願望を叶えるための瞑想では20~30分、そのあとのイメージングも含めれば45分~1時間程度の時間を取って頂きたいですが、そんなに時間が取れない場合、5分程度の瞑想でも十分にメリットは実感できます。
瞑想のやり方を調べていると、難しいことのように書かれていたり、危険だと書かれているため興味があってもなかなか手を出せないという人もいるかと思います。
しかし難しいだの危険だの言っている人だってはじめはド素人だったわけです。
そんな言葉に惑わされずに、興味があるなら是非やってみてほしいと思っています。
私自身、今日まで数年間瞑想を習慣として行っていて、危険を感じたことはないですし、瞑想を行うことで自分の知らない一面を発見できたり、メリットを感じることの方が多いです。
今回は、瞑想に興味を持ったあなたへ、瞑想を行う上で実践してほしいコツと、私自身が実感したメリットについてご紹介させて頂きたいと思います。
瞑想のコツ
呼吸に意識を集中する
瞑想のやり方について書いてあるブログでは、瞑想中は何も考えないようにする、というように書いてあることがよくあります。
しかし、何も考えないようにしようとするということは「何も考えないようにする」ということを考えているということになります(ややこしくてすみません)。
これでは本末転倒ですね。
瞑想中は、自分の呼吸に意識を集中するようにしましょう。
息を吐いているとき、吸っているとき、自分の身体がどう動いているのか観察してください。
空気が入って横隔膜が動いて内臓を押し下げているのを感じてください。
気道を通る空気を感じてください。
そうしていると、普段自分がいかに身体に注意を払っていなかったかが分かります。
瞑想を行いながら呼吸に意識を集中していると、身体の隅々まで意識がいきわたるようになります。
この感覚は是非体感して頂きたいと思います。
また、呼吸に意識を集中していると、心の中に忘れていたような過去の記憶などいろいろなことが浮かんできます。
それらを抑え込もうとせず、ただ浮かぶにまかせてください。
なぜ過去の記憶が浮かんでくるのかについては、人によっていろいろな解釈があるようです。
私が調べたところですと、それらの記憶がいまだ解決されていないあなたにとっての問題であるという潜在意識のメッセージだという説、潜在意識がゴミ(雑念)を吐きだす過程でよみがえる記憶であるという説、潜在意識が過去の記憶を整理して再格納するためだという説などがあります。
この辺の解釈は専門家(?)の人たちの間でも解釈が分かれているようですので、あなたのお好きなように解釈していいと思います。
実際、瞑想の効果を得るためにはそんなに重要ではないので。そういう反応があるということだけ覚えておいて頂ければと思います。
まずは5分やってみる
いきなり1時間も2時間もやろうとすると、なかなか重い腰が上がらないかもしれません。
しかし、まず5分やってみるとなると気軽に実践できるのではないでしょうか。
瞑想を行う時間帯は夜寝る前がベストですが(潜在意識にコンタクトしやすい時間帯のため)、朝起床直後など、あなたの生活サイクルに合わせて都合のよい時間帯でいいでしょう。
個人的には晴れた日の午前中などもおすすめです。
まず5分やってみて、慣れてきたら10分、15分、… とだんだんと時間を長くしてみましょう。
実際やってみて頂けると分かりますが、瞑想後は気分がすっきりしてとても気持ちいいものです。
そうなればしめたものですので、たまに5分10分など時間を気にせず思うままに瞑想してみるのもいいですよ。
瞑想中の呼吸については引き寄せの法則と潜在意識を活用して願望を叶える瞑想法を見てみてください。
周囲の音が気になるときは音楽を活用
お住まいが線路や工場の近くとか、家族と暮らしているために瞑想のための静かな環境が用意できないという場合には、お気に入りの音楽などをイヤホンで聞きながら瞑想してみてください。
できればヒーリングミュージックのような静かでゆったりとした音楽がいいですが、人によってはロックやパンクの方がリラックスできるという人もいるようです。
激しめの音楽が好きな人はそういうのも試してみてください。
また、DNAを修復すると奇跡の音といわれているソルフェジオ周波数というものがあります。
ソルフェジオ周波数にはいくつかあり、その中には宇宙意識(潜在意識)とつながる効果があるものもありますので、そういったものを選んで聞きながら瞑想するのもいいでしょう。
ソルフェジオ周波数の音源はYoutubeにたくさんアップされているので、興味ありましたら探してみてください。
このブログでもこちらのDNAも修復する癒しの音「ソルフェジオ周波数」とは?にてご紹介しています。
瞑想をやって実感できたメリット
眠りの質がよくなった
瞑想を始める前、私は非常に寝つきが悪く、寝付くまで2~3時間も布団の上でゴロゴロしていたり、ひどいときには一睡もできないというときもありました。
しかし、寝る前に瞑想を行うことを習慣化したところ、瞑想後に布団に入ることでスムーズに眠りにつくことができるようになりました。
また以前は、寝起きに頭痛がしたり、ひどいときには吐き気があったりしたのが、現在はとても気分よく起きることができます。
おそらくですが、瞑想を始める前は仕事や恋愛の悩みで強いストレスを抱えていたため、神経が高ぶってなかなか寝付けなかったのが、瞑想を行うことで思考が整理されたからではないかと考えています。
気分が落ち着き、イライラしなくなった
普段から気分が落ち着き、イライラしたり怒りっぽくなることが少なくなりました。
これは上でも書いたように、瞑想によってストレスが軽減されるからではないかと思うのですが、明らかに普段の精神状態が変わったと感じます。
以前は仕事相手の電話での態度にいちいちイライラしていたのが、受け止める余裕ができました。
また自分でも分かるくらい性格が朗らかに変化しました。
他人の態度に反応するということは、言い換えれば自分自身で思考をコントロールできていないということになります。
これは引き寄せの法則の観点から考えても好ましくないですし、自分の人生を他人にコントロールされているということでもあります。
こういった意味からも、瞑想して自分の人生の手綱を自分の手に取り戻して頂きたいと思います。
不安にならず、ポジティブな思考ができるようになった
将来に不安を感じて鬱々とした気分になることが少なくなりました。
また、たとえ不安な気持ちに襲われても「大丈夫、うまくいく」と自分で思考をコントロールすることができるようになりました。
実際、未来や過去というものは、今この瞬間、この世界のどこにも存在していません。
にもかかわらず、将来に対して不安に思ったり過去を思い出して後悔したりすることは意味がないばかりか、人生を悪い方向にリードしてしまう避けるべき行為です。
過去も未来も、ただ「今」が続いているだけです。
ですから、今が幸せであれば、おのずと未来も明るいと考えられるようになりました。
こういう考え方ができるようになると、世の中の多くの人がいかにネガティブな思考で生きているかに気が付きます。
そういう人たちの考えや言葉に反応せず、ぶれない軸が自分の中にできたように感じます。
うまくできないからこそ効果がある
瞑想をはじめたとしても、はじめのうちはうまくできないかもしれません。
でも、どうかそこで投げ出さないで頂きたいと思います。
変化が起きるときには、抵抗や反発がつきものです。うまくできないのは、今までやらなかったことの何よりの証明です。
ですから、瞑想をするということはあなたにとって「変化」であると言えます。
人生をよりいいものに変えたいのなら、何か変化を起こす必要があります。反発や抵抗を超えたところに、今までの人生では見えていなかったものがあります。
うまくできないからこそ、うまくできたときには何かいいことが起こると信じて楽しみながら瞑想して頂ければと思います。