強く引き寄せてしまいます。だからと言って、「そんなことない!」と思考をせき止めようとすると、ダム工事みたいに大きな力とか時間が必要になってくるのです。
ネガティブな思考がわいてきたときは、それをせき止めるのではなく、自動車のハンドルを切るようなイメージで「だんだんと」方向を変えることをイメージしてみてください。
そして、その際に効果的なのはアファメーションです。
ネガティブにならない方法というのはありません。もともと人間はネガティブ思考になりやすいようにできていますし、それを抑え込むと、より強い反発を食らうことになるからです。
ですから、ネガティブな思考がわいてきたときには、その都度アファメーションを繰り返し、信念から書き換わるまで根気よく取り組むことが重要ではないかと思います。
こう書くと時間がかかるように感じてしまうかもしれませんが、問題は時間ではなく「信念」が変わるかどうかです。
信念が変われば、現実は変わります。それこそ、寝て起きたら二重になっていたとか、そんなことが起きても不思議ではないのです。
信念とは記憶(過去の情報)と感情がセットになったものですので、信念を書き換えるとは、言い換えれば「現状の記憶と感情の組み合わせを解除し、新しく組み合わせる作業」と言えます。
そして記憶・情報というものは、目に見えません(文字として書き記すことはできますが、それは文字が見えているわけで、情報が見えているわけではありません)。
つまり記憶とは「目に見えない世界」の存在というわけです。
そして、目に見えない世界に働きかけるのにもっとも効果的は手段の一つが「言葉」なのです。前回の記事でもちょっと触れていますが、言葉を通してイメージという目に見えない世界に働きかけることで、現実を変える。それがアファメーションなのです。
もう一つお伝えしておきたいのは、「イメージはもう一つの現実」ということです。
量子力学や相対性理論などによって解釈は違いますが、時間というものは過去→現在→未来というふうに流れているのではなく、すべてが同時に存在していると考えられています。
また、イメージとは目に見えないだけで、この世界に「存在」しています。つまり、あなたがそのイメージが現実になることを確信しさえすれば、それは現在と同時に存在する「もう一つの現実」であると考えることができるわけです。
ですから、今あなたがイメージしていることは、今実際に起きていると思ってください。そう考えると、「イメージ」というものに対する認識が変わってくるのではないでしょうか。
ネガティブになったときは、理想の顔になったあなたをイメージしてください。その世界は、もう一つの現実です。そしてそれは、ちょっとした時間差で今あなたのいる現実に重なってくるのです。
この「信念の書き換え」「イメージへの臨場感」の二つが、願望実現への大きなカギとなります。
ネガティブな思考は、わいていいのです。ただ、その流れに乗ってしまうと現実は変わりません。アファメーションでその流れの方向を変えつつ、その行き着く先(=理想の顔になっているあなた)を明確にイメージしてみてください。
あなたの幸せを願っております。