「運気が悪い…」と感じてしまうときってありますよね。でもそもそも、運気が悪いのは「運気が悪い」というあなたの思考に原因があります。ですから、悪い運気を改善するためには、思考を変えていく必要があるのです。
よく占いなどで「運気が悪いのは大殺界だから」などという話を聞いたりしますが、私は占いの類は信じていません。私はあくまで、私たちの人生は私たちの内面が作り上げていくもので、外的要因や持って生まれた情報(生年月日や血液型など)によって決定づけられるものではないと思っているからです。
「A型だからストレスを溜めやすい」とか「B型はがさつ」だとかいうのを本当のことのように感じてしまうのは、あなたがこれまで生きてきた中でそういった情報に触れてきたことで「血液型によって違いがある」と信じ込んでしまっているからです。それらの「作られた情報」を受け入れてむやみに人生をハードなものにする必要はありません。
運気は、自分の思考や行動で変えていくことができます。本日は、運気が悪いときに試してほしい5つの開運法をご紹介します。
まずは笑顔から
何はなくとも、まずは笑顔からです。
笑顔でいることで、すべてはいい方向に向いていきます。嫌なことがあったときこそ、笑顔になれるようにしましょう。そのためには練習が必要です。
笑顔に練習が必要と聞くと、少し奇妙な感じがするかもしれませんが、笑顔には上手い下手があります。試しに鏡の前で普段の感じで笑顔を作ってみてください。
もしわざとらしかったり引きつっていたりしていたら、あなたは笑顔が上手ではありません。だからと言って、自然な笑顔を作るのは難しいことではありません。誰だって「いい笑顔になろう」と考えていれば、そのうち自然な笑顔をできるようになります。
テレビで素敵な笑顔をしている芸能人を見つけたら、どうやって笑っているか研究してみてください。友人などあなたの周りにも、笑顔の素敵な人がいるでしょう。そういう人の笑顔を真似ることで、あなたも「いい笑顔」を手に入れることができます。
[ad#adsense-middle]寄付をしてみる
「与えよ、さらば与えられん。」と言うように、何かがほしければ、まず自分が与えればいいのです。コンビニなどの募金箱でかまいませんので、寄付をしてみましょう。
驚くべきことに、「寄付をするのは偽善者ぶっていて嫌だ」という人がいるそうです。なぜこんな考え方になるのか考えてみたところ、「偽善者に見られたくない」という、周りの目を気にする気持ちがあるのではないかと思いました。要は、他人からの評価を常に気にしている人は、寄付という本来気軽にする行為でさえ、いちいちストップをかけてしまうということでしょう。
ついでに言っておくと、他人からの評価が自分の人生の価値を決めると思っている限りは幸せにはなれません。いくらお金を稼いでも、名声を手に入れても満たされることはなく、不足感からさらに上を目指す無限ループに陥ります。
「困っている人を助けるため」と考えず、「自分の運気を上げるため」という気持ちで寄付してかまいません。寄付は別に崇高な行為でもなんでもありません。この世に無数にあるお金の流れのひとつです。
どうやって川は生まれるのでしょう? はじめは何もないところに、何かのきっかけで小さな水の筋ができ、地面を削り、さらに水が流れ込み、やがて川になります。
お金の流れもこれと一緒です。あなたのところでせき止めていると、お金はあなたのところにやってきません。しかし、寄付をして小さなお金の流れを作り出すと、あとは川と同じようにだんだんと流れが大きくなっていきます。
ちなみに、小さな流れを作り出すなら別に寄付じゃなくてもいいんじゃ? と思うかもしれませんが、それだと「与える」というところから外れてしまいます。買い物をしてお金を払うのは等価交換であるため、「与える」にはなりませんよね。
大事なのは「与えることでお金の流れを作る」ことです。
部屋の掃除をする
部屋を見渡してみてください。散らかっていたりほこりが溜まっていたりしませんか?
汚い部屋は開運の妨げになります。また部屋の様子はその人の心の状態を表しているとも言われます。心が乱れていれば部屋も散らかり、心が安定していれば部屋も清潔で整理整頓されているというわけです。
これを逆に利用して、部屋をきれいにすることで心を安定させることができます。運気が悪いのは思考がよくないからで、思考がよくないのは心が乱れているからです。いつも部屋を清潔にしておきましょう。
玄関、トイレやキッチンなどの水周りは特に注意して、つねにきれいに保ちましょう。またトイレのフタを開けっ放しにしておくとお金が出ていくと言われています。トイレから出るときはいつもふたを閉めるように習慣づけましょう。
古いものは処分する
生き物だけでなく、ものにも寿命があります。たとえお気に入りのものでも、寿命を超えて使うことはそのものを苦しめていることになります。お気に入りでこれまでたくさんお世話になったのなら、苦しめることはやめて「ありがとう」と感謝して処分しましょう。
私は、ものにも意志があると思っています。家が空き家になった途端に傷みはじめたとか、ほったらかしにしていた家電製品がろくに使っていないのに壊れたという経験はないでしょうか?
ものは大事にされれば輝き、大事にされなければ役目を終えたと思い壊れてしまいます。しかし、大事に使っていたとしても寿命は来ます。寿命を終えたものには楽になってもらいましょう。
天国言葉を唱える
- 愛してます
- ついてる
- うれしい
- たのしい
- 感謝してます
- しあわせ
- ありがとう
- ゆるします
これらの8つのことばを繰り返し唱えてみてください。これらは人生の成功法則について数々の書籍を出版されている斎藤一人さんという方が紹介している「天国言葉」というものです。
この天国言葉を1日48回以上唱えることで、心の汚れが浄化されます。「気分がよくないのに笑顔になんてなれない」という人も言葉は自由にできます。気分が落ち込んでいるとき、嫌なことがあったときは天国言葉を唱えてみてください。気が付けば気分がだいぶ良くなっているはずです。
以上が、運気が悪いときに試してほしい5つの開運法です。どれも簡単なものばかりですが、大事なのは続けること。何事も継続は力なりです。
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