7つのチャクラの色と意味【人によって違うので注意です】

2018.08.08 2023.06.13 チャクラ

チャクラはなかなかにスピリチュアル色の強いテーマですので、人によっては抵抗があったり、簡単には受け入れられないと感じることもあるでしょう。

でも実は、チャクラは私たちの心身に密接にかかわるもので、生きていく上で不可欠なものです。

チャクラは主に7つあり、それらは脊柱に沿って下から第1、第2、と並び、頭頂部に第7チャクラがあります。

そして、それぞれのチャクラには色がついていて、それぞれに意味というか、対応する部位や想念に違いがあるとされています。

今回はその、チャクラの色と意味についてお話ししていきたいと思います。

そもそもチャクラとは?

先ほどもお話ししましたが、7つのチャクラは脊柱に沿って並んでおり、それぞれが外部から体内へ気を取り込み、また排出するという「気の出入り口」としての機能を持つ、いわば「目に見えない器官」のようなものです。

チャクラは身体の前面にのみあるわけではなく、身体の前と後ろにあって(一般的には時計回りに)クルクルと回転しています。

私たちの身体の中を張り巡らされた血管を通り血液が循環するように、チャクラから取り込まれた気は身体の中を巡っています。

基本的には下から上へ流れており、会陰部にある第1チャクラによって地(地球)から気を取り込み、第2、第3チャクラなどの「性」「自尊心」「愛」といったより精神的な性質を持つ部位へと伝わり、最後は宇宙意識とつながるとされる第7チャクラに伝わります。

下から上へと気(エネルギー)が流れているイメージですね。

そして同時に、各チャクラで体外の気を取り込みつつ、体内で淀んでしまった気を排出するということをしています。

私がなぜチャクラに興味を持ったのか?

実は私は、つい先日までチャクラについてはあまり興味がありませんでした。

「まぁ、そんなものもあるんだな」くらいです。

しかし、仕事や友人のつながりで知り合った経済的に成功している方々、一般的には「富裕層」と呼ばれるような人と仲よくなって話すうちに、そういう人たちの多くが
チャクラについて知識を持っていた
ので、いよいよ私も気になってきたというわけです。

チャクラには、その人が持っている信念(記憶と感情のセット)やトラウマなどの想念がしまい込まれています。

たとえば、第1チャクラはもっとも基本的・物質的な事象にかかわる想念と関連しています。

具体的には、お金や行動力、食べ物(飢え)などの人間が生きていく上で必要となるものごとですね。

そのため、第1チャクラはお金に対する信念やトラウマに深く関係しています。

第1チャクラが乱れていると、

  • お金を手に入れることに罪悪感がある
  • 豊かになることに積極的になれない
  • 豊かな人を妬んだり憎んだりする
  • 他人が豊かになるのを非難・妨害したくなる
  • お金や商売を卑しいものだと嫌悪する

というような思考を無意識的に持つようになります。

こういう状態だと豊かさを自分で遠ざけてしまいますので、当たり前ですがそのままでは一生貧乏です。

さらに厄介なのは、普通に生活していると「幸せの障壁」になっている信念・想念の存在に気づけないことです。

このブログでお伝えしているのは瞑想によって自分の思考(自我)を見つめ直し、そうしたネガティブな信念を見つけていくというアプローチですが、それぞれのチャクラがどんな信念・想念に対応するのか、またそれの持つ意味などを知っておくことで、より効果的に「引き寄せ体質」を作っていくことができるわけです。

チャクラの色は人によって違う

一般的に、チャクラは決まった色があるとされています。

たとえば

  • 第1チャクラなら赤
  • 第2チャクラならオレンジ
  • 第3チャクラなら黄色

…というような感じです。

しかし実際には、チャクラの色は人によって違いますし、また単色ではなく複数の色で構成されているケースもあります。

そして、チャクラは乱れているほど色が濃く、浄化されるほど薄く明るい色になり、完全に浄化されると透明になります。

ではなぜ、「チャクラの色が決まっている」というのが定説となっているのか? ということですが、これについてはいろいろな説があります。

私がもっとも信ぴょう性が高いと考えているのは、インドで発見されたチャクラが欧米に渡った際に概念が簡略化され、また主要なチャクラの数と虹の配色の数が同じ「7」であることから、各チャクラに虹の色が割り当てられたとする説です。

チャクラの色と虹の配色が同じだと、何やら神秘的な何かを感じてしまいますが、そもそもチャクラと虹の関係性がよく分かりませんし、人それぞれに持っている信念や抱えているトラウマも違うのに、すべての人のチャクラが同じ色だと考える方が無理があると思っています。

