あなたは、いつ頃から異性を意識しはじめましたか?
思春期であればほとんどの人が異性の気を引こうと身だしなみに気を遣ったり、自分の容姿を気にしたりするようになるかと思いますし、早い人であれば幼稚園の頃に幼稚園の先生のことが好きだった、なんて話も聞きます。
また、旦那さんや奥さんに先立たれた高齢者の方が、老人ホームや老人クラブなどで出会い恋人関係になったという話も最近では珍しい話ではないようです。
このように、人間にとって「モテる」とは、人生最大のテーマのひとつと言ってもよいほど重要なものです。本日は、モテるためにはどうすればいいのかについて、潜在意識の観点から考えてみたいと思います。
モテる秘密は潜在意識に刷り込まれた「セルフイメージ」
あなたは今、自分のことをモテると思っていますか?
この記事を読んでいるということは、(事実としてモテているかそうでないかは別として)おそらくモテるとは思っていないか、もしくはもっとモテたいと思っていることでしょう。
では次に、なぜあなたはモテないと思うのか考えたことはありますか?
- ブサイクだからモテない
- 話が下手だからモテない
- 30歳を超えたからモテない
- ファッションがダサいからモテない
- 性格に問題があるからモテない
このように「~だからモテない」というように理由が思いつくのなら、それこそがあなたが自分自身に対して持っているイメージ(=セルフイメージ)です。
たとえばモテない理由が「ブサイク」だと思っているのなら、それはあなた自身が自分のことをブサイクだと思っているということです。他人がどう思っているかは、実は問題ではないのです。
この「自分=ブサイク」というイメージを変えない限りは、たとえ容姿を磨いたところでモテるようにはなりません。
もし実際にはあなただけが自分のことをブサイクと思っているだけで、周りの人からは美人・美男子だと思われていたとしても、あなたはモテるようにはなりません。
なぜなら、たとえあなたのことを「いいな」と思って近づいてきた異性がいたとしても、あなた自身があなたのことを好きではないため、あなたの本当の魅力が相手に伝わらないばかりか、ネガティブな態度で相手を居心地悪くさせてしまい、その結果、離れていってしまうからです。
他の理由も同じです。話術を鍛えようが、性格を矯正しようが、あなたのセルフイメージが変わらない限りはモテません。
[ad#adsense-middle]自信がない自分を強制的に変える方法
では、どうすればいいのか?
もうお分かりかと思いますが、セルフイメージを変えていかなくてはいけません。
セルフイメージを変えるにはいくつか効果的な方法がありますが、よく紹介される方法として「モテている自分をイメージする」「モテる人の行動を真似する」などがあります。
これらは確かに効果的なのですが、中にはどうしても「モテている自分をイメージできない」とか「(モテない)自分がモテる人の行動を真似するのに抵抗がある」という人もいます。
今回はそういう人向けに、自信がない人でも強制的に潜在意識を書き換える方法をご紹介します。それは、「モテアファメーション」という方法です。
もちろん、この「モテアファメーション」という呼び方は今考えただけですが、要は「自分はモテる」ということを何回もアファメーションすることで、潜在意識に新しい信念をすり込んでいくという方法です。
アファメーションの利点は、その人がどんな思考・感情・イメージを持っているかにかかわらず使える「言葉」というものを利用して、潜在意識に対してアクションを起こせるという点です。
- この世の男(女)はすべて私のもの
- いい男(女)はみんな私のことが大好きで、私が何をしようがちやほやしてくれる
- この世界の主役は私で、私は世界中の人から愛されている
という感じで、「自分はモテモテだ」という文章を作り、繰り返しアファメーションしましょう。この方法であれば、たとえモテる自分をイメージできなくても問題ありません。でもできれば声に出して唱えるようにしてください。
心の中で唱えるより、声に出して唱えた方がアファメーションは効果的です。斎藤一人さんとそのお弟子さんの書籍でよく紹介されているたとえ話で、とても分かりやすいものがあるのでご紹介します。
あなたがそば屋で「きつねうどんが食べたい」と強く心で思いながら「天ぷらそば」と言うと、店員さんは何を持って来てくれると思いますか?
もちろん、天ぷらそばですよね。どんなに思いが強くても、声に出したものがこの世界では優先されるというたとえ話です。ですから、できるだけ声に出して唱えるようにしてください。もちろん、電車の中などでは心の中で唱えれば大丈夫ですよ。
潜在意識を変えたいなら、とにかく数をこなすこと!
アファメーションで潜在意識の信念を書き換えるには、とにかく数をこなすことを考えましょう。
よく「心を込めて唱えないと効果がない」という話も聞きますが、まずはそれは置いておいてください。たしかに心を込めることで効果が出るのですが、はじめのうちは心を込めようとすれば、逆に理性が反発することもあります。
ですからまずは、とにかく何回も唱えてください。そうしていると、どこかのタイミングで無理なく心を込めて唱えられるようになります。そのタイミングは人それぞれだと思うので、一概に何回とは言えませんが、とにかくそのときが来るまでひたすらアファメーションしてみてください。
潜在意識に限らないことですが、何かを変えようとすれば必ず抵抗はあります。川の流れ、風の流れ、人の流れだって無理に変えようとすればそこに抵抗が生まれるでしょう。
潜在意識を変えるときは、理性による抵抗があります。「それは今まで考えていたことと違うよ」と言って元に戻ろうとするのです。しかしそれに負けずに続けていれば、新しい流れこそが本流になります。
いったん本流になってしまえば、今度は潜在意識の変化を好まない性質が味方になります。「あなたはモテる」という信念が、そうそうのことでは変わらなくなります。
そうなってしまえば、それはもう恐ろしいほどモテるでしょう。まずは数をこなすことです。