願望実現とモチベーションの関係

2016.04.18 2019.09.23 引き寄せの法則

引き寄せの法則や潜在意識関連の掲示板を見ていると、他人の願望実現報告を聞いて、「モチベーションが上がりました、ありがとう!」と書き込んでいる人をよく見かけます。

一見これは喜ばしいことのように思えますが、実はこれ、とても矛盾していることにお気づきでしょうか?

強い願望はモチベーションの維持を必要としない

本来、強い願望を叶えるためにはモチベーションの維持など必要ありません。いくら抑え込もうとしても沸き上がるのが「願望」というものです。寝ても覚めてもそのことについて考えてしまうほど心をとらえて離さないものなのです。

いくら叶わない恋だと思っていても、そのことについて考えてしまう。それこそが願望です。厳しいことを言うようですが、モチベーションの維持が問題になっている時点で、それはそこまで強い願望ではないのです。

とはいえ、そういった心の底から望むような願望でなければ叶えることはできないのかというと、そんなことはありません。

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モチベーションに左右されない願望実現の方法

願望実現をモチベーションに左右されないための唯一の方法は、アファメーションやイメージングなどの願望実現のためのワークを生活の中で習慣化させることです。

「今日はモチベーションが高いから瞑想してみよう!」などとやっているといつまでたっても願望は実現しません。ただ黙々と、毎日アファメーションやイメージングにより思考を願望に傾ける方が断然効率的です。

引き寄せ関連の掲示板やブログなど見ていると、願望が実現しなくて悩んでいる人は、絶対的に願望に対して思考する時間が少ないように思います。

逆に、願望を実現したという人は「ただひたすらアファメーションした」とか「潜在意識の反発があってもひたすら実践した」という風に言っていることがほとんどです。

モチベーションが上がったと言って「何か叶いそうな気がする!」とそのときだけアファメーションして、何か嫌なことがあるとクヨクヨと落ち込んで何もしない、ということを繰り返しているだけでは何も変わらないということです。

瞑想のもたらすメリット

日々の出来事にいちいち一喜一憂してしまうという人は、ぜひ瞑想をしてみてください。

アファメーションほど手軽ではないので敬遠しがちな人が多いかと思いますが、瞑想を行うことで思考が調整されて気分が落ち着きますので、いちいち心が動揺するようなことがなくなります。

また、掲示板などを見ていると呼吸を軽視しがちな人が多いようですが、呼吸はとても重要ですので面倒くさがらずに取り組んで頂きたいと思います。

緊張をほぐすために深呼吸する、というのはなにも潜在意識の活用に限らず一般常識になっているかと思います。このように、深呼吸には心身を癒す効果があります。日々の心身の疲れを取るためにも、積極的に生活に取り入れて頂ければと思います。

嫌なことがあったからと言って落ち込んで掲示板で傷をなめ合っているばかりでは願望実現は果たせません。願望実現の報告をしている人の話を聞けば、共通点は明らかです。

是非、まずはただひたすら量をこなすことを目標にするところから始めてみてください。

photo credit: Lao Tzu To hold, you must first open your hand. Let go via photopin (license)

PS:このブログでは引き寄せ初心者の方に向けて、引き寄せの法則を分かりやすくお伝えしています。「引き寄せについてもっと知りたい」「引き寄せるための思考・習慣を身につけたい」という方に向けた情報は、noteで発信しています。マガジンでは過去の有料記事もすべて読めるようにしています。