そのため、今からここでご紹介する内容も含め、チャクラの色や意味について書かれている内容は、あくまでもそういう「傾向がある」という認識にとどめてください。

あなたの場合は違うということは十分にありえますし、そもそもはじめのうちはチャクラ自体は見えないので、どんな色をしているかというのも分かりません。

もし自分のチャクラの色が分かったときに、一般に出回っている情報と違うからと言って心配したり不安になったりする必要はありません。

7つのチャクラの色と意味

それでは、主要な7つのチャクラについて、その色と意味について順番にご紹介していきます。

第1チャクラの色と意味

黄色、赤など
位置 会陰部(性器と肛門の間)
性質
意味 生命力、物質的、本能など

第1チャクラはサンスクリット語で「ムーラーダーラ・チャクラ」と呼ばれ、「根を支えるもの」というような意味です。

生命力や活力、行動力などの生きていく上での基盤となるものをつかさどります。

第1チャクラが乱れると、経済的に不安定だったり、浪費癖や、「飢え」を恐れて何でも溜め込んでしまい「捨てられない」状態になります。

部屋がゴミで溢れている、いわゆる「汚部屋」の人も第1チャクラが乱れている可能性がありますね。

第1チャクラが活性化すると、生命力・活力に満ち、行動的な性格になります。

物質は経済活動と深く関わっていますので、経済的な問題を抱えている人は第1チャクラを浄化していくとよいでしょう。

第2チャクラの色と意味

モスグリーン(くすんだ緑、緑にグレーをまぜたような色)、オレンジなど
位置 丹田(おへその4~5㎝くらい下)
性質
意味 男女の性、感情、欲求、人間関係など

第2チャクラはサンスクリット語で「スワーディシュターナ・チャクラ」と呼ばれ、「自らの住処」というような意味です。

「性のチャクラ」と言われており、男女関係や感情、欲求、人間関係などをつかさどります。

第2チャクラが乱れると、性への関心が薄れたり、逆に過剰になったりします。

感情面では、感受性が鈍り、感動が薄くなり無気力になりやすいです。

また嫉妬心が強くなり、男女関係や友人関係などで問題を抱えることが多くなります。

身体的には生殖器や膀胱、精巣や卵巣などに不調をきたす場合があるとされます。

第2チャクラが活性化すると、愛にあふれた異性関係、喜びや楽しみを共有できる友人関係に恵まれ、感動に満ちた人生を手にすることができるようになります。

また感受性が高まるために、創造力が強化されます。

第3チャクラの色と意味

オレンジ、黄色、赤など
位置 みぞおち
性質
意味 自尊心、自信、自己肯定感など

第3チャクラはサンスクリット語で「マニプーラ・チャクラ」と呼ばれ、「宝石のある場所」というような意味です。

自尊心にかかわるチャクラで、過去の失敗にかかわる信念やトラウマなどと関連しています。

また「腹が立つ」というように、第3チャクラがあるお腹(胃腸)は思考・感情とも密接に関わっています。

第3チャクラが乱れると、自尊心が低く、自信を持てない状態になることが多いです。

そのため、自分を過剰に卑下するか虚勢を張ってプライドが高くなります。

また思考・感情と関連が深いため、落ち込みやすくなったり、精神的に不安定になったりします。

第3チャクラが活性化すると、自己肯定感が高まり、無条件の自分への信頼、自信を持てるようになります。

また、自尊心にかかわる過去の失敗、たとえば人前で話すときに恥をかいたなどの経験からなる信念がしまい込まれていますので、

それを浄化することで自尊心が高まり、自信にあふれた振る舞いをできるようになります。

第4チャクラの色と意味

水色、ピンク、緑、エメラルドグリーンなど
位置 胸の中心
性質
意味 愛情、思いやり、許し、共感など

第4チャクラはサンスクリット語で「アナーハタ・チャクラ」、英語では「ハート・チャクラ」と呼ばれています。

「衝突のない」というような意味を持ち、人の情緒や愛情、人間関係の調和に深く関わるチャクラです。

第4チャクラが乱れると、他人を信用できなくなり、それが原因で人間関係にトラブルを抱えやすくなります。

また孤独を感じやすく「心を閉ざす」状態や、他人に共感しにくい・無関心な状態になります。

逆に、他人に過剰に期待や感情移入をしたり、依存や過干渉といった状態になった結果、

思い通りにならないと怒りをぶつけて相手を傷つけたりします。

第4チャクラには人間関係での失敗や別れなどのトラウマがしまい込まれていますので、

ここを浄化することで人と関わりたい・役に立ちたいと考えられるようになります。

また自分に対しても他人に対しても愛情深くなるため、他人から愛や施しを気持ちよく受け取れるようになります。

第5チャクラの色と意味

紫、青、サファイアブルーなど
位置
性質
意味 コミュニケーション、表現力、声、言葉、潜在意識など

第5チャクラはサンスクリット語で「ヴィシュッダ・チャクラ」と呼ばれ、「清める」というような意味があります。

