そんな言葉を聞いたことがあるかもしれません。
実際、それまで女性にまったく縁のなかった男性が1日1万回「ありがとう」を唱え続けることで、数か月後にモテモテになったという体験談もあります。
また、心理学研究科で作家の小林正観さんは、その著書の中で「『ありがとう』を1万回唱えると幸せになり、2万5千回唱えると涙が溢れ、5万回唱えると奇跡が起きる」という趣旨のことを書かれています。
しかしその一方で、いくら「ありがとう」と唱え続けても奇跡なんて起きない、一向に願いが叶う兆しを感じられないと悩む人もいます。
「ありがとう」で奇跡が起きる人と起きない人。この違いはどこにあるのでしょうか?
今回は「ありがとう」を唱えても効果がない原因とその解決方法についてお伝えしていきたいと思います。
「ありがとう」を唱えることで、なぜ奇跡が起こるのか?
まず、「ありがとう」と唱えることでなぜ奇跡が起きると言われるのか? について整理していきましょう。
このブログでも何度かお話ししていますが、言葉には目に見えない力があり、古くから人はそれを「言霊(ことだま)」と呼んだりします。
言葉はそれぞれ、持つ意味や音などによって力を持っていて、私たちはその言葉を口にすることで、その力を活用することができるというわけですね。
つまり、ポジティブな言葉にはポジティブな力が、ネガティブな言葉にはネガティブな力があるということです。
「呪いの呪文」なんていうのも、この言霊を利用したものだと考えることができます。
そしてもちろん、「ありがとう」はポジティブな力を持った言葉で、その中でも強力なものだといわれています。
心のコップに水がたまっていく
言葉の持つ力については、私たちの心を水の入ったコップに例えるとイメージしやすいです。
私たちの潜在意識は、つねに私たちの発する言葉を一番近くで聞いています。
そして、その言葉の持つパワーによって、私たちの心のコップの水をきれいにしたり、汚したりしているわけです。
ポジティブな言葉を発すればコップには澄んだ水が一滴落とされ、ネガティブな言葉を発すれば泥水が一滴、心のコップに落とされるようなイメージです。
そのため、1回や2回ポジティブな言葉を言ったとしても、そのほかの多くがネガティブな言葉で埋め尽くされていれば、あなたの心のコップは泥水で溢れかえります。
そうなればあなたはネガティブな波動を発することになり、人生が悪い方、悪い方へと流れていってしまいます。
ですので、人生をよりよい方向へ向かわせたければ、ポジティブな言葉を発し続けることで心のコップを澄んだ水でいっぱいにしてあげることが必要になってきます。
そして心のコップが済んだ水で満たされ、ついに溢れ出したとき、あなたの人生に奇跡が起こるというわけです。
「ありがとう」を唱えても奇跡が起きない原因
そう考えると、「ありがとう」を唱え続けても奇跡が起きない原因も見えてきますよね?
つまり、唱えた「ありがとう」以上にネガティブな言葉を発したり、ネガティブな思考をしているがゆえに、心のコップの水がなかなか澄み渡らず、濁った水がコップの淵から少しずつこぼれている状態なわけです。
奇跡が起きない場合の多くの原因は、その人の発する言葉がネガティブ優勢になっていること、さらに言えば、思考自体がネガティブ優勢になっているために、発する言葉もネガティブなものが多くなっているのです。
奇跡を起こすには、根本となる信念を変える必要がある
私たちの思考というのは、それぞれが潜在意識に設定している信念に基づいています。
信念とは思考のルール、思考の習慣のようなものです。
そのため、ネガティブな信念を持っていれば、いくら意識的にポジティブな言葉を使おうと努力したところで、無意識のレベルからネガティブな言葉が湧いてきてしまうというわけです。
ですので、引き寄せの法則や言霊を活用する前に、この潜在意識に設定されている信念を変えていく工程が必要になってきます。
潜在意識の設定を変える方法
実は私は最近、この潜在意識にある信念の重要性を改めて認識し、いろいろと情報を集めていました。
その中でもっともおすすめしたいのが、岡野真さんという方の『夢を叶える引き寄せRevolution』というものです。
私たちの信念のほとんどは幼少期、特に両親との記憶によって作り上げられるのですが、この『引き寄せRevolution』では、
- 私たちの信念が作り上げられるプロセス
- その信念によって引き寄せが阻害される仕組み
- 潜在意識の性質を利用してその設定を変える方法
について、とても詳しく解説されています。
これまで「ありがとう」をいくら唱えても一向に変化を感じられない、アファメーションをしても効果を感じられないというのであれば、その理由がクリアになり、解決の糸口が見えてくるでしょう。
岡野さんご本人によるメールサポートもついているので、不明点は相談しながら引き寄せ体質への第一歩を踏み出せるかもしれませんよ。
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