自分に自信がない人は、自分で恋愛関係を壊してしまいます。
私も昔そうだったのですが、自覚のある人もいるのではないかと思います。
今日は、自信がないとなぜ恋愛がうまくいかないのか? について一緒に考えていければと思います。
なお、ここでは倫理観とか人の道とか、そういうことは一旦置いておいて、あくまで潜在意識と引き寄せの法則の観点から考えてみたいと思っています。
幸せになることに恐怖を感じている
自信がない人は、自分が幸せになることに恐怖を感じます。
「自信がない」というのは、読んで字のごとく「自分を信じていない」ということです。
自分を信じていない、信頼していないから、自分が幸せになってもそれを維持できるのか不安になってしまうのです。
また、自信がないというのは自分が好きではないという思考の表れですから、その好きではない自分が幸せになることに抵抗を感じるという場合もあります。
「どうせ自分なんて…」と考えてしまうのはこのパターンですね。
相手のことが信用できず束縛してしまう
自分に自信がないことは、相手を信用できないことにもつながります。
自分に自信がないと、「いつ嫌われるかもしれない」とビクビクして、恋人のちょっとした言動から疑心暗鬼になったりします。
そうすると、恋人が自分の視界から外れることを極端に嫌がるようになります。
その結果、外出先で連絡してくることを恋人に強要したり、恋人が友人と遊ぶことさえ許さないといった気持ちになってしまいます。
これでは当然、恋人は居心地が悪くなって離れてしまいますよね。
ネガティブなイメージばかりしてしまう
自信がない人は基本的にネガティブで、それこそ四六時中よくないことばかりイメージしています。
そうすると、たとえば夜に恋人が電話に出なかったときに、本当は疲れて寝てしまっていただけにもかかわらず「どこかで浮気してるのかも」と考えて次々とネガティブなイメージをしてしまいます。
引き寄せの法則や潜在意識の観点から言うと、こうやってネガティブなイメージばかりしているのは非常によくないです。
たとえ今は恋人は本当に疲れて寝ているだけだとしても、そうやって悪いイメージばかりしていれば、いずれはそれが現実になってしまいます。
恋人の立場から考えても、疲れて眠って目が覚めたら「昨日は何で電話に出なかったの?」なんて責められたらたまったものじゃありませんよね。
自信がない人は、余裕がありません。
ですから、恋愛をしても自分のことしか考えられず、恋人のことを思いやることができないのです。
恋愛に見返りを求めてしまう
自信がない人は、恋愛に見返りを求めてしまいます。
「これだけ尽くしたのだから愛されて当然」というような考え方をしてしまうのです。
自信がないからこそ、それを埋めるための行動をして補おうとします。
そうして、恋人からの愛情をつなぎとめようとするわけですね。
でも実際、人間は「どれだけ尽くされたから」などという基準で人を好きになったりしません。
ただその人というのが心地いいか、心地よくないかということなのです。
なおここで言う「心地いい」とは、何も「安心する」という意味だけではありません。
「快・不快」と言い換えてもいいかもしれません。
「その相手といることでドキドキする」というのは「快」で、「自分の行動をすべて責められる」というのは「不快」なわけです。
そう考えれば、見返りを求めることが相手の気持ちを遠ざけることにつながると考えることができますよね。
でも自信がない人ほど、自信がない部分を行動で埋めようとし、その行動に見返りを求めてしまうのです。
自分を傷つけて恋人の反応を確かめる
自分に自信がない人は、自分を傷つけることで相手の愛を確かめようとします。
よく聞く「自傷癖」というのがこれです。
自分を傷つけて恋人が心配してくれるのを見ることで、その瞬間だけ安心できるのですね。
でもよく考えてみてください。
ケガをしている人を見れば、普通の人なら好きでなくても心配しますよね。
だから、自分を傷つけて相手が心配してくれるかどうかは、愛情の確認にはならないのです。やるだけ無駄です。
でも、自信のない人はそれをやってしまいます。
なぜなら、自分らしくしていて恋人の気持ちを自分に向けさせる自信がないから。
自分を傷つければ、それが「心配」なのか「愛情」なのかを置いておいて、ひとまず恋人の意識を自分に向けられる。
でもそれは、恋人の魂と自分自身をひどく侮辱する行為です。
幸せな恋愛は、自分を愛することから
自分に自信がない人は、まずは自分を愛することから始めてみてください。
自分を愛することができれば、自ずと自信はついてきます。
自信がつけば、恋人との適正な距離感も保てるようになり、お互いが尊重しあい心地のよい関係が築けます。
心地のよい関係を、自ら進んで手放す人はいません。
浮気の心配をしてネガティブになるよりも、相手を尊重する気持ちを育てましょう。
相手を尊重するには、自分に自信を持つこと。
「相手がいなくても自分は幸せでいられる」という自信を持つことが、逆に恋人との関係をより深いものにしてくれます。
自分に自信を持つには、自分を愛すること。
じゃあ自分を愛するってどうすればいいのか? という話ですが、とても簡単です。
自分の好きなことをするのです。
仕事など「やらなければならないこと」を優先して、「やりたいこと」を後回しにしていないでしょうか?
自分に我慢をさせることは、どんどん自分評価を下げることになります。
「自分は好きなことをするのは許されない」「自分は我慢をして生きるのが当たり前」と潜在意識に伝えているようなものです。
自分を愛するとは、自分のやりたいこと・好きなことをやることです。
ずっと行きたいと思っていたところへ旅行に行ってみましょう。
好きな映画や本を読んだり心を楽しませ、好きなスポーツをして汗を流しましょう。
好きなものをいっぱい食べて、たっぷり寝ましょう。
そうやって、自分を喜ばせるのです。
自分を一番大切なゲストのように扱いましょう。
この世界で一番あなたを愛してくれるのは、誰でもなくあなた自身です。
自分で自分自身に愛を注ぎましょう。
そうしていれば、きっと幸せな恋愛を手に入れることができますよ。