誕生日や記念日をすぐ忘れる、ケンカしても謝らない、逆に適当に謝って済ます、体型のことを無神経にバカにしてくる、ゲームに夢中でかまってくれない、デートがワンパターン… などなど、長く付き合っていけばいくほど、彼氏の嫌なところが目についてむかつくことがあるかもしれません。
私の考えでは、嫌なら無理に付き合うことはないと思いますし、潜在意識を活用すれば理想の恋人を引き寄せることだってできるので、この機会に別れてしまうのもいいかもしれません。
しかしいくらムカついても、長く付き合ってお互いのことをよく知っているし、これまでいろいろなことを一緒に乗り越えてきた。これからも、できれば仲良く付き合っていきたいという人もいるでしょう。
本日は、彼氏の言動がむかつくときに、潜在意識を活用して問題を解決する方法についてご紹介していきたいと思います。
むかつくのは、彼氏をコントロールしようとしているから
彼氏のことを図々しいとか、思いやりがないと感じるとき、それはあなたの中の彼氏の理想像と実際の彼氏との間にギャップがあるときです。
しかし彼氏に「こうなってほしい」という思うことは、彼氏をあなたの思い通りに支配しようとする思考の現れです。本来、彼氏があなたに対してしなくてはいけない義務は何一つありません。
それが付き合いが深く長くなっていくに従って、「こうしてほしい」「こうなってほしい」という思いを持つようになってしまいます。
人間は潜在意識を通してつながっていなすので、あなたがそういう不満を持っていると、それが潜在意識を通して彼氏に伝わります。すると、彼氏はあなたに対して居心地の悪いものを感じるようになり、だんだんと一緒にいたくなくなってしまいます。
付き合い始めの頃はとても優しく気遣いも行き届いていた彼氏が、今ではあなたの扱いが以前とは比べものにならないほど雑なのはこういう気持ちのためです。
こうなってしまった関係を改善するには、潜在意識を通して伝わる思考を「彼氏が心地よいと感じる」ものに変えていかなくてはなりません。
彼氏と仲良くしている場面をイメージしよう
彼氏との付き合いはじめの頃、お二人はどんな風に過ごしていましたか? どこに出掛けても何をしていても、二人でいるだけで幸せだったのではないでしょうか?
そういう気持ちが、ある日突然、今のように彼氏に対してむかつくようになってしまったわけではありません。付き合いを続けていく中で、少しずつ「これくらいならいいか」という感じで相手を想う気持ちがお互い雑になってしまった結果なのです。
その結果、彼氏のほんの小さな言動にいちいちむかつくようになってしまっているのです。お互いに「相手がそういう態度ならこっちだって」と考えてしまっているのかもしれません。
でも彼氏との関係をうまくいかせるコツは、「見返りを求めず、ただ相手の幸せを願う」ことです。一度時間を取って、付き合い始めの頃とか、あなたが彼氏との関係の中で「一番幸せだった」と思う頃のことを思い出してみてください。
そのとき、あなたはどんな気持ちでしたか?損得勘定で、彼を愛していたでしょうか?
本来の気持ちに気づいたところで、顕在意識の上であれこれと行動してみてもあまりいい結果は期待できません。場合によっては、彼氏にさらに「あなたがコントロールしようとしている」と感じさせてしまい余計関係がこじれることもなきにしもあらずです。
こういうときにこそ、頼るべきは潜在意識です。
潜在意識に、あなたと彼が幸せに過ごしている場面をイメージして伝えましょう。想像でなくても、過去の一番幸せだった頃のことを思い出すのでも構いません。
ただ、そのときに「あの頃はこんなに幸せだったのに」とネガティブな感情を伴ってイメージしないように気を付けてください。その幸せを今こそ瞬間も全身で味わうようなつもりでイメージしてください。
今さらどうやってあの頃のように戻れるだろう? なんて考える必要はありません。潜在意識は、あなたが望むものは何でも、予想もつかないような展開であなたのもとに届けてくれます。
以上が、潜在意識を活用した「むかつく彼氏との関係改善方法」です。彼氏に限らず、他人のことを変えることはできません。あなたが変えられるのは、いつだってあなただけです。まずあなたが変わると、彼氏はそれに反応して、新しいあなたにふさわしい彼氏になってくれますよ。