瞑想していると胸が苦しくなってしまう・息が続かないということはありませんか?
瞑想中の呼吸は「4秒吸って8秒吐く」とか「10~15秒かけてゆっくりと」なんて言われることが多いのですが、いきなりこの通りにやろうとすると、ほとんど場合は途中で息が苦しくなってしまうと思います。
ということで今回は、瞑想中に呼吸が苦しくなってしまう理由と解消法についてお話していきたいと思います。
「瞑想中の呼吸は4秒吸って8秒吐く」は、あくまで目安
よく言われる「4秒吸って8秒吐く」みたいなのは、あくまでも目安です。
人によって体格や肺活量など違って当然ですので、あなたが心地よい・無理のない深さで呼吸すれば大丈夫です。
また日によってとか、身体の疲れ具合などでも呼吸の深さやスピードは変わるはずです。
絶対に4秒・8秒と考えるのではなく、「普段の呼吸よりもゆっくり・深く」を意識してもらえればちょうどいい感じにできるでしょう。
それでも息が苦しいという場合に注意してほしいポイント
自分なりのペースで呼吸していても苦しくなってしまうという場合は、猫背になりすぎている可能性があります。
背中が丸まっていると肺が広がりにくいため、深く息を吸い込むことができません。
骨盤が座面に垂直になるように意識すると、自然と背筋が伸びるはずですのでやってみてください。
また呼吸を大きくしようとすると、どうしても吸う方に意識がいってしまいがちです。
しかし吸うことばかり気にしすぎると、十分に息を吐くことができずにどんどん呼吸が浅くなってしまいます。
「呼(はく)・吸(すう)」と書くくらいですので、まずはじめにしっかりと息を吐くことが重要です。
お腹がペタンコになるくらいしっかりと息を吐くことを意識して取り組んでみましょう。
まずは呼吸10回・1~2分くらいから瞑想してみよう
いきなり30分とか1時間とか瞑想しようとすると、息が苦しくなったり、気が散ってしまうことがほとんどです。
はじめは短い時間、それこそ呼吸10回とか1~2分くらいを目安に取り組んでみてください。
瞑想に限らずですが、何事も慣れが必要です。
短い時間や呼吸回数で慣らしていき、5分・10分・15分とか、呼吸20回・30回・40回…… というような感じで、だんだんと瞑想時間を延ばしていきましょう。。
たとえ短い時間の瞑想でも効果はしっかりありますから、焦らず取り組んでみてください。