大富豪や歴史に名を残しているような偉人は、すべて引き寄せの法則を知っている、もしくはその存在を経験として知っていました。
お金や富、豊かさを引き寄せるには引き寄せの法則の本質を理解しておくことがもっとも近道です。
これを知らないと、いくら頑張っても一向に豊かになれない、なんてことにもなりかねません。
ここでは、引き寄せの法則を活用してお金持ちになるために忘れてはいけない7つのルールについてお話ししたいと思います。
お金には限りがあると考えてはいけない
あなたは「この世にあるお金には限りがあって、他人と奪い合わなければ豊かになれない」と考えてはいないでしょうか?
実は、「お金には限りがあって、他者と競い合うことが豊かさへつながる」というのは資本主義に基づく考え方で、この世界のルールではありません。
私たち人間の社会経済を発展させるには、競争や争いをさせることが効果的というのが資本主義的な考え方です。
事実、戦争により科学技術は大きく発展しましたし(あなたが今利用しているインターネットももともと戦争に利用するために発明されました)、ほかにも企業同士がしのぎを削って商品を開発することで、よりよい製品が世に流通することになります。
こういった競争が世界を発展させることは事実ですが、だからと言って、この世界の発展に競争が不可欠な要素だということではありません。
奪い合わずとも、自分の分のお金は十分にあり、他者と一緒に繁栄していけると考えるとお金に対する枯渇感を消すことができます。
お金に対する枯渇感(「足りない」という感情)がなくなれば、あなたは望むだけお金を引き寄せられるようになります。
心配事の9割は起こらない。未来を思い悩んで今を無駄にしない
『心配事の9割は起こらない』という本が出るくらい、私たちは普段、起こりもしなことを思い悩んで過ごしています。
そして未来を心配することで、望まない未来を引き寄せてしまうことになるのです。
「お金は足りるだろうか?」「今月の支払いが払えなかったらどうしよう…」などと思い悩むことは無意味であるどころか、お金が足りない現実を引き寄せてしまいかねません。
また、心配したり不安になることのもう一つのデメリットは、萎縮して行動力がなくなってしまうことです。
行動とは、言い換えればこの世界に働きかけることです。
この世界に変化を起こすことです。
この世界に変化がなければ、あなたの手元にあるお金も変わることはありません。
起こりもしない未来のことを心配して行動を起こせなくなるよりも、「今」に集中して、「今」を精一杯生きることを心がけましょう。
そうしていると、潜在意識があなたの味方になります。
いろいろなインスピレーションを与えて、あなたにどんな行動をとればいいかを直観として伝えてくれます。
それに従って積極的に行動することで、お金はどんどんあなたのもとへ集まってきます。
否定的な言葉ではなく、肯定的な言葉で話すようにする
同じことを言うにしても、否定的な言葉ではなく、肯定的な言葉を使うようにします。
「八方美人」て、言い換えれば「誰にでもフレンドリーに接することができる」ということですよね。
また、「嫌い」も「好きじゃない」と言い換えることができます。
自分の言葉をもっとも聞いているのは、自分自身です。
ネガティブな言葉はネガティブなイメージを伴いますので、例えばあなたがネガティブな言葉ばかり使っているとしたら、そのたびに頭の中はネガティブなイメージに満たされることになります。
ネガティブなイメージは、あなた自身のエフィカシー(自己評価)を著しく下げてしまいます。
ちょっとややこしいかもしれませんが、意味的にはポジティブでも、言葉自体がネガティブだと否定的なイメージをしてしまいます。
ですから、「嫌いじゃない」というのは意味的には「どちらかというと好き」という感じのポジティブなものですが、「嫌い」というワードが入っているために頭では無意識にネガティブなイメージをしてしまうということです。
「貧乏」「貧しい」「お金がない」というような言葉をすぐ使ってしまうという人は、言い方は悪いですが貧乏体質がしみ込んでいるといえます。
以下は、Yahoo!知恵袋で見つけたお金と引き寄せの法則に関する相談です。
引き寄せの法則。お金について。
最近引き寄せの法則について興味を持ちそのなかでお金について疑問があります。
私は来年専門学校に行こうと思っているのですが一番学費が安い学校に行こうと思っています。
家が裕福でないので少しでも学費の安い学校のほうが親に迷惑かからないと思っているからです。
でもお金がないから安い学校にいくという考えはダメでしょうか。引き寄せの波動?かなにかでお金がないという思考はダメと聞いたとがあったので疑問に思っています。
こういった考え(家が裕福でないので少しでも学費の安い学校にしよう)で試験受けても受からないですか
読んでいると「お金がない」というイメージが沸いてきてしまいます。
赤の他人の私がそうなのですから、ご本人の思考は「貧しい」「お金がない」というイメージで満たされているはずです。
ここで注目すべきなのは、裕福な思考ができる人は「家の経済事情」と「学校に行く」ということに因果関係を見出さない、ということです。
実際、すぐ思いつくところでは奨学金などを受ければ行きたい学校を選ぶことはできます。
そのほかにも行きたい学校が明確で、そこで勉学に励んでいる自分をイメージできていれば、その現実はどのようにでも引き寄せられてくるのです。
しかし、貧乏な思考の人はにとっては「家の経済事情に関係なく行きたい学校に行ける」という事実は心地が悪いわけです。
