いい上司・先輩に恵まれ人として順調に成長したり、落ち込んだときには慰め合ったり励まし合ったり喜びを分かち合ったりできる友人がたくさんいたり、人に恵まれる人生を歩んでいる人がいます。

その一方で、パワハラ上司に毎日怯える生活を送っていたり、足を引っ張る同僚がいたり、自分のいないところではいつも陰口を言っているような友人と呼べるかも疑わしいような友人を持っている人もいます。

このような違いはどうして生まれるのでしょうか？　本日は人に恵まれる人は(無意識的にでも)必ずやっている、いい人脈を手に入れる方法を3つご紹介したいと思います。

人に恵まれる秘密は「感謝」にあった！

人に恵まれるためにもっとも大切なことが、感謝の気持ちを持つことです。

仕事でもプライベートでも、「やってもらって当たり前」と思っていると、それが必ず言葉のニュアンスや態度で相手に伝わります。

会社に不満があったとしても、会社で働かせてもらっていることであなたは毎月お金がもらえて生活ができているわけです。あなたが営業マンでないのなら、あなたがお客さんのところに足を運んで商品を売っていない代わりに、営業の人たちが暑い日も寒い日も外を歩き回って売り上げを上げてくれているのです。

あなたが営業マンなら、成績が悪いときでも給料がもらえる人もいると思います。それは成績のいい人があなたの代わりに売ってくれているからです。完全歩合制の人だって、少なくともチャンスは会社から与えてもらっているわけです。あなたがダメなときでも、誰かが頑張ってあなたの生活を支えてくれていたり、あなたに期待してくれたりしています。

それを「私だって事務として働いているから」とか「成績が悪くたって自分も頑張っているから」などと言い始めると、あなたの周りは途端に殺伐としてきます。「自分だけが頑張っているのではない」という謙虚な気持ちを忘れずに毎日過ごしてみてください。

そうして過ごしていると、自然と「ありがとう」を言う場面が増えてくるでしょう。「ありがとう」はあなたの人間関係をスムーズにする潤滑油です。はじめのうちは「ありがとう」を言える場面を積極的に探しに行くくらいの気持ちでいるのがちょうどいいでしょう。

[ad#adsense-middle]

いつも笑顔の人には人が集まる

いつもニコニコ笑顔でいられる人の周りには、黙っていても人が集まります。

人は居心地のいいところに集まります。不機嫌でいつもカリカリしている人のところには、できるだけいたくないですよね。いきなり怒鳴られたらたまったものじゃありません。

そこまでいかなくても、無表情だったり暗く落ち込んでいるような雰囲気だと、それだけで人を遠ざけてしまいます。不機嫌な人よりましですが、特に理由もなければそんな無表情な人と一緒にいたい人もいないでしょう。

あなたなら、無表情な人といつもニコニコしている人、友達になりたいのはどちらでしょうか？　もちろん、ニコニコしている人ですよね。いつもニコニコしているということは、それだけでとてもお得なことなのです。

できるだけいつもニコニコしていられるように心がけましょう。いつも笑顔でいるためには、笑顔の練習をするのがおすすめです。「笑顔って自然になるものじゃないの？」と思うかもしれませんが、自然な笑顔を長時間できる人はなかなかいません。普段笑い慣れていない人は、しばらく笑っていると顔が引きつったりしてきます。

鏡の前で、自然な笑顔はどんなものか研究してみましょう。あなたの周りの笑顔の素敵な人や芸能人の笑顔を見て研究するのもおすすめです。

ほめるときは本人のいないところで

誰かをほめるなら、その人がその場にいないときにしましょう。本人の前でこれ見よがしにほめるより、効果は何倍にもなります。

本人がその場にいるときにほめても構わないのですが、周りの人の中には「何か下心があるんじゃないか？」などと嫌味を言ってくる人もいるでしょう。あなたが気にしなければそれまでの話ですが、わざわざ自分から嫌な思いをしにいく必要はありません。

また「あなたがほめていた」ということを第三者から聞くというのは、直接あなた本人から聞くよりもずっと強力です。人を介してあなたの言葉を聞くことで、その人はそれがあなたの本心であると感じてくれるのです。

また逆に、本人のいないところで悪口・陰口を言うのはやめましょう。悪口・陰口の場合は、第三者を挟むことであなたの言葉に尾ひれがついてさらにひどいものとなって本人に届くでしょう。

悪口・陰口は言わないのがベストですが、どうしても言いたいのなら言葉を選んで直接本人に言いましょう。汚い言葉は言霊となってあなたに返ってきますし、むやみに相手を傷つける必要もありません。できるだけ不快な思いをさせないように、かつあなたの思いを伝えられるように考えてみましょう。

photo credit: Jess y amigas via photopin (license)