仕事が忙しくて、なんだか彼女に会いたくない。理由はわからないけど、彼女に会いたいと思わない。
男性であれば、誰しも一度は経験があるかもしれません。
本当に好きな彼女であれば、疲れているときこそ会いたいものなはず。
それなのに、そう思えない自分は彼氏失格なのではないか、疲れているからと余裕がなくなるなんて、男として小さいのではないかと自分を責めてしまう人もいるかもしれません。
本日は、男性が彼女に会いたいと思わない理由と、そんなときに女性はどうすればいいのかについて一緒に考えていければと思います。
会いたくないのは、一緒にいることが心地よくないから
- 会いたくないのなら、せめて理由を教えてほしい
- 疲れていたってしんどくたって、付き合っているのだからやさしくしてくれて当然
- 相手をしてくれないから最近アプローチしてくる他の男性の方に行くかも
こんなことを言われて、「この女性を大切にしよう」なんて考える男性はまずいません。
「好き」どうこう以前に「うざい」「めんどくさい」と思うのです。
彼氏・彼女の関係だからと言って、最低限やらなくてはいけない「義務」などありません。
疲れているときに自分の気持ちを彼女が納得するように整理して伝えるなんて、ただただめんどくさいだけです。
疲れていて家に帰れたら少しでも寝たい、という時期に長々とメールやLINEのラリーを強要されたりなんて、想像するだけでゾッとしますよね。
「相手してくれないなら他の男性にいくよ」なんて言われれば、たいていの男性は「どうぞどうぞ」とダチョウ倶楽部なみに送り出してくれるでしょう。
それなのに、多くの女性は彼氏が疲れているときにこのような対応を取ってしまいます。
彼氏の状況を思いやらず、自分の欲求を満たすことを優先しているわけです。
そして、満たされないと「彼氏が冷たい」「器が小さい」などと言って彼氏を非難してしまうわけです。
その結果、彼氏は彼女ということにうんざりして、「会いたくない」と感じるようになってしまうわけです。
これでは、自分から二人の関係を壊しに行っているようなものです。
逆に言えば、男性の置かれている状況を思いやり、そっとしておくべきときはそっとしておけるような余裕のある女性は必然的に人気があるわけです。
余裕があるということは、言い換えれば多くの男性が放っておかない・魅力がある女性ということですので、彼氏が疲れていたりという状況などおかまいなしにかまってもらいたがるのは、自分がモテない・魅力がないということを自分で証明しているようなものです。
人間は行動を強要されることを嫌がる
男性に限らず、人間は他者に行動を強要されることを嫌がります。
疲れているときや余裕がないときだけでなく、他人から「こうして」「ああして」と言われると、その相手に対して心地悪さを感じて離れようとします。
彼氏が女性に会いたがらないとき、多くの女性は彼氏の気持ちが冷めたのではないかと不安に感じて、気持ちを試すメールを送ったり、嫉妬させるような行動をわざと取ったり、彼の行動に対して不満をぶつけたりします。
しかし、これらはすべて逆効果です。
そして、疲れているときや余裕のないときに返事を強制しないようなねぎらいのメールを送れたり、彼の調子が上向いてくるまでそっとしておいてあげられる女性がまずますモテるようになります。
だからと言って「彼が疲れているときはメールしない」とか「会うことを強要しない」「疲れているときに長時間電話しない」などと決めたとしても、それは小手先でどうこうしようとしているだけで、根本的には解決していないので、彼氏の負担になる言動は変わらず、また似たような問題に直面することになります。
自分の幸せを外に求めない
彼氏に距離を置かれるのは、彼氏に「彼氏自身よりもあなたを幸せにする」ことを求めているからです。
彼氏に、彼氏自身の欲求よりも、あなたの欲求を満たすことを優先することを求めたり、ひどい場合はそれが彼女としての当然の権利で、彼氏の義務であると考えている女性もいます。
このような考え方の女性は、自分の幸せを自分の外に求めている状態です。
よく漫画などでありますが、「白馬の王子様が現れて…」という思考です。「誰かが自分を幸せにしてくれる」という、ある意味とても自己中心的で横暴な考え方です。
あなたを幸せにできるのは、あなた以外にいません。
また、あなたが彼氏を幸せにすることはできません。
なぜなら、幸せかどうかを感じるのは、その人自身だからです。
彼氏があなたに何をしてくれたとしても、あなたがそれを幸せだと感じなければ、あなたは幸せになることはできないのです。
逆に、彼氏が何もしてくれなくても、あなたが何もしなくても、二人が幸せになることはできるのです。
彼氏に何かを求めるのはやめましょう。
現在社会では、常に誰かが誰かに何か(または行動)を提供することを期待され、それに応えることで自身の存在価値を見出しています。
しかしその中にあって、何かを提供することを求めずにその人の存在自体をただ愛してくれる人がいたら、どう感じるでしょうか?
それこそが、あなたが彼氏にとっての「なるべき存在」です。
そうなれば、彼氏は何があってもあなたを離そうとはしないでしょう。
心の中で、彼氏が今この瞬間幸せであることを願ってください。
彼氏がつかれていると感じたら、心の中で彼氏を抱きしめてあげてください。
そうした想いは、潜在意識を通して波動となり彼に伝わります。
彼は無意識に、あなたという存在に大きな信頼を寄せるようになるでしょう。
以上が、男性が彼女に会いたくないと感じる理由と対処法です。
最近冷たい彼氏に何か言いたいと思ったとき、「それは自分の欲求を満たすためか、彼のためか」を考えてみるといいかもしれません。