引き寄せの法則や潜在意識関連の掲示板などを見ていると、「アファメーションの文をうまく作れているのか不安だ」と悩んでいる人がたくさんいるようです。
私個人としては、ポジティブな感情を伴い、唱えることでワクワクできるのであれば文章の質自体はそこまで気にしなくてよいかと思っているのですが、表現が的確であればその分だけ願望の達成が早まるというのも事実です。
ということで本日は、アファメーションの効果を最大限にするための5つのルールをご紹介します。
1.肯定的な表現で文を作る
- 私は貧乏になりたくありません
- 私は職場に嫌いな人がいません
- 私は一生独身でいたくありません
上記のような感じでアファメーションをしているのであれば、文章の表現を見直してみる余地が大いにあります。
アファメーションでは、否定的な表現を避けるのが基本です。上記で言えば「貧乏」「嫌い」「一生独身」などの表現を使わず、同じ意味になるように文章を考えてみます。
- 私はお金持ちです
- 私は職場に好きな人ばかりです
- 私は結婚して幸せです
いかがでしょうか?ポジティブな表現に変えることで唱えるときによりワクワクとした気持ちになりやすくなったのではと思います。
普段マイナス思考で考えることになれてしまっていると、アファメーションの文を考えるときもナチュラルに否定的な表現を選んでしまう人もいるようです。
アファメーションで重要なことは、唱えることで思考をポジティブに変えていくこと=これまでのネガティブな思考を変えていくことですので、普段の慣れている表現でなんとなく作ってしまうのはもったいないです。一つ一つの単語にまで注意してゼロから考えてみましょう。
2.現在形・現在進行形で文を作る
「私はお金持ちになるだろう」「私はきっと素敵な結婚相手と出会うだろう」などという内容では、自分がいままさに願望が叶っていないということが前提となっています。
「私はお金持ちだ」「私は素敵な人と結婚している」など、すでに願望を達成しているというように現在形・現在進行形で文章にしてみましょう。
願望を達成するということは、言い換えると現在の段階のあなたから、もう一段または数段上の段階に行くということです。
アファメーションの目的は、上段にいる自分を現在形で表現することで、あなたの信念を現実より先に上段のものに書き換えることです。
「~だろう」「~したい」という表現は、あなたが現在の段階にいるということを前提としているため、あなたの信念を書き換えることが難しくなってしまいます。
3.他人と比較せず、個人的な内容にする
「○○(友人などの名前)より裕福になる」「○○(嫌いな人などの名前)より素敵な人を見つける」など、他人と比較した形でアファメーション文を作らないようにしましょう。
他者との比較によって願望を設定してしまうと、多くの場合はあなたの本心から来る願望からずれてしまいます。
「○○の旦那よりも年収のいい男性」というのは、あなたの本当の願望でしょうか? それはあなたが幸せになるために必ずしもなくていい条件のはずです。
4.ポジティブな感情が沸いてくる表現で文を作る
「1.肯定的な表現で文を作る」とかぶる部分がありますが、唱えることでポジティブな気分になり、ワクワクできるような文章を考えましょう。
潜在意識を活用して願望を叶えるには、その願望をイメージしたときに実感・臨場感を伴っていられるかどうかです。
実感・臨場感を感じるとは、感情が揺り動かされているかということです。
ポジティブな感情を伴ってイメージされたことは、ポジティブなものとしてあなたの人生に引き寄せられてきます。
逆にネガティブな感情を伴った場合は、ネガティブなものとしてあなたの人生に引き寄せられます。
「お金」をイメージしたときに、ある人はお金持ちで幸せになり、またある人は全然お金がやってこなかったり、たとえお金を持ったとしても不幸になったりするのはこのためです。
5.表現の修正を繰り返す
アファメーション文は、一度作ったら終わりということはありません。
毎日唱える中でよりしっくりくる表現に変えたりしながら、あなたの願望をより正確に表現するもの、よりあなたのポジティブな感情を揺り動かすものに修正していきましょう。
肝心なのは実感・臨場感
繰り返しになりますが、アファメーションを唱えることでポジティブな、ワクワクとした気持ちになれるのであれば文表の細かい表現はさほど気にする必要はありません。
しかし、よりあなたの願望を忠実に表現する文章を作ることができれば、より効果的に願望を引き寄せることができます。
また、よいアファメーションは、ことさら心を込めて唱えようと考えなくても、繰り返し唱えているうちに自然とワクワクした気持ちになるものです。
日々修正しながら、よりよいアファメーションになるよう意識してみてくださいね。