なぜなら、それは「自分は貧乏である」「自分の家にはお金がない」という信念と相反するからです。
そこで、この相談者のように「家にお金がない=学費の安い学校にしか行けない」という図式を勝手に作り上げてしまうのです。
このように考えてしまう原因は、その人が持っている信念です。
信念はイメージによって作り上げられます。
そして、イメージを意図的に変えていくには、言葉を変えていく必要があるのです。
否定的な言葉ではなく、肯定的な言葉で話すよう習慣をつけていきましょう。
そうすることで、イメージが変わり、信念が分かり金持ち体質になることができます。
うまくいかないときもがっかりしない!あとから見れば失敗も必要なこと
引き寄せの過程では、一見うまくいかなかったというようなことも振り返るとすべて願いを叶えるために必要なことだった、ということがあります。
ですから、いやなことが続く時期も「今はきっとこれが必要なんだ」と捉えて落ち込まないように心がけましょう。
願望のイメージを明確にし、ポジティブな気持ちで過ごしていれば引き寄せの法則は働いています。
ただ、目に見えない部分で動いている時期には、一向に変化がないような気がして不安になるかもしれません。
そんなときには、「今は潜在意識が願望実現までのルートを整えているんだ」と考えてただ楽しみに待っていれば大丈夫です。
実際、引き寄せの法則では自分が想像もしなかったような展開で願いが叶うということがよくあります。
あなたに見えないことも、潜在意識にはよく見えています。
そのため、あなたが思う最短ルートが必ずしも潜在意識が選び出した最短ルートと同じになるとは限らないのです。
そのため、ときには思うようにならないと感じることもあるかもしれません。
そんなときは、見えないところで着々と願望実現の準備が進んでいることを忘れないでください。
自分の収入の限界を自分で決めてしまわない
「自分には年収1000万円なんて無理」とか「自分には年収300万円がお似合いだ」というように、自分の収入の限界を自分で決めてしまわないように気を付けましょう。
人間は、自分が持っている「自己イメージ」の通りの人間になります。
考えてみてください。年収10億円の人は、年収300万円の人と比べて年収の差(約300倍)ほどに能力にも差があると思いますか?
年収10億円の人は年収300万円の人よりも300倍計算が早いでしょうか?
年収10億円の人は年収300万円の人の300倍足が速いでしょうか?
そんなことはないですよね。
あなたの収入、あなたの性格、あなたの容姿など、あなたにまつわるすべてのものは、あなたが持っているあなた自身のイメージによって作られています。
ですから、あなたが「自分は年収300万円だ」というイメージを持っていれば、年収300万円にふさわしい状態が維持されるのです。
逆に「自分は年収10億円だ」という自己イメージを持っていれば、それにふさわしい状態が引き寄せられるというわけです。
感謝の気持ちがすべてのカギを握る!「ありがとう」を忘れない
「ありがとう」とは「有り難い」、つまり「有ることが難しい=奇跡」のことです。
もっと言えば、「ありがとうございます」の「ございます」は「ここにあります」という意味なので、「ありがとうございます」の本来の意味は「奇跡が今まさにここにあります」というような意味になるのです。
「ありがとうございます」とは、もともと昔の日本人が他人ではなく神さまに向けて言っていた言葉です。
「おかげさまで奇跡が今まさに私のもとにあります」と神さまに感謝し、また神さまを称賛するための言葉なのです。
ですから、「ありがとうございます」というのは他人に対する感謝の気持ちを伝えることもそうですが、同時に神さまを称賛しているということになるのです。
日常生活の中で、できるだけたくさん「ありがとう」「ありがとうございます」と言うように心がけましょう。
たくさん言えば言うほど、神さまがあなたの味方になってくれます。
引き寄せの法則は科学である。本質を理解して実践すれば必ず成功する
引き寄せの法則は科学です。
引き寄せの法則として語られることの多くは脳の働きとして科学的に説明ができます。
もっとも、現在の科学では説明できないこともありますが、それはまだ科学が解明できていないだけで、その存在までを否定するものではありません。
万有引力の法則が発見されていない時代にも、しっかりと引力は存在していました。
それと同じで、似た属性のエネルギーが引き寄せあうという引き寄せの法則もはるか昔から今この瞬間にも存在し続けているのです。
法則とは、ある一定の条件下で常に作用するもの。
であれば、「どのような条件がそろえば働くのか」という部分を理解することができれば、引き寄せの法則を自分の都合のいいように活用することができるわけです。
「引き寄せの法則なんて本当になるのかな?」と疑いの気持ちがあるのなら、まずは引き寄せの法則や潜在意識、脳科学などの書籍を手あたり次第読んでみてください。
そうすれば引き寄せの法則がスピリチュアルだけでなく、科学的な側面も多分に持っていることが分かるはずです。
引き寄せの法則は大部分は脳科学や量子力学に基づいて説明ができます。
しかし同時に、どうしても現在の科学では説明ができない部分も持っています。
私にとってその部分が面白く、いろいろと探求してみたくなる好奇心をそそられるのです。
あなたも是非、楽しみながら引き寄せの法則を活用して、望むままにお金を引き寄せてみて頂ければと思います。