引き寄せの法則を実践し始めた当時の私の収入は、コンビニバイトとまではいきませんが、それに毛が生えたくらいの金額でした。
家賃・光熱費などの固定費を払って、スーパーで半額のものを狙って食費を切り詰めて、ギリギリやっていけるくらいの経済状況です。
もちろん外食やどこかに遊びに行くことなんて気軽にはできませんでしたので、友人からの誘いを断ることも多く、どんどん孤独になっていきました。
先の見えない状況に気持ちは焦り、同時にどんよりと沈んでいました。
「もっとお金があればなぁ…」「どうして俺はこんなに貧乏なんだろう…」「どうしてこんなに孤独なんだろう」と毎日のようにやるせない気持ちに苛まれていました。
引き寄せの法則を知ったとき、はじめて達成した願望は恋愛関係でした。
しかしそのとき同時にお金関係の願望も持っていて、恋愛関係のイメージング・アファメーション・瞑想をするのと合わせて、お金に余裕のある生活をしている自分をイメージしたりしていました。
私の場合、はじめの願望(恋愛関係)が達成される前からお金の問題は少しずつ改善の兆候を見せ、はじめの願望が達成されたあとも順調に収入は増えています。
以前はいつ収入が途絶えるかと毎日おびえながら生活していましたが、今では逆にお金が入ってこないことを想像することの方が難しいくらいです。
とは言っても大金持ちになったというわけではなく、「お金に不自由を感じることなく、スーパーで値段を気にせず買い物できる」という私の願望通りになっています。
またノートパソコンを買い替えたり、スマホやタブレットを買ったり以前より大きなテレビを買ったりといったことを躊躇することなくできるようになっています。
いろいろなブログなどでいろいろな方の体験談を読んでいて思ったのですが、以前の私のように、現在お金に困っている人が、いきなり「大金持ちになりたい」という願望を持っていろいろイメージしようとしても、なかなか想像力が働かずにいまいち引き寄せられないということが多いように感じます。
そういう場合には、決して方向性が間違っているからというわけではないので、少し段階を踏んで実践されてみてはどうかと思います。
いきなり机の上に札束が山積みになっているところを想像しようとしても、なかなかできないかもしれませんが、私のように「スーパーで値段を気にせずに買い物しているところ」や「クレジットカードや公共料金の支払いを気持ちよく済ませているところ」を想像するのは、そんなに難しくないと思います。
そうやってできるだけ身近で、少し今よりもいい場面をイメージすることで、引き寄せの法則が働き、イメージしたものが現実に引き寄せられます。
そしてその状態に慣れてくると、今度は「新型のテレビを手に入れたところ」「車を買い替えたところ」など、さらにいい状態をより具体的にイメージすることができるようになります。
なかなかお金を引き寄せられない…とお悩みのあなたは、あきらめずに少しだけ段階を踏んで実践してみてください。