復縁するためのおまじないについて調べてみると、実にたくさんのおまじないがあることが分かります。
青いハートの画像を待ち受けにするとかリボンを使うものなどのかわいらしいものから、ニンジンを皮ごと一本食べるというなぜそんなことになってしまったのかよく分からないおまじないまで、ネット上にはいろいろ紹介されていますので、興味があったら探してみてください。
さて、ここでも復縁するための強力なおまじないについてご紹介していくわけですが、せっかくですから潜在意識や引き寄せの法則の観点からみても理にかなっているおまじないをご紹介したいと思います。
[ad#adsense-middle]嶽本野ばらさんが恋を実らせた方法
これは、作家でエッセイストの嶽本野ばらさんがエッセイ集『パッチワーク』の中で紹介されている方法です。嶽本野ばらさんはこの方法で、成就が難しそうな恋をいくつも、簡単に手に入れてきたとエッセイの中で言っています。
やり方はとてもシンプルで、夜中に好きな人の名前をノートにびっしりと書き続けるだけです。書く分量に関しては特に目安はないですが、A5のノートに3ページ書いた翌日には元彼から連絡がきたという体験談もあります。
この方法は、本質的にはアファメーションや断言法と似たものだと考えられます。願望の対象(ここでは復縁したい相手)に思考を集中して潜在意識に「これがほしい」と伝える、そうすることで潜在意識が動き出し引き寄せがはじまるのです。
潜在意識に願望を伝えるには、願望を「強く」、または「何度も」思考することが大切です。書くときには、心の中で自分が今書いている文章を読みますよね? ですから、この方法では少なくとも何度もほしいものについて思考することが可能なわけです。
相手への執着は捨てるべき?
嶽本野ばらさんのこの方法は、相手に強烈に執着する方法だとも考えられます。
引き寄せの法則について説明されるとき、「願望達成への執着は捨てるべき」という話をよく聞きます。復縁であれば、相手に執着することで復縁がうまくいかなくなる、ということです。
しかし実は、執着それ自体が問題なのではなく、執着することで焦りが生じたり、相手に思考や行動を強制するような波動を出してしまうことが問題なわけです。
焦るということは、「叶っていない」という現実に思考を集中させることです。そして、「早く振り向いてほしい」と相手に強制することは相手に心地の悪い波動を伝えてしまうことになります。
これらの引き寄せの邪魔をする思考を排除した状態で執着することができるのであれば、それは願望に対して強烈に思考を集中するということでもあります。そうであれば、引き寄せの法則が強く働く条件としては十分なわけです。
またこの方法のよいところは、「書く」という作業に集中することで余計なこと(それこそ焦りや強制など)を考えなくて済むということです。
現在、復縁したい相手がいるけど打つ手がない、という人は試してみる価値アリだと思いますよ。
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