彼氏が過去に浮気していたり、その彼ではないにしても過去の彼氏に浮気されたことがあったりすると、彼氏のことをなかなか信用できませんよね。
そして、彼に申し訳なく感じたり、わだかまりがいつもまでも胸の中に残っていたりして「別れた方がいいのかな」と考えてしまう。とても自然な感情だと思いますし、あなた自身が別れたいのなら無理に関係を続ける必要はないと思います。
しかし、彼氏のことが好きだしできれば別れたくない、という人もいると思います。本日は、そんな彼氏のことを信用したいのに信用できないというときに考えてみて頂きたいことについてご紹介させて頂きます。
なぜ、彼氏を信用したいのか
そもそも、あなたはなぜ彼氏を信用したいのでしょうか?
普通であれば、信用できない人を無理に信用する必要はないはずです。でも、信用したいのは、彼氏のことが好きで大切に思っていて、できれば長く一緒にいたいからではないでしょうか?
信用できないということは、常に相手を疑いながら過ごすということになります。そうすると、一緒にいても心が休まりませんし、第一さみしいですよね。
信用できないことを悩んでいる=彼氏のことを大切に思っているという自分の気持ちをまずは再確認しましょう。
[ad#adsense-middle]信用できないのは裏切りを怖れているから
信用できないあなたを、何が踏みとどまらせているのでしょうか? それは、彼氏に裏切られることではないでしょうか。
彼氏のことが大好きで信用しきっていたのに、実は彼氏にはもう一人彼女がいたということが分かったときの絶望感を想像するとおそろしいですよね。
あなたは過去の経験などから、彼氏に対してそういう恐れがあると感じてしまっているのです。それは今の彼氏が過去に浮気をしたせいかもしれませんし、そうでなくてあなたの過去の彼氏が浮気をしたせいかもしれません。
いずれにしても、信じて裏切られるのが怖いからこそ、あなたは彼氏のことを信用できないでいるのです。
裏切りを怖れるのは、条件付きの愛だから
では次に、なぜ裏切られるのが怖いのでしょうか?
それは彼氏に裏切られたときに、あなたがこれまで捧げた時間や気持ちが無意味になることが怖いからではないでしょうか?
それらのすべてが無駄だったと分かったときの絶望感や脱力感は計り知れないですよね。できれば経験したくないという気持ちも理解できます。
しかし裏を返せば、「これだけの時間と気持ちを捧げるのだから、裏切ってはいけない」と彼氏に対して思っているということです。要は、愛に見返りを求めている状態なわけです。
これは愛というよりも「契約」に近いですよね。相手が自分を想っているのなら自分も相手を好きでいる。相手がしてくれた分だけ自分もする。「損をしたくない」という考えから、愛に見返りを求めるようになってしまうのです。
見返りを求めている間は、いくら彼氏を信用しようとしても信用することはできません。なぜなら、会社同士の契約とは違い、あなたと彼の間には契約書もなければ、そもそも「してくれた分に応えなくてはならない」というルールもないからです。
彼氏の前に、まず自分を愛すること
あなたと彼氏は「お互い好きだから一緒にいる」のだと思います。
これが「お金をたくさん持っているから好き」とか「イケメンで友達に自慢できるから好き」とかなら、そもそも信用できようができまいがどうでもいいでしょう。
あなたは彼氏のことが好きだからこそ、信用するのが怖くて、彼氏に申し訳なかったり、信用できない自分を責めたりしてしまっているのです。
では彼氏のことを信用できない場合、どうすればいいのでしょうか。それは、彼氏よりもまず「自分を愛する」ことです。
裏切られると怖いと感じている場合、彼氏がいなくなった自分には何も残らないとか価値がないと考えてしまっているのかもしれません。でも、彼氏がいてもいなくても、あなたはいつでもあなたなのです。
まずは誰よりも、あなたを喜ばすことを考えましょう。あなたは幸せになるために生まれてきたのです。彼氏を幸せにするために生まれてきたのではありません。
これまでやりたくても時間がなくてできなかったことなどありませんか? 最近友達とは会っていますか? もし彼氏を優先しすぎて何かを犠牲にしているのなら、それらをやってください。
するとあなたの周りには、あなたを幸せにしてくれる人やものがたくさんあることに気づくはずです。なぜなら、あなたは幸せになる価値があるからです。
自分を愛することができれば、周りの人やモノをありのままに受け入れられるようになります。信用できない彼氏を変えようとしてもできませんが、あなた自身を変えることはできます。
信用しようがしまいがあなたです。裏切られようが裏切られまいがあなたです。自分を愛することができている人は魅力的です。そんなあなたを彼氏が放っておくでしょうか?
まずはいろいろ悩むより、あなた自身をいっぱい愛してあげましょう。