死にたいと思ってしまうことは、誰しもあるものかもしれません。
しかし、中には本当に追い詰められて何も見えなくなってしまい、自ら命を絶ってしまう人もいます。
もう何年も前になりますが、某飲食店に勤務していた女性が月に100時間を超す残業の果てに自殺をしてしまったことがニュースになりました。
従業員にまで自分と同じモチベーションを強要した経営者に原因があるのはたしかですが、それでもやはり、逃げ出すことはできなかったのかと悔やまれてなりません。
実際日本では、労働者をこのような心理状態に追い込むことで奴隷のように働かせる風潮があります。
だからこそ、最近では「社畜」という言葉がよく使われるようになったわけです。
私たちは、自分の身は自分で守らねばなりません。
会社や社会のルールに従うことで、追いつめられて自ら命を絶つ選択をしてしまう可能性は誰にでもあるのです。
なぜ、死にたいと思ってしまうのか?
死にたいと思ってしまったときには、こう考えてみてください。
もし今手元に10億円あったら、あなたは死にたいと思いますか?
おそらくですが、ほとんどの人は「NO」と答えるのではないでしょうか。
すべてとは言いませんが、この資本主義社会である日本では、ほとんどのことはお金が原因となっています。
仕事を辞めたらお金が稼げない、だからどんなにつらくても働き続けるしかない、そう思い込んでしまうことで私たちはどんどん生きづらくなってしまうのです。
また、会社を辞めるという選択肢が見えなくなるのには、自己評価が低いことも理由になります。
自分には今の会社を辞めたらお金を稼ぐことができない、今の会社を辞めたらどこも雇ってくれない、という風に自分の価値を認められないため、その先に希望などないにもかかわらず会社にしがみついてしまうのです。
あなたの生きたい世界をイメージしてみよう
しかし潜在意識と引き寄せの法則の観点から考えれば、「仕事を辞めたらお金が手に入らない」という現実も「会社を辞めたら生きていけない」という現実も自分自身で引き寄せているのです。
実際この世の中には、仕事をせずにお金を得ている人はたくさんいますし、会社に雇われずに生きている人は数えきれないほどいます。
それでもあなたが会社にしがみついてしまうのは、「自分にはできない」というあなたの思い込みがそうさせているにすぎません。
世の中は、あなたの捉え方次第でいくらでも姿を変えます。
今、目の前の世界で生きていたくないのなら、あなたはどんな世界で生きたいですか?
イメージを膨らませてみましょう。
どんな仕事をして、どれくらいの収入を得て、どんな人たちと過ごし、どんな暮らしをしていますか?
現実を忘れて、ワクワクしながら思いのままに理想の世界をイメージしてください。
イメージの世界に逃げ込もう
嫌なことばかりの現実にこだわる必要はありません。
私たちは目をつむればいつだって、理想の世界に行くことができるのですから。
現実から目をそらし、イメージの世界に逃げ込みましょう。
ワクワクしながら、あなたの理想の世界を目いっぱい楽しんでください。
くれぐれも、頑張ったり努力したりしないでください。
あなたがいくら頑張っても努力して結果を出しても、それは会社がお金を稼ぐために乗せられてやらされているだけのことです。
会社のためにあなたの人生を捧げないでください。
会社を利用しこそすれ、会社に利用されてはいけません。
死にたいと思ってしまうくらいなら、私はあなたに今すぐ会社を辞めてほしいと思っています。
それが無理なら、とりあえず抜けるだけ手を抜いてください。
そして、イメージの世界に逃げ込むのです。
まずは2週間、イメージの世界を楽しむためだけに生きてください。
きっと何かが起こります。