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やりたいことができない原因とそこから脱け出す方法

2018.11.05 2024.07.23 引き寄せの法則

やりたいことがあるのにできない…

夢や目標達成のため、やりたいことがあるのに、趣味を楽しむ時間がほしいのに、仕事や勉強などの”やらなければいけないこと”を片付けたときには疲れ果ててしまっていた…

そんなときって、焦ったりイライラしたりしますよね。

中には「自分はダメな奴なんじゃ…」と落ち込む人もいるかもしれません。

しかし、やりたいことができないのはあなたがダメなわけじゃなく、他に理由があります。

今回は、やりたいことができない原因とその状況から脱け出すための方法についてお伝えしたいと思います。

やりたいことができない原因

なぜ、やりたいことができないのか?

その原因は、たったひとつ。

セルフイメージです。

セルフイメージが低い状態だと、あなたがやりたいことをやろうとするとき、さまざまな妨害が出てくるのです。

何のことだかさっぱりかもしれませんので、順番に説明していきます。

やりたいことをやろうとすると湧いてくる罪悪感

いざやりたいことをやろうとすると、

「こんなことしていていいんだろうか?」
「こんなこと自分には贅沢なんじゃないか?」

というように、罪悪感が頭をもたげることがありますよね。

あなたは、なぜこんな風に罪悪感が湧いてくるのか分かるでしょうか?

答えを言ってしまえば、

これはその、今やっている”やりたいこと”が

現在のあなたのセルフイメージにそぐわない、言いかえれば、”やりたいことをやる”というのは、あなたが「理想の自分」に近づくための行動であるからです。

潜在意識が現状を維持しようとする機能

潜在意識には現状を維持しようとする機能である「ホメオスタシス」というものがあります。

人間をはじめ、すべての生物にとっての最優先事項は「生存すること」です。

そして、生き残ることを考えた場合、もっとも確率が高いのは「現状を維持すること」なわけです。

たとえば、あなたが熊だったとしましょう。

「熊だったとしましょう」と言っても無理があるかもしれませんが、要は野生で暮らしているとして、今生息している山はそこまで豊富に食べ物があるわけではないけど、生きていくのには困らない程度は食べ物が手に入るとします。

そして、隣の山には今いる山とは比べ物にならないくらい食べ物がたくさんあるかもしれない。

でも、ここが楽園に思えるくらい食べ物もなく強い敵もいて生きていくには過酷な場所かもしれない。

だったら今の状況を維持しよう。というのが、生物の本能としての考え方です。

これが、文明が発達した今でも人間の深い部分に埋め込まれているわけです。

創造的逃避(クリエイティブ・アボイダンス)

このホメオスタシス、つまり現状を維持しようとする機能があるために私たちが現状から外れようとする思考や行動を取ったとき、潜在意識が現状に留まるように罪悪感を感じさせたり、他のことに注意を逸らせたりしてある意味、妨害してくるわけです。

試験勉強をしなければならないのに、無性に部屋の掃除がしたくなったという経験はありませんか?

試験でいい成績を取れば、何かとメリットはあります。

それが分かっているけれど、ものすごくめんどくさかったり、他のこと、たとえばマンガや部屋が汚れが気になったりして、試験勉強がはかどらないわけです。

でも思い出してほしいのは、試験勉強をしなければならない状況になるまで、マンガも部屋の汚れも対して気にしていなかったということです。

つまり潜在意識は、あなたが現状を変えようとしたとき、あなたがそれをできない理由を創り出すのです。

これを、創造的逃避とかクリエイティブ・アボイダンス(Creative Aviodance)と呼んだりします。

やりたいことができないと何が起きる?

やりたいことができないできないのは、

  • セルフイメージが低い状態だから
  • ホメオスタシスによって創造的逃避が行われるから

という話をしました。

やりたいことができないとストレスが溜まったり、目標に近づけず焦ったりすると思いますが、

実はもっとマズいことになってしまうのです。

それは、どんどん幸せから遠ざかるということ。

セルフイメージは、私たちが同じような思考と経験を繰り返すことで、より強固になっていきます。

つまり、「やりたいことができない」という経験、そしてそれに伴う焦りやイライラという感情によって、自分は「やりたいことができない」というセルフイメージをより強くしてしまうのです。

そうなると、どんどんとやりたくないこと・いらないものばかりが引き寄せられてくることになってしまいます。

たとえば、

  • 陰口や愚痴ばかりで向上心のない友人
  • 裕福な人を妬んだりお金を毛嫌いする知り合い
  • 参加しなくないがしなくてはいけない飲み会
  • 一般常識や世間体を気にする思考

など、理想の自分に近づくためには邪魔となるものや考えが自分の元にやってくるわけです。

やりたいことができない状況から脱け出すためには?

やりたいことができない状況から脱け出すためには、“理想の自分”をセルフイメージとして設定してしまうことです。

実は、多くの人が現状に不満を持ちつつも理想の自分や、身を置きたい状況についてはイメージが漠然としています。

これでは、潜在意識は何を引き寄せればいいのか分かりませんよね?

そのため、あなたがより強い臨場感を抱いている現実、つまり現状を維持し続けるわけです。

理想のセルフイメージを設定するには、まず自分にとっての理想を書き出してみることです。

  • 収入面
  • 異性関係
  • 健康
  • 振舞いや考え方
  • 人間関係
  • 仕事
  • 容姿

など、理想の自分がどんなものか箇条書きにしてみます。

それができたら、できればいつも持ち歩いて一日に何度も見返してみてください。

そうすることで、だんだんとセルフイメージが書き換わってきます。

まとめ

以上、やりたいことができない原因とそこから脱け出す方法についてでした。

セルフイメージが変わると、自然と、無理せずにやりたいことができるように生活環境や状況が変わってきます。

必死になって時間を作ろうとしなくても自分の思考が変わり、それによって行動が変わります。

すると、それまで難しいと思っていたこと、たとえば、気の乗らない飲み会を断るとか足の引っ張り合いばかりの友人関係から離れたりとか、そういうことがストレスなくできるようになります。

やりたいことができないと、どうしても気持ちばかり焦ってしまうこともあるでしょう。

でもそんなときは、遠回りなようですが、無理に行動を起こして状況を変えようとする前に、自分の内面、つまりセルフイメージに働きかけてみてください。

それが結局は一番の近道です。

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