引き寄せの法則によって願望が叶うとき、ある日突然なんの前触れもなく叶うこともあれば、何らかの前兆があることもあります。今日は、引き寄せの法則によって願望が叶うときにあらわれる前兆についてお話したいと思います。
願望に対して不安がなくなる
あなたにとって大事な願望であればあるほど、「叶わなかったらどうしよう…」と不安な気持ちになると思います。引き寄せの法則や潜在意識の存在を知って間もない頃は、それが本当に叶うのかもちろん半信半疑だと思いますし、信じようと思ってもなかなか心がついてこない状態だと思います。
しかし、毎日地道に丹田呼吸瞑想法やアファメーションを実践していると、あるときふと心が軽くなり、願望に対して「叶わないはずがない」という確信めいたものが心の中にあるのを感じます。
それまで寝ても覚めてもそのことを考え、ときには不安で押し潰されそうになっていたのに、気づくとその願望のことを忘れていたり、ホッと落ち着いた気持ちで過ごしている自分に気づくと思います。
願望に対して執着がなくなる
上の「不安がなくなる」と通じるところがありますが、それまではいつもいつも頭から離れなかった願望を、ふと忘れていることが多くなります。
曹洞宗の開祖・道元というお坊さんの言葉に、
何かを望むなら、その事柄を寝ても覚めても、ひたすら想い続けよそうすれば、たとえ、よこしまな思いでも叶えられる
という言葉があるそうですが、これは執着のことを言っているのだと私は思います。執着して、その願望について寝ても覚めても考えていれば、その願望がたとえ人道にもとるようなものだとしても実現するということを言っているのだと思います。
では、なぜ願望が叶う前兆として執着がなくなるのかと考えてみましょう。私なりの考えでは、その願望が潜在意識の中ですでに叶っているため、執着がなくなるのではないかと考えています。「潜在意識が主、顕在意識が従」と言われるように、潜在意識の中にあるものが、少し遅れて顕在意識(現実)にあらわれます。
ということは、潜在意識ですでに叶っている願望は、もう間もなく現実に現れるということです。そのことを潜在意識レベルで知っているので、願望が叶う(現実世界に現れる)前兆として、願望に対する執着がなくなる、と考えることができます。
[ad#adsense-middle]好転反応が起こる
また、好転反応というものがあらわれると唱える人もいます。私はこちらの記事にも書いているように、個人的には好転反応は引き寄せの法則の時差によるものだと考えていますので、これを願望が叶う前兆ととらえることについては、すこし懐疑的です。
まずは地道な実践から
以上が、引き寄せの法則で願望が叶う前兆です。
引き寄せの法則や潜在意識を知るきっかけは、きっとどうしても叶えたい願望があったり、大好きな恋人と別れてしまったなど、つらいことがあったときだと思います。
そんなときですから、もちろんはじめは願望が叶うかどうか不安で不安で仕方ないと思います。そういう不安に押し潰されそうなとき、一番の助けになるのが、丹田呼吸瞑想法やアファメーションに毎日地道に取り組むことだと私は思います。
引き寄せの法則には、行動は必要ないと唱える人もいますが、行動したからこそ持てる自信というものは確かにあります。その自信がポジティブに働いて、さらにいいものを引き寄せることができますので、まずは見よう見まねで構いませんので、まずは3か月、毎日地道に取り組んでみてください。