異性からモテモテになりたい、ほしいものをなんでも買えるほどお金持ちになりたい、誰もが見とれるほどきれいになりたい…

様々な願望を持って、よりよい自分になることを目指すのは、この地球上で人間だけに許された素晴らしい行為ではないでしょうか。しかし、理想と現実のギャップにがっかりして毎日悶々としながら過ごしている人が多いのも事実です。

今回は、そういったどんよりした毎日から抜け出して「なりたい自分」になり、毎日をキラキラしたものに変えていく方法について一緒に考えていければと思います。

セルフイメージが今のあなたを作っている

あなたはセルフイメージという言葉を聞いたことがあるでしょうか？

セルフイメージとは、「自分はこういう人間である」と潜在意識のレベルで思いこんでいる自分像のことです。このセルフイメージが、その人の姿形、性格や能力を形成しています。

ですから、今のあなたを形作っているのは、今あなたが持っているセルフイメージなのです。もしあなたが今現在のあなたに不満をもっているとしたら、自分を過小評価した形でセルフイメージを持ってしまっているということになります。

ということは、なりたい自分になるためには、セルフイメージを変えていくことが必要になるわけです。

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なりたい自分のイメージを明確に

あなたが「なりたい自分」はどんな外見で、どんな性格ですか？　どんなことができますか？　

「もっときれいになりたい」「もっとお金持ちになりたい」と考えていても、実際にはどんな外見になりたいのか、お金持ちになってどんな生活をしたいのかということについては漠然としてしまっていることが多いです。

そして、この部分が漠然としてしまっていることこそが、あなたが「なりたい自分」になれていない最大の原因になっているのです。

なりたい自分になるためのイメージ方法

あなたがどうなりたいのか、少しだけ時間をとって思いつくままに書き出してみましょう。

あなたが理想の容姿を手に入れたとき、周りの反応はどんな感じですか？　お金持ちになったとき、どんな家に住んで何をしていますか？

思考をワクワクする方向へどんどん展開していきましょう。いろいろなものに思いを巡らし、自分の好きなものを再確認することで、「なりたい自分像」がより明確になっていきます。

できれば、四六時中それについて考えていてください。そうすることでそれが実現するスピードが格段に上がります。ネットで書かれている体験談や私自身の体験などから考えるに、だいたいみなさん2～3か月で現実が変化しているようです。早い人だと寝て起きたら変わっていたという人もいます。

「今日変わってもおかしくないんだ」と思うと、ワクワクしませんか？　そのワクワクこそ、なりたい自分になるためにはとても大事な感情です。そして、そうした気持ちでいるためには、1日のうちできるだけ長い時間、あなたの願望に焦点を当てていることが重要になります。

無意識にしているイメージに注意！

人間は1日に6万回思考していると言われています。ですから、たまにポジティブな思考をしていたとしても、ほとんどがこれまでのようにネガティブな思考だったとしたら、あなたが「なりたい自分」になる日は遠いままです。

ですから、はじめのうちは意識して「なりたい自分像」をいつでもイメージするくらいの気持ちでちょうどいいくらいです。そうしていても、無意識にネガティブなイメージをしてしまうものですので。

「変わりたい」と変化を望むとき、変わらせないように、これまでと同じようにいさせようと反発する感情が沸いてきます。これが「自我」というもので、願望実現の最大の敵であるともいえます。

なりたい自分になるためには、くりかえしワクワクするイメージをして、この自我を屈服させなくてはなりません。自我の反発は自然な反応ですが、それに簡単に負けてしまうようでは願望の実現は引き寄せられません。

繰り返し、根気よく、「なりたい自分」をイメージして、そのイメージを具体的に、そして鮮明にしていってください。そうすることで、そう遠くない未来に現実のあなたと理想のあなたが重なる日がやってきますよ。

photo credit: The Pondering via photopin (license)