引き寄せの法則は宗教くさい、キモイ、胡散くさいなど、引き寄せの法則に対して否定的な意見が書かれているブログを目にすることがたまにあります。
その人たちがなぜ宗教くさいと感じるのか気になったので調べてみたところ、以下のように考えていることが分かりました。
本日はそれらの意見について、私個人の意見も交えながらご紹介したいと思います。
「いいことを考えればいいことが起こり、悪いことを考えれば悪いことが起きる」というのは、そもそも仏教の「因果応報」という教えのことです。
引き寄せの法則を煮詰めれば、確かに因果応報の教えと同じことを言っていますので、「引き寄せの法則は宗教くさい」と感じる人がいるのはこういう理由からではないかと思います。
日本人は特に宗教に対して否定的な考えを持つ人が多いので、そういった宗教との共通点が見られると嫌悪感を持つのかもしれません。
思考に気をつけなさい
それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい
それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい
それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい
それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい
それはいつか運命になるから
マザー・テレサのこの言葉を引用して
この言葉からも、思考が自分の運命をつくるという
「引き寄せの法則」を感じる事が出来ます。
とか言っちゃってるんだけど大丈夫ですか。
マザー・テレサはちゃんと行動して習慣にするまでやってるわけで妄想だけで願いが叶うとか言ってないでしょ。
引き寄せの法則について書かれているブログでは、たしかに「引き寄せの法則を盲目的に信じていれば行動は必要ない」というような趣旨のことが書かれていることがありますので、その前提で考えれば、このマザー・テレサの言葉と引き寄せの法則をひもづけて書かれると反感を持つかもしれません。
しかし引き寄せの法則は、まったく行動が必要ないというものではありません。
正しくは、「苦痛を伴う行動」が必要なくなるのです。
この「苦痛を伴う行動」を「努力」と表現することがありますが、私自身は努力が必ずしも苦痛を伴うとは考えていないので、ここでは「努力が必要なくなる」とは言わないでおきます。
苦痛を伴う行動は必要なくなりますが、願望を達成するために夢中になって取り組むようなことには出会うかもしれません。
その意味で、引き寄せの法則は行動を否定しているわけではありません。
思考を願望達成の方向に傾けていると、まず言葉があなたにとってポジティブなものに変わります。
「どうせ自分なんて…」などと言わなくなります。
そして引き寄せの波に乗れると、願望達成のための様々なインスピレーションが沸いてきて、それに従って仕事に没頭したり夢中になって行動するということがあるかもしれません。
行動の内容は人それぞれですが、少なくとも苦痛を伴うようなものではないはずです。
ちょっと話が逸れてしまって申し訳ないのですが、行動とは何も仕事とか恋人探しとか直接的な行動だけとは限りません。
アファメーションや瞑想だって立派な行動なわけです。
それらに夢中になって取り組むことで、願望達成がグッと早まるわけです。
いずれにせよ、取るべき行動は潜在意識が教えてくれますので、アレコレ考えるよりは思考を願望にフォーカスすることに注力した方がいいでしょう
そうした行動が習慣として身に付いてくると、あなた自身のコンフォートゾーンがより高いレベルになります。
コンフォートゾーンが変わると、それまでとても苦労していたようなことをいとも簡単にできるようになります。
たとえば、それまで月収30万円が当たり前だと思っていた人のコンフォートゾーンが変わり、月収100万円が自分にはふさわしいという信念が出来上がります。
そうすると、それまで難しかった月収100万円稼ぐための行動や考え方を自然にできるようになるというわけです。
宗教くさくて上等です
そもそもですが、引き寄せの法則が宗教くさくて何か困ることがあるでしょうか?
引き寄せの法則はその名の通り「法則」です。
万有引力の法則と同じようにこの宇宙すべてに働く力なわけです。
宗教くさいと敬遠したところで、今この瞬間にも引き寄せの法則は働いているのです。
引き寄せの法則という概念を受け入れられるということは、それだけで願望を達成できる可能性を持っているということです。
引き寄せの本質を理解して、ただただ願望に思考を傾けてください。
くれぐれも100円拾ったことを大喜びして掲示板に書き込んで人に「よかったね」と言われて終わり、とうことになってしまわないようにしてください。
引き寄せの法則を活用するのは願いを叶えるためで、掲示板でなれ合うことが目的ではないはずです。
リアルの友達に話すと「宗教くさい」と引かれるのなら、話さなくてもいいのです。
他人に引き寄せの法則を理解してもらわないと、あなたの願望が叶わないわけではないのですから。
余計な意見に惑わされず、潜在意識を信頼してコツコツと実践して頂ければと思います。