潜在意識を書き換えることは、引き寄せの法則によって願望を達成するための第一歩となります。
「潜在意識を浄化する」「コンフォートゾーンを抜け出す」「思考を整える」とか、人によって言い方は様々ですが、それらはすべて潜在意識を書き換えることを意味しています。
この辺りは潜在意識をどうとらえているかによって表現が分かれるところだと思います。
願いを叶えるためには潜在意識をコントロールしなければいけないと考えると「潜在意識を浄化する」という表現がしっくりきますし、潜在意識とは顕在意識よりも高次にあるもので、顕在意識を調整することで潜在意識が願望達成を助けてくれると考えるなら「思考を整える」と言った方がしっくりくるかと思います。
表現は違えど意味はほぼ同じになりますので、あなたがしっくりくる言い方でとらえて頂ければと思います。
潜在意識を書き換えるアファメーション
では、潜在意識を書き換えるには具体的にどうすればいいのかということですが、まずは自分自身に対する認識を変えるためのアファメーションを行います。
書籍『ザ・シークレット』で紹介されているおすすめのアファメーションを引用してご紹介します。
チャールズ・ハーネルは、彼の著書『ザ・マスター・キー・システム』の中で、誰もが必ず欲しいと思う全てのものが含まれているアファメーション (自己暗示のための断言) が存在し、しかもそれは、全てのものに調和をもたらすと書いています。更に、彼は「その理由は、そのアファメーションが真理とぴったり符号しているからです。その真理の前では、間違いや不調和なものは必然的に消え去りますから」と付け加えています。
そのアファメーションとは次のようなものです。「私は全てです。私は完璧です。私は強靭です。私には力があります。私は愛情豊かです。私は調和が取れていて、幸せです」
このアファメーションを毎日繰り返し唱えることで、自己否定感などのこれまでの人生で抱え込んでしまった願望達成を阻害する信念を書き換えることができます。
斎藤一人さんの天国言葉
人生やビジネスの成功法則について数々の著書を出版されている斎藤一人さんが紹介されている「天国言葉」というものがあります。
- 愛してます
- ついてる
- うれしい
- たのしい
- 感謝してます
- しあわせ
- ありがとう
- ゆるします
またその反対に、「地獄言葉」というものもあります。
- ついていない
- 不平不満
- グチ、泣きごと
- 悪口、文句
- 心配ごと
- ゆるせない
心を水の入ったコップにたとえると、「天国言葉」などのいい言葉はきれいな水、「地獄言葉」などの悪い言葉は汚れた水です。
それらの言葉を声に出すことで、心のコップに一滴ずつ水が落ちていきます。
これまでの人生で地獄言葉を多く言っていれば、その分だけコップには汚れた水が入っています。
ひとつひとつの言葉は小さなものかもしれませんが、何度も口に出していれば心のコップは真っ黒になってしまいます。
そしてそれこそが、気分を悪くさせ人生を不幸にさせてしまう原因になるわけです。
ですから、今日からでもたくさん天国言葉を使って心のコップを透き通った水で満たしていきましょう。
斎藤一人さんいわく、この天国言葉を1日48回以上繰り返し唱えると、潜在意識が浄化されるということです。
唱えるときは早口にならないように「愛してます、ついてる、うれしい、たのしい、…」という感じで一つ一つの言葉を大事に唱えるようにしてください。
48回以上唱えてはいけないわけではないので、あなたの気分がよくなるまで毎日繰り返し唱えてみてください。
潜在意識の書き換えは引き寄せの第一歩
毎日アファメーションやイメージングをしているのに、いまいち引き寄せがうまくいかない… というあなたは、もしかしたら潜在意識の書き換えができていないためかもしれません。
これまでの人生経験で「自分はダメは人間だ」「どうせうまくいかない」といった信念を持ってしまっていると、いくら引き寄せの法則を活用しようといろいろな方法を実践したところでうまくいきません。
まずは潜在意識を書き換え、あなたという人間の根本となる信念の部分を変えていきましょう。