仕事に疲れた、もう消えたい… そんなときに考えてほしいこと

2016.07.23 2022.08.14 引き寄せの法則

仕事がきつすぎて、もう辞めてしまいたい。中には思い詰めて命を絶つことまで考えている人もいるかもしれません。

本日は、そんなときに少しだけ立ち止まって考えてほしいことについてお伝えしたいと思います。

会社以外のものをイメージしてみて

あなたは今、仕事のせいで視野がとても狭い状態になっていませんか?

会社のことしか考えられない、家に帰っても仕事のことを考えてしまう。もしそうなら、あなたの人生を会社に乗っ取られてしまっています。

会社はノルマを設け達成させたり、昇進や昇給などを餌にやりがいを感じさせることであなたを会社に縛り付けます。そうすることで、あなたの人生を使って利益を上げるためです。

また、たとえ会社の呪縛から逃れることができて、辞めることを考えたとしても今度は家族の問題が出てきます。会社を辞めたら家族を養うことができない、と考えてしまうのです。

そのため、どんなにつらくても会社に居続けようとしてしまいます。とりあえず会社に籍さえあれば、毎月給料はもらえる、泣きたいほどつらくても家族を養うのは自分の責任だと、そう考えてしまうのでしょう。

しかし、あなたの人生は会社のものでも、家族のものでもありません。あなたの人生は、あなたのものです。

会社の売上をアップさせて、実際あなたが幸せになることはできるのでしょうか?

あなたが死にたいほど追いつめられても、家族はあなたに会社に行ってほしいと考えるのでしょうか?

あなたと会社の関係は、本来対等なはずです。あなたは時間(=人生)と労働力という貴重な資源を差し出し、会社はその対価として給料を支払う。たしかに会社という組織の中にいることで守られている部分もあります。

しかし、だからと言ってあなたの心にまで支障を来すほど、会社があなたを支配していい道理はありません。あなたは会社を利用しこそすれ、会社に使用されてはいけないのです。あなたのかけがえのない人生を、会社がお金を稼ぐために浪費しないでください。

また、もし会社を辞めると家族に相談したとして、あなたの状態を分かってもなお反対するのであれば、それはもはや家族と呼べるのでしょうか? あなたの負担になるだけなら、それは家族なのでしょうか?

それでも、まじめなあなたは「子どものためにやめられない」と考えるかもしれません。自分が耐えれば済むことだから、と考えるのを辞めてしまうかもしれません。

それでも、まずは奥さん・旦那さんに相談するべきです。相談してみれば、意外と賛成してくれるパートナーも多いです。当たり前ですが、奥さん・旦那さんはあなたを愛しているのです。愛する人が苦しい思いをしているのに、我慢しろなんて言うはずはありません。

もしあなたの苦しみを知っていながら「我慢しろ」「私たちの生活はどうなるの?」なんていうのなら、それはもはやパートナーと呼べるのでしょうか?

[ad#adsense-middle]

仕事は、手を抜いていいんです

それでも、仕事は辞められない、辞めたくないというのなら、まずは手を抜くことを覚えましょう。まじめな人ほど、仕事に完璧を求めてしまいます。しかし仕事は、いかに手を抜くかというもの大事なのです。

完璧を求めすぎるあまりに、やらなくていいことまでやっている人が本当に多いです。私は自営業ですが、取引先の社員の方と仕事をご一緒させて頂くことがあります。

そんなとき、まじめな人ほどどうでもいいところにこだわります。重要なのは、まじめ=有能ではない、ということです。有能な人は、外してはいけないポイントはしっかり仕上げますが、重要でないところには力は入れません。その方が仕事の進行も早く、その分成果が出ることを知っているのでしょう。

まじめな人というのは、厳しい言い方ですが、仕事とは成果を出すことではなく、上司に言われたことをやることだと勘違いしてしまっているのです。そのため、何が必要で何が必要でないかが見えません。そのため、すべてのことを完璧にやろうとしてしまうのです。

その結果、やることが膨大になって、追いつめられて疲れてしまいます。でも実は逆で、手を抜くことを覚えれば、仕事は上手くいくのです。手を抜くとやるべきことが減るので、余裕ができます。その余裕こそ、いい仕事をする上でとても重要なのです。

あなたは、やりたいことをやるために生まれてきた

とはいえ私自身は、あなたが今やりたくない仕事をしているのなら、その仕事を辞めてほしいと思っています。少なくとも、辞める準備ははじめてほしい。

人間は、やりたいことをやっているときに最高のパフォーマンスを発揮します。やりたくない仕事をしているのなら、どうせあなたの能力は十分に発揮できないのです。

あなたのやりたい仕事は何ですか? それさえ忘れてしまうほど、仕事に追い詰められているでしょうか? それなら、いっそ仕事をやめてじっくり考えてみるのもアリです。

今仕事を辞めたとしても、退職金や失業手当で最低でも3ヶ月~半年は生活できます。普段から貯金していたなら、もっと時間を稼げます。その間に、いろいろなところに出掛けて、いろいろな本や映画に触れて、自分のやりたいことを探してみましょう。

ずっと前から行きたかったところに旅行にいきましょう。興味のあった本や映画を片っ端から見てみましょう。

それが済んだら、今度は興味のなかった場所に出掛けてみましょう。あなたがお酒が飲めないなら、バーなど普段行かないようなところに足を運んでみましょう。

そして、これまで興味のなかったジャンルの本や映画を手に取ってみましょう。おもしろいと感じなくても、しばらく目を通してみてください。そうしていると、あなたの中でそのジャンルに対する知識が蓄えられ、それに対する意見や考えを持つようになります。

あなたは今、仕事に追い詰められて視野がとても狭い状態になっています。いろいろなところに出掛けてその場所の空気を感じ、いろいろな本や映画で見分を広めることで、あなたはやりたいことに出会えるかもしれません。

「やりたいことが見つからない」と悩んでいる人にこそ、試してほしい方法です。

photo credit: Avenida de los misterios via photopin (license)

PS:引き寄せの法則や潜在意識についてもっと知りたい、私・玉野虎が毎日実践している引き寄せ習慣を知りたい、という方に向けた情報はnoteで発信しています。マガジンでは過去の有料記事もすべて読めるようにしています。