喉にあることからも分かるように、声や言葉、そして表現力や他者(人・物にかかわらず)とのコミュニケーションをつかさどります。

また、潜在意識との関わりがあります。

第5チャクラが乱れると、潜在意識からのメッセージをちゃんと受け取ることができず、現実世界に表現すべきものを表現できない(=表現力がない)状態になります。

そのため、自分の考えをうまく表現できなかったり、その結果としてコミュニケーションの面で問題を抱える、

つまり他人に誤解されたり、相手の話を聞かず自分のことばかり話すというような状態になります。

また、声や言葉とも関連が深いため、耳障りな声になったり、言葉遣いが悪くなったりします。

身体的には甲状腺や副甲状腺、喉に不調をきたします。

第5チャクラが活性化すると、よく通る声になり、発言にも説得力が増します

また自分の考えを誤解なく相手に伝えることができたり、相手の話をちゃんと聞くことができるので、コミュニケーションが円滑になります。

組織のリーダーになるような人には、第5チャクラが活性化している人が多いと言われています。

第6チャクラの色と意味

シルバー、藍色、紺色など
位置 眉間
性質
意味 直観、直感、インスピレーション、見えないものを見るなど

第6チャクラはサンスクリット語で「アージュニャー・チャクラ」と呼ばれ、「教示」というような意味があります。

第6チャクラは眉間にあり、「第三の目(サード・アイ)」とも呼ばれたりします。

直観やスピリチュアリティに深く関わるチャクラで、潜在意識とのコミュニケーションやイメージ力(想像力)、知覚や記憶力などをつかさどっています。

第6チャクラが乱れると、直感が鈍くなったり、将来のビジョンが描けず未来に期待が持てない、集中力・記憶力の低下などの状態になります。

また、ものごとを悪い方に捉えがちで、ネガティブ思考になったり過去の失敗をクヨクヨ思い悩んだりします。

第6チャクラが活性化すると、知覚・記憶力が劇的に向上したり、直観・直感、洞察力などが鋭くなります。

またイメージ力が豊かになるため、潜在意識とのコミュニケーションが円滑になります。

中には、第6チャクラが活性化することで透視能力や予知能力などの人知を超えた能力を手にする人もいるとされています。

第7チャクラの色と意味

白、紫など
位置 頭頂部
性質 不明
意味 高次の自己(ハイヤーセルフ)や宇宙意識とのつながり

第7チャクラはサンスクリット語で「サハスラーラ・チャクラ」と呼ばれ、「千の放射状に広がるもの」というような意味を持っています。

自転車のタイヤのスポークのようなイメージです。

私たちはこの物質世界に存在していると同時に、目に見えない世界(潜在意識がある世界)にも存在しています。

私たちが現実世界に存在しているのは、その見えない世界にいる自己が現実世界に焦点を定めているからです。

映画『マトリックス』では主人公が「現実」だと思っている世界は実は仮想現実で、実際にはカプセルのようなものに入れられコンピューターに管理されていたという描写があります。

構図としてはそれに似ています。

第7チャクラが乱れると、見えない世界の自己とのつながりが断たれ、自分に対して制限や限界を感じるようになります。

結果、物質的なものしか信じることができず、直感やインスピレーションというような形での高次の自己からの助力を受けられなくなります。

第7チャクラが活性化すると、直感やインスピレーションが湧き、運を味方につけることができます。

身体(物質)を超越した世界とのつながりが強化されるため、自分の中になる物質的なものと精神的なものの境界を消し、あらゆるものとの一体感を得ることができるとされています。

見えない世界は「霊界」と表現される場合もありますので、そういう意味では霊能力が開花する可能性もあり、過去や未来という概念の存在しない見えない世界とつながることで、前世の記憶を呼び起こすこともできるとされています。

また特筆すべき点として、第7チャクラは下位の第1~第6までのすべてのチャクラが活性化することで、はじめて開花すると考えられています。

そのため、第7チャクラを活性化したければ、その前に下位のチャクラを浄化・活性化していく必要があります。

チャクラが完全に浄化されると透明になる

上の方でも書きましたが、チャクラは浄化されることで濃い色から薄く明るい色に変化し、完全に浄化された状態では透明になるとされています。

繰り返しますが、チャクラの色やそれの持つ意味は、人によって個人差があると考える方が自然です。

それぞれの抱える信念やトラウマというものは違うわけですので、瞑想やチャクラ浄化法に取り組む中で、自分のチャクラの色を知ることになると思います。

なお、チャクラは見えなければ浄化・活性化できないというわけではありません。

メンタルブロックなどによる生きづらさを感じているのなら、試してみることをおすすめします。

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