自愛・クリーニング~潜在意識にこびりついたメンタルブロックを解消する~

2019.03.03 2023.06.13 引き寄せの法則

引き寄せの法則で願望を実現させようとすると、たとえば「お金持ちになる」という願望を引き寄せようとすると、

自分なんかにできるわけがない
そんなの無理に決まっている

と自分の心の中から反発する声が沸き上がってくるという人がいます。

このような心の声は「メンタルブロック」と呼ばれるもので、多かれ少なかれ誰でもあるのかもしれませんが、中にはメンタルブロックが強すぎて引き寄せの法則がなかなかうなくいかない、という人もいるようです。

私自身は、そういった反発する心の声に悩まされたことがあまりないのですが、なぜ自らの願望を否定するような声が沸き上がってくるのか興味があったため、いろいろと調べてみました。

その結果、こういった心の反発に悩まされる人は、過去(特に幼少期)につらい経験をした人が多いのではないかという考えに至りました。

過去のつらい記憶により、その人は自分自身を否定し、自己価値(エフィカシー)を低く設定してしまっている恐れがあります。

その結果、せっかく「幸せになりたい」と願望を持っても、自己否定の信念が邪魔をしてしまうのです。

こういう理由で引き寄せがうまくいかない人は、引き寄せの法則を実践する前に「自愛」をすることをおすすめします。

自愛とは、その名の通り「自分を愛する」ことです。

自己否定の信念を持ち、エフィカシーの低い人は、これまで自分を愛することが少なかった人だと言えます。

もしかしたら、いつも「自分なんて…」とか「自分は幸せになってはいけないんだ」などと考えてしまっているおそれさえあります。

そういった心当たりのある人は是非、引き寄せの実践の前に「自愛」に取り組んで頂ければと思います。

潜在意識を引き寄せモードにする「自愛」の方法

潜在意識を活用するためになぜ自愛が必要なのか?

自愛メソッド

自愛の方法にはいろいろあるのですが、現時点で私がもっともおすすめしたいのは河合政実さんが考案した『自愛メソッド』です。

具体的な方法については河合さんの著書を読んで頂ければと思いますが、誰でもできると言っていいシンプルなものです。

完全なる自愛メソッド (角川フォレスタ)

自愛では通常、過去の記憶を浄化クリーニングしていくことで、その記憶にまつわるトラウマを解消し、生きていくうえで障害になっていたものを手放していくという方法を取ります。

『自愛メソッド』は過去の記憶の中でも、特に幼少期の両親との記憶を重点的にクリーニング(河合さんの著書の中では”記憶を愛する”と表現しています)することにより、現在の人生がうまくいかない原因だけでなく、過去のつらい記憶の根本的な原因ともなっている幼少期の記憶を浄化するというものです。

幸せな人生を送るために絶対押さえておきたい『自愛』とは?

うまくいかない人生をリセットする自愛の簡単なやり方

ホ・オポノポノ

ホ・オポノポノとは、ハワイ発祥の記憶のクリーニング方法で、あなたの人生の障害となっている記憶(過去からの情報)に対し、

  • 愛しています
  • ごめんさない
  • 許して下さい
  • ありがとう

という4つの言葉を掛けることでクリーニングするというものです。

なお記憶のクリーニングとは、その記憶にまつわるポジティブな感情もネガティブな感情もすべて浄化してフラットな状態にするものです。

「自分には無理だ」「そんなの無理に決まっている」という心の声の反発は、過去の経験から培った信念と願望との間に埋めようのないギャップがあるために起こります。

その信念は過去の記憶にまつわる感情によって作り上げられたものですから、記憶のクリーニングを行うことで、そういった反発の声を消すことができるわけです。

ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ 神聖なる知能が導く、心の平和のための苦悩の手放し方

斎藤一人さんの『天国言葉』

  • 愛してます
  • ついてる
  • うれしい
  • たのしい
  • 感謝してます
  • しあわせ
  • ありがとう
  • ゆるします

「天国言葉」とは、ダイエット食品「スリムドカン」で有名な銀座まるかんの創業者で、人生の成功法則についてたくさんの著書を出版されている斎藤一人さんが紹介しているものです。

斎藤一人の唱えるだけで運気が上がる「天国言葉」―飾るだけで願いが叶う直筆屏風&シール付き (主婦の友生活シリーズ ミラクルムック)

斎藤一人さんは、この天国言葉をたくさん口にすることで心の汚れが落ち、幸せな人生を歩めるようになると言っています。

私は以前、斎藤一人さんが講演の中で

天国言葉を1日に48回以上唱えることで心の汚れが落ちる

と言っているのを音声をYoutubeで聞いたことがあるのですが、その後、斎藤一人さんの著書をいくつか読んだ限りでは、回数に特に意味はないようです。

斎藤一人さんはよく、心をいっぱいに水が入った一つのコップに例えます。

不平不満や愚痴、悪口などを言うと、その言葉の数だけ一滴、また一滴と泥水がコップ落ちていきます。

そして、悪い言葉ばかり言い続けていると、たとえ最初はきれいな水だったとしても、いつしか心のコップは泥水でいっぱいになってしまいます。

反対に、天国言葉を口にすると、その言葉の数だけ一滴、また一滴ときれいな水がコップに落ちていきます。

そうして、水が一滴ずつ落ちるごとに、コップの水は少しずつ溢れていきます。

悪い言葉を使わず、天国言葉を言い続ければ、コップにはきれいな水が落ち続け、いつしかコップは濁りのないきれいな水でいっぱいになります。

こうして心がきれいになると、どこに向かえば自分が幸せになれるのか自然に分かるようになり、無理せず幸せな人生が送れるようになるというわけです。

不幸ばかり続く人に試してほしい「天国言葉1000回」のワーク

幸せ引き寄せ体質になろう!魔法の言葉で人生を変える10日間のワーク

PS:このブログでは引き寄せ初心者の方に向けて、引き寄せの法則を分かりやすくお伝えしています。「引き寄せについてもっと知りたい」「引き寄せるための思考・習慣を身につけたい」という方に向けた情報は、noteで発信しています。マガジンでは過去の有料記事もすべて読めるようにしています。